2018・ミラノ・サローネ ―番外編・フォーリサローネ―

最終回となる3回目は、フォーリサローネをご紹介いたします。

フォーリサローネとは、ミラノ・サローネ期間に合わせて、
会場出展メーカーはもちろん、その他の企業やデザイナーが
ミラノ市内で自主的に開催しているデザイン・イベントを総称したものです。

今年は、ミラノ・サローネ会場も過去最高の来場者数とのことで、
ミラノ市内も会場同様、大変賑わっていました。

まずご紹介するのは、佐藤オオキ氏が率いるデザインスタジオ「nendo」です。
フォーリ・サローネで一番盛り上がる地区、
ポルタ・ジェノヴァにあるスーパースタジオが展示会場でした。
夕方に訪れたということもあり、入場するのになんと1時間待ち!

1ブースに1作品の全10ブース10作品で構成されていて、
それぞれ日本の繊細で緻密な素材と技術によって生まれる「ものの動き」を
カタチにした展示となっていました。

そしてブースには、日本でおなじみの海洋堂製の「ガチャガチャ」が!

カプセルの中は、展示されていた10作品のイメージ模型でしたが、
残念ながらSOLD OUT!
噂によると、日本でも秋頃に購入出来るとか出来ないとか?

続いては、フランスの2大ハイブランドの展示をご紹介。
まずはルイ・ヴィトンです。

薄暗い世界に、モノグラム・モチーフや作品が浮かび上がり、
とても幻想的な空間でした。

ルイ・ヴィトンの象徴であるモノグラムの花びらがモチーフになっている
吉岡徳仁氏のブロッサム・スツール(Blossom Stool)も新作が展示されていました。

そして、エルメス。

巨大なハンドメイド感のあるタイルで出来た箱が展示会場のいたるところに!

箱の中には、エルメスの様々な家具やタペストリー、ラグなどが展示されていました。
タペストリーは細かいビーズで縁取りや刺繍がされていて、
間近で職人技を見られたことに感動しました。

会場入り口には、カフェスペースもあり、
エルメスのカップでエスプレッソやプチデザートを無料で提供。
おもてなしの心を感じます。

最後は、ミラノ中心部から少し離れた場所で展示を行なっていたパオラレンティです。
今年のミラノはとにかく暑く、ここを訪れた日も30℃近くまで気温があがり、
展示場所が駅から遠く、心が折れそうになりながら会場へ到着。
緑豊かなファサードが訪れた人を癒してくれます。

中に入ると、色とりどりの丸いモチーフがお出迎え。

その奥には、今年の注目カラーのグリーンを基調とした展示がありました。

3週にわたり、ミラノ・サローネ報告をお届けしましたが、
お楽しみいただけましたでしょうか?
まだまだお伝えできないところもありますが、
機会がありましたら、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

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