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キッチン水栓(蛇口)の種類と選び方をわかりやすく解説!

2025/06/10

毎日の料理や洗い物に欠かせないキッチン水栓(蛇口)。いざ選ぼうとすると、その種類の多さに驚く方も多いのではないでしょうか? デザインや機能、使い勝手など、様々な要素を考慮して最適な一本を見つけるのは至難の業です。
シンク周りの印象を左右するキッチン水栓。このページでは、あなたのキッチンスペースにぴったりの水栓を見つけるための選び方を、形や操作性の視点から詳しく解説します。あなただけの理想のキッチンを実現するために、ぜひ参考にしてください。

1. キッチン水栓はスパウト(吐水口)の形状で選ぶ!

まずは水が出る部分でもあるスパウト(吐水口)の形状の種類をご紹介します。
キッチン水栓を選ぶ際、デザインの核となるのがスパウトの形状です。見た目の印象はもちろん、使い勝手にも大きく影響するため、あなたのキッチンスペースやライフスタイルに合った形を選ぶことが重要です。

1.1. ストレートタイプ

キッチン水栓の「ストレートタイプ」は、その名のとおり、スパウトがシンクに向かって伸びているのが最大の特徴です。最もシンプルでポピュラーな形状として、多くの家庭で採用されています。
ただし、吐水口が低い位置にあるため、大きな鍋や高さのある容器などを洗う際には、水栓先端に当たってしまうため、注意が必要です。

ストレートタイプ
参考商品:TOTO
ストレートタイプ
参考商品:TOTO

1-2.L字タイプ・U字タイプ

根元からまっすぐ垂直に立ち上がり、途中でアルファベットの「L」を横にしたように直角に曲がったものが「L字タイプ」、途中でアルファベットの「U」のようになだらかな曲線を描いたものが「U字タイプ」です。

どちらも吐水口の位置が高いため大きな鍋やフライパン、野菜を洗うのに便利です。シンプルでスタイリッシュなデザインが魅力で、水栓の後ろ姿も美しく見えるため、特にアイランドキッチンなど、デザイン性が重視される空間におすすめです。

L字タイプ
品番:KW0231013700U(ステンレス)
L字タイプ
品番:VLKV1CDB-65(ゴールド)
L字タイプ
品番:KW0231013700U(ステンレス)
L字タイプ
品番:VLKV1CDB-65(ゴールド)

U字タイプ
品番:HG72800R-67(マットブラック)
U字タイプ
品番:HGHG10821A
U字タイプ
品番:HG72800R-67(マットブラック)
U字タイプ
品番:HGHG10821A

1-3.グースネックタイプ

キッチン水栓の「グースネックタイプ」は、その名のとおり、ガチョウ(Goose)の首(Neck)のように、全体的に丸みを帯びた、流れるようなフォルムが特徴です。これにより、キッチンに高級感のある印象を与えます。
「L字タイプ」や「U字タイプ」と同じく吐水口の位置が高いため大きな鍋やフライパン、野菜を洗うのに便利です。多機能モデルや存在感のあるデザインが多く、機能性を重視する方や、キッチンのアクセントにしたい方におすすめです。

グースネックタイプ
参考商品
グースネックタイプ
参考商品
グースネックタイプ
参考商品

1-4.フルレキシブルタイプ

フレキシブルタイプの蛇口スパウトは、グースネックタイプのように美しいカーブを描く形状をしていますが、水栓自体の高さがあり、根元から自在に動かせる点が大きな特徴です。存在感のあるデザインは、海外風のキッチンを目指す方に特に人気があります。一般的な引き出し式のホース付き水栓は、使用後にホースをスパウト内に収納する必要がありますが、フレキシブル型はその必要がなく、シンク内のメンテナンスも不要です。さらに、使用後は「ひっかけるだけ」で片付けられる手軽さも、人気です。

フレキシブルタイプ
品番:HG39840
フレキシブルタイプ
品番:KW0261432R
フレキシブルタイプ
品番:HG39840
フレキシブルタイプ
品番:KW0261432R

2.水栓の「設置方法」と「機能」で選ぶ!

