〜Nico-house〜 第5回

「完成編その1」 ~Nico-house 自然に子育てが出来る住環境を求めて~

それでは、ついに完成した家をご紹介していきます!

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Before

N
After

まずは玄関から。
暗くて閉鎖的だった玄関は、サンゴバンの型板ガラス(※1)を使用した大きな框引き戸で仕切られたため、扉を閉めた状態でも抜けと明るさが確保でき、床にはお施主さんとこだわって選んだ黒い石が張られ、ちょっと若々しい雰囲気になりました。
※1:フランスのガラスメーカー

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【写真左】Before
【写真右】After

玄関の先を左に曲がると寝室です。
窓下には、トチの無垢板を使ったカウンターがきれいに納まっています。
カウンター左の壁は元々凹凸がありましたが、壁をゆるくカーブさせて凹凸を消し、壁に陰が出来ないようにしました。
照明は陶器のソケットを使用したシンプルな裸電球にして、自然な素朴感を出しています。

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普段は壁のように見え、開けると小上がり(多目的スペース)の部屋につながる押し入れも作りました。
「出来るだけ空間を有効に使いたい」とのお施主さんの要望にこたえ、下段の収納は長いものがしまえるように大工さんが工夫して作ってくれました。

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次はトイレを見てみます。
排水管関係で床を上げていて、その床には玄関と同じ黒い石を張りました。
便器にはTOTOのネオレストを採用。奥行1200mmのかなりコンパクトな空間なので、小型でシンプルな形状が重宝します。
その上には間接照明を兼ねたトイレ収納を設け、中にはトイレットペーパーをたくさんしまえるようにしました。
便器に向かって右側の壁にはアクセサリー類を設置。邪魔になりやすい手洗器をコーナーに納め、リモコンやタオル掛けは煩雑な印象にならないよう手洗器と上端を揃えました。

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次は小上がり(多目的スペース)です。
プラン作成中にどうしても取れない間仕切り壁が発覚し、床下に大きな収納を設けた部屋にしたところです。(第二回参照)
当面は食事のあとゴロゴロしてくつろぐ場所ですが、将来は子供部屋か寝室にする予定。
こちらも押し入れを開けると寝室につながるので、通風が可能になっています。

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そしてLDKへ。
もと和室だったリビングは、狭くて暗い印象だった部屋が広くて明るい部屋になりました。
お施主さんと何時間も塗り見本と壁を眺めながら決めた色も落ち着いた雰囲気を出しています。
梁の段差を利用してピクチャーレールと間接照明も設けたので、絵も飾れるようになっています。

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【写真左】Before
【写真右】After

ダイニングは、一部がパソコンデスクになっていて、キッチンで作業しながらパソコンで検索できるようにしている大きなカウンター収納と、素材的に違和感が出がちなエアコンやスピーカーも収納されている吊戸棚があります。
扉の手掛けは、出っ張らず、空間がうるさくならないよう斜めにカットして作りました。
このようなちょっとしたところの細工や配慮が、空間全体の雰囲気に影響してくるように思います。

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「壁や天井の仕上げは漆喰にしたい」との希望でしたが、予算の関係上、吊戸棚とカウンターの間の壁だけ漆喰に。
仕上がりを見たお施主さんは「無理してでも全部漆喰にすればよかった…」と後悔していました!
写真で見るとあまり違いが出ませんが、実際の質感はやはり違います。

白いコーリアンの大きなカウンターがある2列型のキッチンの上には、ステンレスの換気フードが設置されています。
もともと行き止まりだったキッチンは、倉庫へと進める家事動線ができて、光も風も抜けるようになりました。
照明器具は照明ダクトに付けるスポットライトにして、数を増減したり、手暗がりならないように角度を調整できたりするようにしています。

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【写真左】Before
【写真右】After

正面のアクセントウォールにはタイルが張られました。
色の割合のみの指定で、あとは工場で適当に混ぜてシート状になって張られるのでどうなるか心配でしたが、なかなかいい感じに仕上がり、お施主さんにも満足していただけたようです。
壁に付けたキッチン雑貨をぶら下げるためのタオルバーや型板ガラスの框戸との相性もいいようです。

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シンクはカウンターと継ぎ目なく一体でお手入れも簡単。
ハンスグローエのキッチン水栓が空間を引き立てます。
引き出し類は、持っている鍋やフライパンに合わせて作られています。

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夜は照明によってちょっと大人な感じになりました。

次回は最終回、水まわりをご紹介します!どうぞお楽しみに!!

Posted in リノベーション