セラトレーディングの商品をご採用いただいた住宅やホテルなどの事例をご紹介しております。ご自分のスタイルに合う住空間のイメージづくりの参考にぜひお役立てください。
京都府 HOTEL VMG VILLA KYOTO
一級建築士事務所 森吉直剛アトリエ合同会社
2025/03/03
大正9年、当時大阪一と言われた料亭のご主人が茶会を催す私邸として建てられた数寄屋建築。祇園のお茶屋建築を多く手がけた数寄屋大工によって建てられ、随所に素晴らしい意匠が施されていた。建物は敷地形状に沿って南北に細長く、西寄りに配置されており、建物の東側には立派な庭が設けられていた。各部屋には庭が眺められる大きな窓があり、数寄屋建築ならではの雁行した平面配置により、建築全体として庭と一体の空間構成となっていた。
元々素晴らしい建物だったが、ホテルとして機能するために必要となるのが設備の設置。それに伴い必要となる天井の改装には技術的、デザイン的に検討を重ね、数寄屋建築の素晴らしい意匠をできるだけ残しながら設備の設置を実現した。天井以外についても終始既存建物へ敬意を払いながら設計し、細部の色合いや素材は現場でていねいに確認しながら決定していった。
水まわり設備はホテルとして最新設備の設置が求められるため、築100年の建物に新旧が心地よくなじむように、新しい仕上げ材や造作家具と共に設置した。
その結果、既存の状態を保ちつつ、あるいは寄り添いながら、100年前の数寄屋建築の空間構成、意匠性は変わらない快適なホテルとなった。
リフォーム
ホテル
洗面
浴室
和モダン
広島県 厳島いろは
無有建築工房
2024/05/07
宮島フェリー乗り場から徒歩5分、表参道商店街に入ってすぐ、厳島神社まで徒歩7分という好立地に位置する厳島いろは。大鳥居を望む海側と弥山へとつながる山側の自然豊かな景色が、街と宿と海をつないでいる。1階はロビーに使われていた場所をレストランに改修し観光地の喧騒から離れたフレンチベースのジャンルレス料理が味わえる場所へと生まれ変わった。天井は瀬戸内の海に見立てた左官で仕上げている。中庭とホテルレストランの間に新設したバーのカウンターは、厚み60mm 長さ8mにもおよぶウェンジ材の一枚板で製作。切石で積まれた庵治石を背に料理人が調理をする様を堪能できる。鈍く光る庵治石と一枚板のカウンターが料理を引き立たせる、居心地の良い空間になった。
2階はラウンジと客室を改修した。3室ある客室は露地を持つ和室へと生まれ変わった。3、4階の客室は既存を残しつつ水まわりを改修。それぞれ違う色の施釉タイルを使い静寂に包み込まれるような浴室となった。
また4階では、海側と山側の客室を1部屋ずつ滅築し、ゆったりと過ごせるスイートルームにリノベーションした。
「スイート 海」からは大鳥居を眺めることができ、水平に連続する窓からは沈んでゆく夕陽を望む。この黄昏の光は黄金色に輝き、室内は一瞬にして光影に包み込まれ静寂な海と向き合う。そして非日常の世界へと引き込まれる。
「スイート 山」は太古から残された弥山の原始林と宮島の発展と共に歩んできた商いのにぎやかさを重ねながら楽しむことができる、宮島の自然と文化を感じる客室となった。
リフォーム
ホテル
洗面
浴室
キッチン
トイレ
和モダン
富山県 消滅集落のオーベルジュ「Cuisine régionale L’évo」
一級建築士事務所 株式会社 本瀬齋田建築設計事務所
2022/01/05
人口わずか500人の富山県南砺市利賀村に、かつて存在した集落である「田之島」。一度は消滅したこの集落を、まるごとホスピタリティの空間としてデザインした、究極の地産地消を目指したオーベルジュ。地域に根差した文化や建築様式を読み取りデザインすることで、この場所ならではの新しい風景をつくった。
素材を大切にするこの施設では、食材はもちろん、水にまでこだわっている。周辺の山間から集められた澤水によって活動が成り立つこの施設において、衛生器具は、ここでの体験を演出する重要な役割を担う。土着的な建築デザインの趣に馴染みながらも、ラグジュアリーな宿泊空間を演出できる器具を模索する中で、洗練されたフォルムのグレー色の陶器に辿り着いた。施設の空間を象徴するデザインのひとつとなった。
リフォーム
ホテル
洗面
浴室
和モダン
福岡県 東峰村 古民家ヴィラ「あんたげ」
納谷建築設計事務所 + OYA/岡田祐介建築設計事務所
2021/12/01
福岡県東峰村で2018年に開催されたこのコンペは、古民家を宿泊施設にリノベーションし、高齢化による農地(棚田)や景観の保全をしながら、竹地区に新しい仕事を創出しようという試みであった。
