第5回目からはメーカーごとにご報告していきたいと思います。
水まわり、インテリアメーカーを数回に分けてご紹介しますが、
今回は本会場(フィエラ)、市街展示会場(フォーリ)ともに印象に残る展示をしていたZUCCHETTI社とKOS社をご報告します。
ZUCCHETTI社はイタリア有数の水栓金具メーカー、
KOS社はZUCCHETTI社のグループ会社で、樹脂製のバスタブや洗面器を製造する会社です。
製品のデザインは勿論、トレンドを押さえた空間の見せ方が美しく、
会場には多くの人が集まっていました。
下記の写真からは、フィエラ会場での展示になります。
いくつかに区切られたブースは、主力商品のシリーズコンセプトに則した空間になっていました。

【写真左】昨年のISHで発表された「FARAWAY」に「BELLAGIO」をセット。
キャビネットを床から浮かせたフローティングスタイルは軽やかさを感じさせます。
【写真右】同じく「FARAWAY」シリーズよりプールのようなバスタブ。幅はなんと4558mmもあります。
Continue reading →
今回は、今年のサローネを視察していて、
気になった色、多く目にした色についてご報告したいと思います。
今年多く目にした色はズバリ「ホワイト」です。

今年のサローネで印象的な展示を行っていたZUCCHETTI社。
【写真左】洗面器と水栓の水まわり器具を白で揃えた展示。
クロムめっきが一般的な水栓を白にするだけで、とてもクールで洗練された印象になりますが、
それをゴリゴリした壁面の質感と対比させるところが今年風な感じがします。
【写真右】空間も器具も白でまとめた新しい提案のバスルーム。
天井についている突起はFLOS社の照明器具。結露した滴がポタポタと垂れる様子をモチーフに。
そのホワイトの空間に一緒に使われている色が「ベージュ」「グレー」です。
のっぺりとした色ではなく、ややにごりがありニュアンスを持っているのが特長で、
これらの色合いが、第二回目のblogでご報告した「自然回帰、素朴感 + “すっきり感”」にも
関係してきています。
Continue reading →
ミラノサローネのご報告、第三回目です。
今回は「タイムレス」についてご紹介したいと思います。
長引く不況の影響から、今年はインテリア、水まわりに限らず、
派手なイメージ先行型の商品はほとんど見られませんでした。
しかし、それぞれアプローチは異なりますが、
どのメーカーも時代に左右されない普遍的な価値観を訴求しようとしていたように思います。
その中でまず目を引いたのは、
目に馴染みやすい、ちょっとだけレトロな要素を取り入れたようなデザインです。
最新のデザインでありながら、すでに「定番品」のような完成された佇まいがあります。

【写真左】THONET社では新作のチェアと昨年発表のテーブルをなんと天井につけて展示!
じっくり見すぎて首が痛くなりました。
丸みを帯びたデザインにどことなく懐かしさとあたたかみを、ひねりを入れたアームなどには新鮮さも感じます。
木が経年変化していく様子も長く楽しめそうなチェア・テーブル共に、深澤直人氏のデザイン。
【写真右】海外ではよく見かける壁付洗面と3ホール水栓ですが、丸っこいデザインでまとめ”懐か新しい”感じです。
Continue reading →
では、気になるキーワードごとのご紹介です。
ブースを見ていて気になったことは、
「自然回帰、素朴感 + ”すっきり感”」
を感じさせる展示でした。
おととし(2008年)のミラノサローネbagno展では、
ゴールドやクリスタルなどを使ったゴージャスな展示が多く見られましたが、
今年は一転してどのメーカーも自然の風合いを取り入れた
落ち着いた雰囲気でまとめてきていました。

【写真左】ちょっと極端な例ですが、黒とゴールドのゴージャスな空間が目立った2008年のサローネbagno展。
「非現実的」なイメージを前面に押し出した展示が多く見られました。
【写真右】今年はこんなに落ち着いた空間。肩の力を抜いた質の高い生活を感じさせる内容に。
この流れは、近年の世界経済の状況や人々のエコ意識の高まりを背景に
一部では既に取り入れられていた傾向で、当初はもっとストレートに「ロハス」的なイメージを
表現していた感じがありました。
しかし今年はそれらが若干すっきりと洗練された雰囲気にアレンジされたことで、
より現実の生活に寄り添ったものになった印象です。
Continue reading →
アイスランドの火山の影響で帰国が遅れましたが、
今年もミラノサローネの視察に行ってきました。
なんといっても今年は2年に1度の水まわり展示”bagno展”が行われる年!!
本日より数回に渡って、2010年ミラノサローネの様子をお届けしたいと思います。

【写真左】ファビオ・ノヴェンブレがデザインしたチェア「NEMO」。仮面がモチーフ。座ってみるとハイバックが体を包み込み、座り心地がよい
【写真右】KOS社の新作。フリースタンディングタイプのバスタブ「MORPHING」
Continue reading →
今回はISHご報告の最終回です。
番外編といたしまして、気になった商品などをご紹介したいと思います。
ISHに初出展したTOTOから。
日本のデザインと機能を十分にPRした展示になっていました。


Continue reading →
ISHのご報告、今回は洗面器メーカー編です。
日本でもかなり知られるようになりましたドイツの陶器メーカー、
DURAVIT社からご報告します。
今回のISHでも「さすが世界のトップメーカー」と思わせる広いブースでの出展でした。

Continue reading →
皆様、こんにちは。
久しぶりのブログ更新になりますが、
今回はヨーロッパの最新水まわりトレンドをご紹介したいと思います。
皆さんはISHというイベントをご存知ですか?
ISHは2年に1度、ドイツのフランクフルトで行われる水まわりの国際見本市で、
今年50周年を迎える展示会です。
水まわり業界では、これからの水まわりトレンドの行方を占う重要な展示会になっています。
今年はそのISHの開催年!!
3月10日から14日の期間中、視察に行ってまいりましたので、
その模様を何回かにわたってご報告したいと思います!
まずは水栓メーカーから。
イタリアのメーカー、ZUCCHETTI社です。
洗面・バスタブメーカーのKOS社と一緒のブースを構え、トータルで展示をしていました。
今回出展していた水栓メーカーの中では、
最もデザインに力が入っていると感じたメーカーのひとつです。

Continue reading →
かなり更新に日数をあけてしまいましたが、一応今日で最終回です。
最終回は、全くもって個人的に気に入った水栓なり洗面器なりを、
それぞれ3種類程度ご紹介させていただきます。
■■ 水栓編 ■■

キッチン用湯水混合栓。
引き出し式ではありませんが、スパウト部分がフレキになっていてヘッドを自由に
動かせるところと、タッチ式のところが気に入りました。
温調もボタンを押して操作をして、LEDにより水のときは『青』、お湯のとき『赤』と
いった具合に流水が光るようになっているのも特徴的です。

William Sawaya氏のデザインによる洗面用水洗です。
面をいくつか組み合わせたようなデザインと、ハンドルも個性的で綺麗な商品でした。

スタルクのシャワーシリーズです。何かほかとは違うデザイン性が感じられました。
それが名前によるものなのか、展示方法によるものなのかはあると思いますが、
画一的なスタイルに良さを感じました。
Continue reading →

先日、柄付きの水栓やさまざまな色を使ったものをご紹介いたしましたが、
今回はゴールドの塗装・めっきをした水栓金具をご紹介いたします。
販売先としてドバイやロシアのオイルマネーを狙っているのではないでしょうかねぇ??
普通のシングルレバーの混合栓ですが、ゴールドになるとまた雰囲気が変わった印象です。
Continue reading →