品川区 大井の家

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2007.12.25
  • 曲線が交差する外観。スロープで玄関と道路との段差をつなぐ。
  • 玄関にはいると、仄かな闇に包まれる。そして、床から浮かされた階段と共に光が迎える。

和声とリズム感がもたらす生活空間の「豊かさ」

住宅密集地の複雑な敷地形状にあわせて建物の外形を決め、高度斜線をクリアーする高さに抑えて計画。そこから鋭角の部分に3つの坪庭を配した。
坪庭と内部の関係を連続感のあるものにすることで、延床面積では測れない「拡がり」を生み出すことを目指している。

トップライトから光が落ちる階段廻りなど、スチールワークにも重点を置き、左官や木材といった素材と建築構成からくる和声やリズム感が、生活空間に「豊かさ」をもたらす。
複雑な外周に曲面壁が挿入されることで、さらに動きと内部-外部の連続感がもたらされる。2階から吊られた階段や、ほとんどを造り付け家具で組み上げることで、シームレスな統一感を目指している。

1F

  • 空とリビングを繋ぐLDKの吹き抜け。上部の丸窓は書斎部分。
  • LDK。曲面を描く壁は、冬の西日を導き、夏の西日を遮る角度に設定されている。ガラス窓は引き込まれるようになっており、坪庭空間と内部が一体化する。
  • LDK。床はコルクタイル。家具はタモ練付・染色で統一している。
  • シンプルなデザインのキッチン水栓。
  • 洗面所・浴室。竹の植えられた坪庭を眺め、露天風呂気分で入浴できる。角型の大型洗面器が存在感を示す。
  • 1Fトイレ。奥行きと高い天井が閉塞感のない空間を作り出す。

2F

  • 2F階段廻り夕景。トップライトからの光。日中は1階まで光を届ける。突き当たりに公園の緑。
  • 階段横のスクリーンは見る角度によって姿を変える。階段上は家族で本を楽しむ読書スペース。
  • 公園の緑に反射する朝の光を感じながらの書斎スペース。丸窓からは坪庭が見える。
  • トイレ横の洗面スペース。個室以外の共有スペースとしてつくられ、カタラーノ社製の角型ボウルを2つ並べて設置している。
  • シンプルなボウルに、ボラ社の水栓が合う。
  • 2Fトイレ内。ペーパーホルダーも含め他の空間と同じ仕上げで、統一感が感じられる。

設計事務所

廣部剛司建築設計室

住所 〒213-0004 神奈川県川崎市高津区諏訪1-13-2
広佐ビル2F
TEL 044-833-9798
URL http://www.hirobe.net
代表者 廣部 剛司
担当者 廣部 剛司

建物概要

名称 大井の家
所在地 東京都品川区
施主(事業主体) 個人
設計(監理) 廣部剛司建築設計室
施工 TH-1
工事期間 2006年10月〜2007年8月
建築用途 戸建住宅