兵庫県 130年の時を100年先の未来へ継ぐ家

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2015.05.07
  • 床材には厚み21mmのオーク材を使用。断熱性も高く、この厚みが次の100年へ継ぐ床となる。また建具は断熱効果の高い檜木製ペアガラスにて製作。全開口の開放的な窓を選定している。
  • 日本の伝統美を思わせるなぐり仕上げのキッチン扉に、水栓はセラトレーディングのアクサースタルクをセレクト。

1884年建築 伝統を継ぐ家

築130年の木造住宅である。長年にわたり家族を支え続けた家は、屋根や壁いたみがひどく隙間風や雨漏り、部屋ごとに違う段差など多くの問題があった。家を受け継ぐ子どもや孫に自分達と同じような苦労をさせることはできないとリノベーションを決意。

古民家ならではの佇まいは圧倒されるものがあり、古き良き伝統的な日本建築の美しさを残しつつ、現代性を融合させた次世代へ受け継ぐ空間作りを目指した。

味わい深い梁や柱、建具はそのまま活かし、外壁、軒は棒漆喰の仕上げ。内部は漆喰の美しさを活かしつつ庭と一体となるように、全開口木製窓やガラス床を設け、空間の連続性を意識している。
孫たちが怖がっていた蔵は、ロフト付きの子供部屋として再生。ビタミンカラーのアクセントウォールで元気なイメージに改修した。

広い開口部によりリビング・ダイニングでは日当たりが改善し、家族の集う時間が増えたと言う。耐震改修、次世代省エネ・創エネ改修、そしてバリアフリー改修工事を行い、どの世代にとっても住み心地のよい空間を実現できた。

  • 玄関には貴重な木製引き戸が保存されていたため、カギの取付け、断熱工事を行い再生。また、軒裏と外壁は左官職人による棒漆喰を施し大改修を行った。
  • ウッドデッキには豪州ひのきを使用し、和の調和とインテリアのつながりを表現した。
  • 和室の隣に坪庭を設け、光がとれるように計画。また縁側をガラス床にし、坪庭との連続性を意識している。
  • 蔵は修復して子供部屋に再利用。壁にはポップな絵柄でオリジナルクロスを施した。
  • 白基調の清潔感漂うパウダールームには、長さ3mの洗面カウンターを設置。継ぎ目がなく、洗面ボウルと一体化のカウンターはシンプルな空間に溶け込んでいる。
  • 水栓はセラトレーディングのプラビダを採用。凛とした佇まいにより古民家の洗面カウンターを美しく表現した。

設計事務所

株式会社 TBJインテリアデザイン建築事務所

住所 〒650-0027 兵庫県神戸市中央区中町通4丁目1-15
TEL 078-382-7255
FAX 078-382-7256
代表者 北村 和康
ご担当者様 北村 和康
URL http://www.tbj-design.jp/

建物概要

名称 130年の時を100年先の未来へ継ぐ家
所在地 兵庫県加古川市
施主(事業主体) 個人
設計(監理) 株式会社 TBJインテリアデザイン建築事務所
設計・施工 株式会社 TBJインテリアデザイン建築事務所・東播住設株式会社
工事期間 2013年5月~2013年11月
建築用途 住宅