次にキッチン水栓の設置方法や、あると便利な機能で選ぶポイントをご紹介します。

2-1.設置方法の種類

設置方法には「台付けタイプ」と「壁付けタイプ」の2つの種類があります。

シンクのカウンターやシンク本体に穴をあけて設置する最も一般的なタイプが「台付けタイプ」です。種類が豊富で選びやすく、器具交換やメンテナンスも比較的容易にできるのがメリットです。

シンク奥の壁に設置するタイプが「壁付けタイプ」です。シンク周りのスペースを広く使えるのが最大のメリットです。カウンターをすっきり見せたい場合や、カウンターの奥行きが狭い場合に適しています。また、台付けタイプに比べてシンクと水栓の隙間に汚れが溜まりにくく、掃除がしやすいという利点もあります。

どちらの設置方法が良いかは、キッチンのレイアウトやシンク周りのスペース、お手入れのしやすさなど、何を重視するかによって異なります。

台付けタイプ
品番:HG72823R
壁付けタイプ
品番:VL131
台付けタイプ
品番:HG72823R
壁付けタイプ
品番:VL131

2-2.あると便利な機能

便利な機能として「シャワー切り替え」や「スパウト引出し」「浄水器切り替え」など様々な機能があります。

ストレート吐水と、シャワー吐水に切り替えできる「シャワー切り替え機能」。ストレート吐水は水はねが少なく、シャワー吐水は広範囲を素早く洗えるため、洗い物やシンクの掃除が楽になります。

スパウトがホースのように引き出せる「スパウト引出し機能」。シンクの隅々まで水を流せるため、大きなシンクを洗う際や、鍋などに水を入れるのに便利です。

水栓内部に浄水カートリッジが内蔵されている「浄水器切り替え機能」。浄水器を別途設置する必要がなく、シンク周りがすっきりした見た目になります。また、必要な時にいつでもすぐ浄水が使えるのがメリットです。

センサーに手をかざすだけで水が出る「タッチレス(非接触)水栓」。汚れた手でも水栓に触れる必要がなく衛生的です。また、水の出しっぱなしを防ぎ、節水効果も期待できます。

ストレート吐水(整流)

シャワー吐水(スプレー)

シンクの隅々まで水を流せる
シンクの隅々まで水を流せる
シンクの隅々まで水を流せる
大きなシンクを洗う際や、鍋などに水を入れるのに便利

浄水器を別途設置する必要がなく、シンク周りがすっきりした見た目に
浄水器を別途設置する必要がなく、シンク周りがすっきりした見た目に
浄水器を別途設置する必要がなく、シンク周りがすっきりした見た目に

以上、それぞれの形状に応じた特徴を理解し、最適なキッチン水栓を選びましょう。

3.キッチン用水栓の選び方とポイント

キッチン水栓は毎日の生活に欠かせない設備でありながら、交換頻度も少ないので慎重に選ぶ必要があります。ご自身に最適な水栓を選ぶために、色々なポイントを考慮しましょう。

3-1. 自分のキッチンスペースに合った選び方

キッチン水栓は、キッチンの顔ともいえる存在です。ワークトップやシンク、キッチンのキャビネットなど、他の要素とのバランスを考慮し、全体のデザインに合った水栓を選びましょう。モダン、ナチュラル、シンプル、レトロなど、理想とするキッチンのテイストに合わせて選ぶと失敗がありません。

3-2. シンクのサイズと深さ

吐水口の高さや可動域は、シンクのサイズや深さに合わせて選ぶことが重要です。

シンクが浅い場合に吐水口が高すぎると水はねが大きくなる可能性があります。シンクが広い場合はスパウト引出しタイプやシャワー機能があると、シンクの隅々までお手入れしやすく便利です。
また、大きな鍋をよく使う場合は、L字やU字、グースネックなど、高さのあるタイプがおすすめです。

3-3. 価格と性能のバランス

水栓の価格は、種類や機能によって大きく異なります。デザイン性や多機能な水栓ほど効果になる傾向があります。ご自身の予算に合わせて、最適な機能とデザインのバランスを見つけましょう。

3-4.デザインと機能の両立

水栓は単なる機能性だけでなく、デザインも重要です。キッチン全体の雰囲気に合うデザインを選ぶことで、空間がより快適になります。モダンでスタイリッシュものから、クラシックなものまで多種多様なデザインが存在します。しかし、見た目だけで選んではいけません。デザインと同時に機能性も見逃せないポイントです。例えば、ハンドルの操作性や吐水口の自由度があるデザインが便利です。このように、デザインと機能の両立を目指して選ぶことが、満足度の高い水栓選びへの近道です。

このページで紹介した情報を参考に、あなたのキッチンをより快適で機能的な空間にしてくれる、最適なキッチン水栓を見つけてください。もし迷った時は、リフォーム会社や専門業者に相談し、プロのアドバイスを受けることもおすすめです。

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