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キュービック・ホテル

2009.10.15

キュービック・ホテル
Qbic Hotels

URL : http://www.Qbichotels.com

現地の若いデザイナーの卵達を起用したパブリックスペース。

「キュービー」となにやら謎めいているけど愛らしい名前の個室ユニットがコンセプトの鍵になっているローコスト&ハイスタイルなデザインバジェットホテル。「キュービック・ホテル」はクールでヒップで未来的、アムステルダムの使われていなかったワールドトレードセンター内に第1号(全35室)が2007年7月にオープンした。料金は69ユーロ。

ゲストはチェックインからDIYで、予約に使ったクレジットカードか予約ナンバーでタッチスクリーンのセルフサービス・ターミナルでルームキーのカードをもらいチェックアウトはそのルームキーを返却するだけ。デジタル・キオスクで街の観光情報もゲット。「グラブ&ゴー」のコーナーには地元ベーカリーのホームメードのスナックや各種ドリンクから歯磨きなども自動販売されている。ロビーのインテリアにはまだ無名の若いデザイナー達が自由に才能発揮できるまたとないチャンスを与えられる。ホテル毎に全く違うデザインで、ホテル側には安くあがり経済的で若いデザイナーにはまたとない現場での経験、ゲストには世界のどこにもないフレッシュなデザイン空間が提供されるという一石二鳥ならぬ一石三鳥と言いたいアイデアだ。

客室を構成する「キュービー」は7m2とミニサイズのプレハブのコンパクトなキューブのユニット。日本のカプセルホテルからヒントを得たのかもしれない。驚くほど実用的で宇宙船のキャビンに滞在するようなワクワク体験を約束する。部屋のLED照明はグリーン、レッド、ブルー、バイオレットとゲストが自分で好みの色を選べ部屋のムードをぐっと変化させることができる。エキストラロングなスウェーデンのヘステン社の贅沢なベッド。ヘステン社は創業1852年というマットレスメーカーの老舗でヨーロッパでもこれ以上の快適なベッドはないと絶賛され、馬の毛が主素材で庶民には手の届かないそれは高価なものだ。バスユニットはフィリップ・スタルクのプロダクトを採用。ワーキングとダイニング両用のバーカウンター風のおしゃれなコーナーまで用意されている。

現在は更にオランダのマーストリヒトとベルギーのアントワープに2号館3号館がオープンし将来は欧米諸都市でもキュービックなホテル展開を狙っている。



飲食物自動販売機コーナー「グラブ&ゴー」





「キュービー」プレハブのコンパクトなキューブのユニット。照明の色を選べる。

バスユニットはフィリップ・スタルクのデザインプロダクトで贅沢感。