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水まわり最新レポート

ヨーロッパの最新デザインバジェットホテル

2009.10.15

デザインバジェットホテルと呼ばれるホテル新世代が不景気な世の中ももろともせず躍進中だ。この数年でヨーロッパ各地に今までになかったホテルのニュータイプが誕生し、今後もまだその快進撃は止まりそうもない。ダブルルームが100ユーロ以下の低料金で従来のデザインホテルに負けないハイレベルにデザインされたホテル。経済不況で出費節約のビジネス客にもこのトレンドが大歓迎されているのは言うまでもない。

"ローバジェット&ハイデザイン”、"ローコスト&ハイラグジュアリー”、"アフォーダブル・ラグジュアリー”、ちょっと耳にするとホテル経営論では矛盾に聞こえるコンセプトを見事に実現させている。採算がとれるように人件費を減らすため最新のハイテクノロジーを応用したシステムを導入する。かといってゲストが従業員不足だと感じることは一切ない。無料でインターネットが使えて部屋でiPodをドックできるのも常識だ。お腹がすいたらスタイリッシュなラウンジでセルフサービス。部屋は16m2から22m2と当然ながら小さいが、ハイグレードなバスルームの設備、そして寝心地最高のマットレスのクオリティーには驚くほどこだわっている。

デザインバジェットホテルのターゲット客層はノートパソコンをいつも持参の"ラップトップ・ジェネレーション”や自分のライフスタイル、個性を重視する"ハイブリッド・コンシューマー”と言われる。従来の4つ星ホテルだと料金に不必要のサービス設備やサービス・スタッフの費用が含まれているのがなんとなく腑に落ちない人、格安便を利用して子供連れで週末に小旅行した時、いかにも安っぽいホテルも嫌だけどいかにもデラックスという雰囲気でも肩が張るというヤングファミリー、予算的にはもっと高級なホテルに泊まることはできるけれど、節約した分をレストランでの食事やシアターのチケット、ショッピングに回して楽しみたいという人だったりする。

ではここでオランダ、ドイツ、フランス、オーストリアでの各々に独創的な21世紀のデザイン安宿を紹介してみよう。(「デザイナーのためのヨーロッパホテルガイド」でカリム・ラシッドによるブレーメンのデザインバジェットホテルも取り上げているのでご参照下さい。)