デザイナーのためのヨーロッパホテルガイド 〜水まわり編〜 Vol.73

マーティンズ・クロースター(ベルギー・ルーベン)

2010.06.25

Martin's Klooster

Add: Onze-Lieve-Vrouwstraat 3000 Leuven Belgium
Tel: +32 (0)16 21 31 41
Fax: +32 (0)15 22 31 00
E-mail: kh@martinshotel.com
URL: http://www.martinshotels.com

メッヘレンの街を象徴するのは世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」に数えられ、高さ97.28mもあるゴシック様式の鐘楼だ。13世紀から3世紀もかけて建設された聖ロンバウツ大聖堂の塔で、最も古いものは1480年の鋳造という、49個の鐘からなるカリヨンが2組、合計98の総重量80トンもある鐘が街に響き渡る。塔の内構造や鐘の現物を見学しに514段の階段をフィットネス気分で頑張って上ってみよう。
25kmほどのドライブでメッヘレンの教会ホテルからルーヴェンの修道院ホテルへ。ルーヴェンは世界最古 (1425年創立) のカトリック系大学がある“学生の街”、そして世界最大のビール会社インベブがある“ビールの街”として知られる。小型車でも通り抜けるのがやっとの旧市街の石畳通り。「マーティンズ・クロースター」は2003年7月に全40室でオープン。2011年7月には更に60室が新しくオープンする予定である。ホテルの建物は元々16世紀に神聖ローマ帝国皇帝カール5世の書記官を務めたギ・モリヨンの邸宅として建設された。後にアウグスティン修道院になり、騎士のためのホスピタル、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼者の休み場としても使われていた。


ホテルのレセプション&暖炉のあるラウンジバー。


暖炉のあるブレックファストルーム。夏は裏庭テラスも。


客室への木の階段やステンドグラスが建物の歴史を物語る。



クラシックモダンな部屋は広々としてダークな木のファニチャー、アースカラーのベッドスプレッドやソファのカバーが修道院の雰囲気にマッチ。
電気暖炉でアットホームなリビングコーナー。マーティンズ・ホテルチェーンのマスコット、バスローブを着たテディベアがマントルピースに気持ち良さそうに腰かける。


バスルーム。ナチュラルな石灰岩のカウンターに白いセラミックがよく映える。客室は20室にジャグジーバス付き。洗面器はPORCELANOSA GAMBADECOR、水栓はnk PORCELANOSA、便器はPORCELANOSA SYSTEM-POOL。

ホテルからは「石のレース」とも言われ、ベルギーで最も美しいファサードの市庁舎へも歩いてすぐ。

この地方はホワイトアスパラガスの産地として有名だからなのか、街のパン屋さんで見かけたケーキまでバタークリームがアスパラガスの形をしていたので、思わずシャッターを押した。