セラトレーディングの商品をご採用いただいた住宅やホテルなどの事例をご紹介しております。ご自分のスタイルに合う住空間のイメージづくりの参考にぜひお役立てください。
8件
京都府 HOTEL VMG VILLA KYOTO
一級建築士事務所 森吉直剛アトリエ合同会社
2025/03/03
大正9年、当時大阪一と言われた料亭のご主人が茶会を催す私邸として建てられた数寄屋建築。祇園のお茶屋建築を多く手がけた数寄屋大工によって建てられ、随所に素晴らしい意匠が施されていた。建物は敷地形状に沿って南北に細長く、西寄りに配置されており、建物の東側には立派な庭が設けられていた。各部屋には庭が眺められる大きな窓があり、数寄屋建築ならではの雁行した平面配置により、建築全体として庭と一体の空間構成となっていた。
元々素晴らしい建物だったが、ホテルとして機能するために必要となるのが設備の設置。それに伴い必要となる天井の改装には技術的、デザイン的に検討を重ね、数寄屋建築の素晴らしい意匠をできるだけ残しながら設備の設置を実現した。天井以外についても終始既存建物へ敬意を払いながら設計し、細部の色合いや素材は現場でていねいに確認しながら決定していった。
水まわり設備はホテルとして最新設備の設置が求められるため、築100年の建物に新旧が心地よくなじむように、新しい仕上げ材や造作家具と共に設置した。
その結果、既存の状態を保ちつつ、あるいは寄り添いながら、100年前の数寄屋建築の空間構成、意匠性は変わらない快適なホテルとなった。
リフォーム
ホテル
洗面
浴室
和モダン
静岡県 森を育む丘の家
OKDO
2023/06/01
静岡県某所の区画整理事業地の一角に、丘のような住宅を設計した。
森を切り拓いて作られた敷地周辺には、設計当初街路樹や公園などの緑は一切なく、 没個性の人工的な風景が広がっていた。新興街区に建ち始めた建築は配置も高さもバラバラでとりとめがなく、町並みとして目指す方向が定まっていないように見えた。私達はこの場所に、町の成長や豊かさに寄与するような、そんな風景を作りたいと考えた。
住まい手は、人間と犬が垣根なく快適に共存できるように、「外部のように開放的な内部空間」や「内部のように落ち着く外部空間」を求めていた。
まず敷地の高低差を利用して丘状の地盤を設計し、地盤内に内外部空間を混在させることで、屋内と屋外の境界を曖昧にした。
つぎに敷地の気候環境を丁寧に検証することで、空調システムに頼らなくても快適で、四季の移ろいを愛おしみながら生活できるように設計した。
敷地境界を塀で囲わずに緩やかに繋げたことで、住宅内から眺める空はどこまでも続き、道往く人々は豊かな緑を享受することができる。
この丘のような建築は大地のように力強く存続し、長い年月をかけて木々を育む。木々が成長すると丘は小さな森になり、この街のひとつの拠り所として愛され続けていくことに期待している。
新築
戸建
洗面
浴室
キッチン
ナチュラル
東京都 染織りの家
一級建築士事務所 佐藤・布施建築事務所
2022/04/01
東京・西荻窪、骨董通りを抜けた住宅街に建つ、木造3階建ての家。1階は染織作家である妻・高見由香氏のアトリエ、2・3階は3人家族のお住まい。20坪と限られた敷地だが、車を持たない分、アプローチに緑ゆたかな庭をとることが出来た。アプローチを彩る四季折々の植栽は、家族が楽しめるだけでなく、道行く人々を和ませてくれる。1階は創作のアトリエと、展示会のギャラリーを兼ねており、靴のまま入れる広い土間空間に。通りに面しても、1・2階を貫く大きな窓を設けている。周りは2階建ての建物が多い住宅街のため、家族で過ごすLDKを見晴らしのよい3階に上げて、天井を高くとった開放的な空間に仕上げた。2階は、寝室や水まわりのプライベート空間。1階と3階を「美しく、居心地のよい空間」として最大限生かせるよう、挟まれる2階は天井高を抑え、コンパクトで使い勝手のよい家事動線を目指した。セラトレーディングの商品は、プロダクトデザイナーである夫とともに、夫妻で吟味し選定した。
新築
戸建
洗面
浴室
キッチン
トイレ
ナチュラル
東京都 HS邸
株式会社 地下室
2017/11/01
このお住まいに暮らすご夫婦は多忙な日々を送られており、帰宅後や休日は、シンプルでありながらも南国のラグジュアリーホテルのような空間で、いかに心地よく過ごせるかをハード、ソフトの両面で追求された。
一番の特徴は地階にある寝室。一年を通して室温が一定している地下の環境を最大限に取り込み、快適な寝室を実現。また、遮音性能の高いコンクリートの地階は、オーディオルームとしても最高の環境を作り出した。
躯体は100年住宅を目指すために、株式会社 地下室独自の技術「DeMesh工法」で、メッシュ状の型枠を使うことで硬化コンクリートを改質し、緻密で耐久性の高いコンクリート構造を実現した。
敷地は南側を除き、隣地の建物が迫っている。南側も道路に面した間口4mを除くと、隣地建物のアプローチとなっているので、外部に対してある程度閉鎖的に計画した。開口部にはガラスブロックを積極的に用い、自然光を内部に採り入れ、閉塞感をなくしている。
ご夫婦がもっとも長い時間を過ごすリビングダイニングを大きなワンルームとして設けた2階。
ゆったりとしたレイアウトの対面式キッチンを中心に、ダイニング、リビング、更にカウンターで緩く仕切られた和室を配した。完璧で高品質な躯体を目指すために配線、配管類を一本も通さないというルールを追求し開発された「設備コンソール」の間接照明が、落ち着いた光をリビングダイニングに投げかける。
