| 1. | 1Fのホール。左手は天井高5mのダイナミックなエントランス、右手は3.5m。奥に見えるのは書斎と天井の低い和室。一つの部屋の中に、雰囲気の違う空間を作り出している。床板は国産の杉板を黒く染め、天井や壁は合板の薄墨仕上げを使用。 |
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| 2. | 旗竿状の敷地で、建物はアプローチに面した一部分しか見えない。四角い箱の角を切り落とすようにして開口窓が作り出されている。 |
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解放感と親密感の家
密集した住宅街に建つ若い夫婦と幼い兄妹のための住宅である。
プライバシーを確保しつつ精神的な開放感を獲得すること、趣味を飾るための大小様々な棚を作ること、光と風を取り入れることが施主の要望として挙げられた。
そこで、1階ホールは「庭」と感じられるがらんどうのような空間にし、そのまわりに生活のためのフロアーを螺旋状に配置した。
ホールの壁の棚は趣味を展示する小さなギャラリーであり、家族の成長と共に棚は増え、ギャラリーの中が刻々と変化することで、生活風景にも変化が生じる。
また、各フロアーを仕切る壁は迫り出すように傾いていて、その間をすり抜けるように階段を昇り降りすると、日常風景に動きが感じられる。
そして、四隅には窓から差し込む自然光が朝、昼、夕と空間の表情を刻々と変化させている。
家中に仕掛けられたたくさんの変化と動きが、「部屋」「家」「建築」という領域の感覚を曖昧にしながら、心の中に新鮮さと開放感を作り出すものと思っている。
| 3. | ホールの一部。棚の中に仕込まれている100インチのスクリーンを下ろすとプライベートシアターになる。ローテーブル、ソファは建築家のオリジナルデザイン。 |
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| 4. | ホールからちょっと上がった所にある天井高さ1.3mの和室。書斎側から躙って入る事もできる。普段は子供達の隠れ家やお昼寝の場所。来客時の寝室としても使われる。 |
| 5. | 書斎の下、半地下にある食堂。天井のアルミ板に反射した像が空間の領域を曖昧にさせる。食卓と椅子は建築家のオリジナルデザイン。食卓の左には造りつけの長いベンチ。 |
| 6. | 食堂の奥に配置されたキッチン。長さ5mのステンレスカウンターの調理台。天井に映る外の風景が半地下の空間に開放感を作り出している。奥の勝手口からは地上階にも出られる。調理台の後ろは大きな造りつけの収納。 |
| 7. | 南の小さなテラスを書斎の前の階段の踊り場から見おろす。ホールの上に開いている窓は2階の子供部屋。 |
| 8. | 書斎の中からホールを見る。壁の棚は施主の趣味を飾るギャラリー。 |
| 9. | 階段室。洗面所から主寝室を見る。子供部屋の壁が傾いて空間に動きを作り出している。右側は天井収納、その上は屋上テラス。 |
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| 10. | 階段の踊り場が洗面所になっている。右側が浴室。 |
| 11. | 洗面台はステンレスのカウンターに実験室用のシンクと身障者用の水栓器具の組み合わせ。安価で実用的、かつ新鮮なデザイン。 |
| 12. | スタルクデザインの小便器が使われている便所。右手の扉の奥に大便器。 |
| 13. | 浴室の天井はガラス張り。昼間は明るい日射しに溢れ、洗面室まで光が届く。夜は星を見ながらお風呂に浸かれる。スパウトはボラ社、シャワーヘッドはハンスグローエ社商品。 |
| 14. | 浴室の水栓器具。ボラ社のスパウトと国産メーカーの金具を組み合わせた。 |
| 15. | 浴室の床、壁、共にFRP樹脂の上にトップコート仕上げを用いた。 |