東峰村・竹地区の棚田は、日本棚田100選に選ばれる風光明媚なところ。既存の古民家は、その棚田の中で増改築を繰り返していた。我々は、この古民家を本来の姿に戻し、床のおおよそ1/3にあたる部分に、上下の棚田を繋ぐ土間空間を挿入することを提案した。
土間空間は既存の天井を抜き、梁レベルにロの字型の水平補強を施し、古民家が本来内包している小屋裏空間を大きな吹き抜け空間として表出させた。
古民家特有の勾配屋根のもと、利用者は太く大きな丸太梁が飛び交うダイナミックな空間に包まれる。土間空間の南北の壁は、内部からも石垣が見えるよう開放し、棚田の中にいることを身体で感じることができるようにした。
土間には大きなキッチンを置き、宿泊者はもちろん、宿泊者以外の人も料理教室や食事会などのイベントに参加ができる。
この土間空間を挟んで、棚田側には八女長野石を使った浴室などの水まわり空間、道路側には既存の古民家の部屋割りを利用して、和室と寝室を計画した。
どこにいても棚田を感じられるこの建築に対し、上品にさりげなく必要な機能を叶えてくれる、セラトレーディングの製品を採用した。
リフォーム
ホテル
洗面
浴室
和モダン
神奈川県 ホテル縁道
株式会社 coto
2021/06/30
ホテル縁道は江戸時代、東海道五十三次の二番目の宿場町である川崎宿から総鎮守である稲⽑神社に向かう参道だった場所に位置する。かつて旅人と参詣の町人が行き交い、様々な「縁」を育む場所であったと考えられる。
川崎宿の歴史を大事にし、現代では地域の日常こそが誇るべき観光資源と考え、旅人と地域の日常が交差した様々な「縁」が生まれる宿を目指した。
ホテル緑道は地域と川崎の観光を盛り上げることを目標とし、2020年8月にオープンした。
10-11Fのコンセプトフロアでは、川崎宿を構成していた新宿(しんしゅく)・砂子(いさご)・久根崎(くねざき)・小土呂(ことろ)の4つの村名と、川崎市民花であるつつじ・椿(つばき)、稲毛神社の神木である銀杏(いちょう)の名を客室名称とし表現しており、東海道川崎宿を意識した日本らしいデザインとなっている。
新築
ホテル
洗面
和モダン
兵庫県 M邸
株式会社 TBJインテリアデザイン建築事務所
2020/07/01
平成の大火に見舞われ、長い月日を経て復興を果たした築150年の古民家の改修。
全体のテーマであった「陰翳礼讃」を表現すべく、障子や格子窓からの光と陰の造形や日本の色にこだわり、統一感を出せるよう設計。
この古民家を再生するにあたり、日本人はもとより世界各国から訪れた人々に日本の伝統建築、伝統工藝の良さを感じてもらえるよう随所で表現した。
リフォーム
戸建
洗面
浴室
キッチン
トイレ
和モダン
その他
東京都 TSUKI
虎尾+謝建築設計
2019/11/01
築地一丁目の小さなホテル計画。
このまちは現代的なオフィスビルが建ち並ぶ一方、職人と町人の文化が根付き、懐かしくもゆったりとした雰囲気が残っている。
そこで我々は、周辺の風景に合わせ、ホテルとしての記号を排除した抽象的な立面とし、温かで柔らかなファサードをデザインした。
また、小ささを逆手に取り、近隣の人々や資源のネットワークを構築しながら完成するプログラムをデザインし、ホテルの中に閉じた世界観をつくり込むのではなく、場所に根ざし、その場所ならではの滞在体験ができるホテルづくりを目指した。
ひとつひとつの空間は小さくとも、まちと連続し、その土地のもつ肌理を感じてもらうことで、豊かな体験を与えることができるのではないだろうか。
またそれが、小さな都市型ホテルが提供できる最大のホスピタリティではないかと考えている。
新築
ホテル
洗面
和モダン
東京都 S-house
遊空間設計室
2016/11/01
四季折々に変化する豊かな庭の緑や空とつながるモダンな住まい。床レベルを一段下げたリビングスペースは、庭の緑を地面に近いレベルから一望できる。内と外をつなぐ窓辺のカウンターは、ベンチにも机にも小物を置くスペースにもなり、リビングは東南角の囲われ感のある落ち着いた家族の居場所となっている。庭とつながる広いステージテラスを持つダイニングルームは、吹き抜けとスチール階段で軽やかに2階とつながる。南西にある和室は開口の高さを抑えた静寂のあるスペースで、客間としても使われている。入り口の欄間は、解体前の母屋にあったものを活かした。
階段を上がったところの2階吹き抜け周りには、小物や本などを収納する、子供室前の書斎スペースがある。そこに設置された収納棚の天板は、カウンターと手すりを兼ねている。寝室・子供室とも2階のテラスとつながり、さらにその先の庭の緑や空、都心の高層ビル群など遠くまで視線が抜ける心地よい場所になっている。