新築
戸建
洗面
浴室
トイレ
シンプル
東京都 S-house
遊空間設計室
2016/11/01
四季折々に変化する豊かな庭の緑や空とつながるモダンな住まい。床レベルを一段下げたリビングスペースは、庭の緑を地面に近いレベルから一望できる。内と外をつなぐ窓辺のカウンターは、ベンチにも机にも小物を置くスペースにもなり、リビングは東南角の囲われ感のある落ち着いた家族の居場所となっている。庭とつながる広いステージテラスを持つダイニングルームは、吹き抜けとスチール階段で軽やかに2階とつながる。南西にある和室は開口の高さを抑えた静寂のあるスペースで、客間としても使われている。入り口の欄間は、解体前の母屋にあったものを活かした。
階段を上がったところの2階吹き抜け周りには、小物や本などを収納する、子供室前の書斎スペースがある。そこに設置された収納棚の天板は、カウンターと手すりを兼ねている。寝室・子供室とも2階のテラスとつながり、さらにその先の庭の緑や空、都心の高層ビル群など遠くまで視線が抜ける心地よい場所になっている。
この住まいが都内にあることを忘れてしまうほど、外の緑や光、風を積極的に呼び込めるような平面及び断面計画を心掛けた。豊かな緑に囲まれた場所に建つ、室内外の空間が柔らかくつながる、心地よい住まいになっている。
新築
戸建
洗面
和モダン
東京都 余白を丁寧に活かした住宅
株式会社 ブルースタジオ
2015/01/05
閑静な住宅街に建つマンションの一室。
和にも洋にも対応できる心地のよい「ニュートラルな空間」をコンセプトに、リノベーションをスタートさせた。
余白の使い方にこだわり、リビングの一角には、玉砂利を敷いた「床の間」をつくった。
コンセプト通り、和とも洋ともとれるこの「床の間」は、この家の核となる空間である。
また、家具には木目が際立つ無垢のオーク材を使用し、上質さとともにニュートラルな空間に程よいアクセントを加えている。
集合住宅であるが、浴室にはハーフユニットバスをセレクトし、居心地のよい空間を実現させた。
既存の大きな窓から光があふれるバスルームは、ユニットバスでは実現しにくく、ハーフユニットバスをセレクトしたことで明るく快適な空間を叶えている。
リフォーム
マンション
浴室
キッチン
トイレ
ナチュラル
シンプル
鎌倉市 極楽寺の家
向山建築設計事務所
2009/11/30
海まで歩ける距離でありながら山深い、鎌倉ならではの環境。南側隣地の庭には桜が咲く絶好の敷地である。狭小な住宅でありながらも周辺の環境をとり込むように、木の窓の位置と大きさを丁寧に配置した。緑と広い空など、豊かな環境を普段の生活の中でたっぷり味わえる住まいを実現させた。
新築
戸建
洗面
浴室
キッチン
トイレ
ナチュラル
シンプル
横浜市 SHUHALLY
MINIMA
2009/11/30
若い茶人のための茶室である。
茶道の根本とは、自然体のままで季節感を大切にし、「もてなし」と「しつらえ」を基本とした生活文化にある。四季を感じられる日本の気候風土に根ざした伝統文化であり、「衣食住」「立居振舞」を学ぶことができる文化でありながら、敷居が高いと思われがちな「茶」の文化を若い世代にも触れてもらいたいと始めたのが、『SHUHALLY』というプロジェクトである。
プロジェクトのコンセプトである『SHUHALLY』とは、千利休が茶道の心得として説いたといわれる「守・破・離」に由来する。基本を守り、創意工夫を加え、独自のスタイルを確立するという、物事を習得する過程での精神である。 「茶」の文化を通して、日本の生活文化を見直し、現代のライフスタイルに合わせた再生・提案をしていくことが『SHUHALLY』の目的であり、そのひとつのかたちがこの茶室、『文彩庵』である。
場所は、横浜市・関内。駅徒歩3分という都市の喧噪の中に存在するオフィス住居併用ビルの5階にある。また、この茶室の区画はもともと賃貸住宅として計画されていたため、階高が低く、大きなコンクリートの梁型をもつスケルトンであった。その環境の中に、既存の構造体に影響されない自由な空間を創り出すこと、そして「市中の山居」と呼ばれる茶室の静寂さを生み出すことが求められた。
玄関から続く各部屋は、玄関の壁面から連続する一繋がりの天井をもつ空間であり、必要に応じて建具で仕切る構成とした。外部空間の要素を室内に取り入れることを意図して、素材は「竹」とした。その結果、連続する天井面とそこから漏れる光により、竹林のような静けさと伸びやかな空間となっている。
広間、小間と呼ばれる2つの間は、それぞれ異なったアプローチで光と素材を取り入れた。広間は自然光を重視し、茶室で伝統的に使用される「杉」「竹」といった自然素材で構成、小間は人工光を積極的に取り入れ「ガラス」「ステンレス」という現代を代表する人工素材で構成する空間とした。
建築はその時代の技術、環境によって変化していくものであり、中でも茶室は光とそれにより生み出される陰影や、様々な対象の肌理が作り出す情景によって成立する空間である。時代と共に移り変わっていく「光」「素材」の扱い方を2つの空間で表現し、共存させることで互いに補完し合う関係を創り出すことを目指した。
この空間を訪れる人々にとって「SHUHALLY」の精神を養う場所となることを期待している。
新築
その他
トイレ
和モダン
その他
8件