デザイナーのためのヨーロッパホテルガイド 〜水まわり編〜 Vol.84

ラディソン・ブル・ホテル・ナント  2

2013/07/01

Radisson Blu Hotel Nantes

Add: 6 place Aristide Briand 44000 Nantes France
Tel: +33(0)2 72 00 10 00
Fax: +33(0)2 70 00 10 01
E-mail: info.nantes@radissonblu.com
URL: http://www.radissonblu.com/hotel-nantes

客室階のフロア。レトロでポップなカーペットのパターン。

ゲストルームは全142室。うちジュニアスイート15室、スイート5室。この140号室はジュニアスイート。

ナント美術館にもコレクションされるジョルジュ・ド・ラ・トゥールの明暗の対比が強い絵画にインスピレーションを受けたインテリア。ナントの建築のディティール写真が壁を飾る。

部屋の入り口脇のトイレ。

バスルームへはベッドの右側の引き戸を開けて。中央にコーリアンの洗面台、洗面水栓はプラビダ。右手にバスタブ、左手にシャワー。

ラディソン・ブルから歩いてすぐのグラスラン広場にある創業1895年という老舗のブラッスリー「ラ・シガール(La Cigale)」。お店というよりアールヌーヴォーの装飾美術館のよう。当時ナントで活躍した建築家&陶芸家だったエミール・リボディエール(Émile Libaudière)の内装。グラスラン劇場と広場を隔てて真向かいという位置もあり、昔からアンドレ・ブルトンやジャク・プレヴェールなど芸術家達も常連だった。ナント出身の映画監督ジャック・デミの名作『ローラ』にもここでのシーンがある。シガールは「蝉」のことで、「アリとキリギリス」の寓話(原題が「アリとセミ」)からとったとか。ファサードやテーブルのセラミックに焼き付けられたシガールのマスコットがとても可愛い。モザイク装飾のディティールなど、内装を隅から隅まで鑑賞しているとあっというまに時間が経つ。

ホテルのコンシェルジュが「絶対見逃さないで!」とリコメントしてくれた「グラン・エレファン」。ファンタスティックな象のマンモスマシーン。ジュール・ヴェルヌの世界から抜け出たのか。まるで本当に生きているように動き、鼻から水を噴射し、耳もパタパタと動く。3階建てで背丈12m、体長21m、体重48トン。レ・マシーン・ド・リルというクリエーターの集団が3年近くかかり完成させた。

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