この住まいが都内にあることを忘れてしまうほど、外の緑や光、風を積極的に呼び込めるような平面及び断面計画を心掛けた。豊かな緑に囲まれた場所に建つ、室内外の空間が柔らかくつながる、心地よい住まいになっている。
新築
戸建
洗面
和モダン
宮城県 Ji-Ba じいじとばあばの家
.8 一級建築士事務所
2016/07/01
木造二世帯住宅の一角の改修。家族達が遠方から集まり、亡くなられたおじい様に会いに行けるような居場所として、仏壇を中心に計画された。仕切られていた空間は、ひと繋がりの空間として再構成されている。和室の白い壁と、ラーチ合板の天井の素材の対比が、屋根の浮遊感を印象づけている。現しとなっている既存の梁や柱は、時間の刻みを語っている。和室の2つの大きな出窓には、お父様が作成した陶器の器を展示するための棚が設置された。窓に面した棚は、背景の緑と自然光により、器を美しく演出する。寝室は、床・壁・天井に木板が貼られ、木に囲まれている。廊下から入って来た瞬間に、まず木の香りが出迎える。木に包まれた心地よさで、訪れた客人に旅の疲れを和らげるのが目的だ。木の寝室の奥には、白いシャワースペースがあらわれる。この家は、壁で仕切られていないひと繋がりの空間を、素材の切り替えによってゆるやかに居場所を作ることを試みた。
リフォーム
戸建
洗面
浴室
ナチュラル
和モダン
長崎県 湖畔に佇む旅館
株式会社 GOSiZE
2016/01/04
朝霧に包まれ、周りの山々の景色を水面に映し出し、静寂に包まれた湖が目の前に広がる。
そこには神秘的な風情と静寂の贅を尽くした時間がある。
落ち着いた素材や色で構成された空間で、移りゆく空の色や雲のかたち、束の間のドラマをもたらす光と影、水のゆらめきをじっくり感じてもらう為に、照明は極力自然光が活かされるように低めの間接照明を灯している。
露天風呂付きの客室からは、目の前の絶景と一体化したような浮遊感を得られるように設計した。
雲仙の自然環境や地域文化を尊び、我が家のように寛げる場としてあたたかく迎えてくれる場を目指している。
リフォーム
ホテル
洗面
和モダン
兵庫県 130年の時を100年先の未来へ継ぐ家
株式会社 TBJインテリアデザイン建築事務所
2015/05/07
築130年の木造住宅である。長年にわたり家族を支え続けた家は、屋根や壁いたみがひどく隙間風や雨漏り、部屋ごとに違う段差など多くの問題があった。家を受け継ぐ子どもや孫に自分達と同じような苦労をさせることはできないとリノベーションを決意。
古民家ならではの佇まいは圧倒されるものがあり、古き良き伝統的な日本建築の美しさを残しつつ、現代性を融合させた次世代へ受け継ぐ空間作りを目指した。
味わい深い梁や柱、建具はそのまま活かし、外壁、軒は棒漆喰の仕上げ。内部は漆喰の美しさを活かしつつ庭と一体となるように、全開口木製窓やガラス床を設け、空間の連続性を意識している。
孫たちが怖がっていた蔵は、ロフト付きの子供部屋として再生。ビタミンカラーのアクセントウォールで元気なイメージに改修した。
広い開口部によりリビング・ダイニングでは日当たりが改善し、家族の集う時間が増えたと言う。耐震改修、次世代省エネ・創エネ改修、そしてバリアフリー改修工事を行い、どの世代にとっても住み心地のよい空間を実現できた。
リフォーム
戸建
洗面
キッチン
和モダン
東京都 自然素材の二世帯住宅を目指して
株式会社 スタイル工房
2014/09/02
2世帯で暮らすことのできる中古住宅を購入。
吹抜けなどの雰囲気を気に入っていたことから、既存を活かしつつ、より暮らしやすくリフォームすることとなった。
築26年の木造住宅をリフォームするにあたり、施主から出た要望は
・耐震性や防音・断熱性などの住宅性能をアップすること
・自然素材を使うこと
住宅性能に関しては、耐震補強を施し、1Fには床暖房と、複層ガラスやインナーサッシの窓に変更することで、防音・断熱性能を上げた。
自然素材については、床暖房も可能なオークの三層無垢床材、湿気が心配される壁には珪藻土を使用し、ナチュラルで温もりのある空間を目指している。
洗面の造作カウンターは扉を設けずオープンにする、珪藻土もポイントで使用するなど、予算にメリハリをつけることでコストダウンを実現。
施主の希望を叶えつつ、予算内で施主が理想とするイメージに近いリフォームを叶えることができた。
リフォーム
戸建
洗面
ナチュラル
和モダン