セラトレーディングの商品をご採用いただいた住宅やホテルなどの事例をご紹介しております。ご自分のスタイルに合う住空間のイメージづくりの参考にぜひお役立てください。
4件
神奈川県 葉山の住宅
hm+architects 一級建築士事務所
2022/12/01
神奈川県葉山町、閑静な住宅地に建つ新築の戸建住宅。
葉山を新たな住まいに定めたクライアントご夫妻は、この地の空気感に合う、おおらかな暮らしのイメージとして、吹抜けのある住空間を希望された。
1階には家族のつながりが感じられる、LDKからなる一体の空間、2階には個室を配置し、そこへ空間の広がりを獲得するようテラスを各階に加えた構成とした。延床面積を30坪ほどに抑えながら、各階に設けた2つのテラスは、内部空間に対し、それぞれ異なるかたちで外部への広がりを見せている。
1階リビングの南側にあるテラスは、内部床が外部へ引き出されたようなスペース。建築の操作としては、2層吹抜けの袖壁を外部へ伸ばしつつ、前面の道路側にアイストップとなるコンクリート壁を立てることで適度に視線を遮り、外リビングのような領域とした。
2階のテラスは、南北に細長い屋根・壁のあるトンネル状のテラス空間を建築内部に引込むように設けている。室内からは、この空間は外部でありながら屋内のようにも視認され、隣接する空間に奥行きを与えている。屋内のような居心地を感じられるこの半外部空間は、ハンモックでくつろぐなど葉山町の光や風を日々の暮らしの中で楽しむ場所にもなっている。
新築
戸建
洗面
キッチン
ナチュラル
東京都 都心の別邸
有限会社 ラブアーキテクチャー一級建築士事務所
2021/01/05
都内に建つ別邸である。お施主様からの要望は唯一「自宅にないもの、足りないものをモダンな空間で構成して欲しい。」ということであった。この建物は一般的な意味での住宅=日常とも、別荘=非日常とも異なり、それは日常と非日常の間にある住宅であり、日常を拡張する、あるいは新鮮に見せる、そういった効果を狙う必要があると考えた。一般的な別荘であれば、非日常的な周辺環境に建築を効果的に開くだけでそれは可能になるが、敷地が限られた都心であるが故、形態操作によって庭や自然光と関わりながら非日常を生み出す効果は限定的だと考えた。そこで、建物の外観からインテリア、家具、ファブリックまでをボーダーレス、かつ等価に扱いデザインすることで新たな環境表現を試みることにした。日頃から世界中を旅し、上質なものや空間に触れているお施主様は、建築やインテリアに対する造詣が深く、その要求のレベルは非常に高い。その要求に応えるため、インテリアコーディネーターやテキスタイルデザイナー、照明デザイナーに頼ることなく、空間を構成する全てを私一人で緻密にデザインすることにした。水栓等衛生器具も、その空間を構成する重要なアイテムのひとつと考え、場所ごとに慎重に選定した。形態と多用される素材や仕上げ、エクステリアとインテリアを等価に扱い、そこで動く人や自然光とのインタラクティブな関係の中で、無数のシーンを体験させることで、日常でありながら終わることのない非日常を建築で成立させることができた。
新築
戸建
洗面
浴室
キッチン
トイレ
エレガンス
アーバン
東京都 H邸
ラブアーキテクチャー一級建築士事務所
2019/12/02
約70年前、著名な日本史学者が本駒込の地に建てた母屋と書斎。夏目漱石研究等で知られる比較文学者である息子の代に、建築家の故黒沢隆氏の手によって、2回リノベーションされた。さらにその住宅が3代目に渡る段階で、私が3回目のリノベーションをすることになった。
元々母屋と書斎は、庭に対して出来るだけ南面させるためか、それぞれ敷地に対して傾いて建っていた。黒沢隆氏が1972年に増築により書斎を2世帯住宅に、さらに同氏が1989年に母屋を撤去した。その跡地に集合住宅を建設した時点で、残されたこの住宅は敷地に対する傾きの根拠を完全に失った。施主の要望は、つぎはぎの結果出来てしまった家の周りに複数あるこの僅かな隙間を活かすこと、家と庭の親和性を回復することの2点であった。学者の家系である故か、不合理なことが気になるらしい。そこで、北西の隙間は、玄関を敷地境界まで突き出すことで、アプローチから玄関のガラスを通して見える坪庭に、LDKとセットで回遊できる廊下の位置は、巡る過程において坪庭化した隙間をガラス越しに必ず捉えるように計画し、奥様の書斎や浴室は隙間とセットになって美しい眺望や光で満たされるようにした。それだけでなく「勾配を与える」以外に意味を持たない小屋裏の大きなデッドスペースを子供部屋のロフトベッドにし、自然光を効果的に取り入れる採光装置にした。機能を持たない各部の隙間は、機能で満たしていくことで反転、もはやこの住まいの質を決定付ける重要な要素になっている。最大の隙間である鬱蒼とした庭は、この家と集合住宅の隙間をスタート地点として、奥様の書斎まで幅を変えながら、緩やかに円弧を描く緑に囲まれた居場所に変えた。その結果、三和土を挟んで分節する緑は、リビングから見た時に心地良い奥行きをつくってくれる。この家の象徴でもある泰山木は2階のどの子供部屋からもよく見える。
と或る4月の昼下がり、ご主人はデッキテラスから庭の三和土にテーブルと椅子を移動してお茶を飲み、お嬢様は奥様の書斎で寝転がり読書をし、奥様はご主人の書斎でパソコンをする等、各人が心地良い場所を見つけて寛いでいる。まるで、絡まった糸を解し編み直すような、そんな設計作業だった。
リフォーム
戸建
洗面
浴室
キッチン
ナチュラル
愛知県 大口の家
Airhouse
2017/02/01
敷地の3方向が道路に面する細長い敷地での計画。Webデザイナーのご主人の事務所としても使用しながら、専業主婦である奥様と日常での距離感を保ち、天井の高い開放感なLDK空間を持った仕事場兼住まいを望まれた。敷地の東西が細いために、建物の幅を確保することが難しい。ここでは必要な分だけ斜めに平面をとり5角形の形状に。そして建物の角を丸くすることで角地に立つ建物の圧迫感を軽減するとともに、敷地に余白をつくることで多くの植栽をするスペースを確保した。そうすることで建物と道路の距離をとりながら、印象を柔らかなものとすると同時に、余白に設けた植栽が周辺環境に対して森のような役割となることを目指した。そして内部で採用した壁の曲線は、角という境界を無くし空間的な広がりを感じさせるものとして貢献している。結果的にその形状は、住宅と事務所の中間的な佇まいを持ちながら、内部空間の曲線をベースとした包まれるような質感と自然を感じられる開放的な空間を得る事を可能とし、住み手にとっても周辺環境にとっても豊かさを提供することを意図している。
新築
戸建
キッチン
ナチュラル
シンプル
4件