セラトレーディングの商品をご採用いただいた住宅やホテルなどの事例をご紹介しております。ご自分のスタイルに合う住空間のイメージづくりの参考にぜひお役立てください。
8件
北海道 光と色が美しい邸宅
一級建築士事務所 アトリエアム株式会社
2016/12/01
長く静かなアプローチを抜けて辿り着いた玄関ホールには、光庭からの自然光が差し込んでいる。上質なカーペットが敷きつめられた、ゆったりとした階段を抜けると、この建物で唯一となる大開口から、周囲の山並みを見渡すことができる。
外観と同様に抑制された内部のしつらいは、リビングに置かれたイタリア製モダン家具の色彩をひときわ際立たせている。
それらの情景こそが、オーナーのイメージとしてまず最初にあり、そこからこの住宅の全てが始まった。
グレー色、階調を指し示すその抽象度の高い色合いをカラースキームの核として吟味し尽くされた。素材、色感、テクスチャー…、そして光についての検証と実践。
バスルームとサニタリー空間に対する追求もまた、同様である。その小さな空間をイメージ通りのものとするため、何パターンもの間取りを比較検討し、繊細な造作や仕上げに至るディテール、ライティング、そして選び抜いた衛生機器やアクセサリー。
オーナーと設計者との果てしない協同作業、イメージを形にしていく作業の繰り返しを経て、ようやく完成したこの住宅の魅力と独特な空気感は、オーナーが大切にした光と色への美意識によって創り出されている。
新築
戸建
浴室
アーバン
福岡県 内と外の「あいだ」
鈴木理考建築都市事務所
2016/02/01
既存マンションの、上層階住戸の全面改修。一般的にマンションには庭がないため、ほとんど屋内だけの生活となり、テラスはあっても、洗濯物を干すくらいでほとんど利用しない。内と外は、規格化された大きさの窓によって仕切られてしまい、エアコンを常時使用して、窓を開け放って季節と共に生活することもほとんどない。生活は設備機器に依存してしまい、室内に密閉され、家庭の電気エネルギーの消費量はこの半世紀で約5倍になっている。
ここでは、その内/外を分け隔てる「/」を仕切りとして考えるのではなく、「生活を豊かに膨らませるための場所」として新たに考え直そうと試みている。今回ここでいう「/」は、マンションに新しく設けた2つのテラスとして計画されている。それらの空間は季節や時間によって、内のような外となり、あるいは、外のような内となって、私たちの境界の感覚を揺さぶり、内に閉じた生活を外へと導いて、それらが楽しく豊かに拡がってゆくような場所になるように試みている。
リフォーム
マンション
洗面
浴室
キッチン
トイレ
ナチュラル
シンプル
品川区 S-PROJECT
前田紀貞アトリエ一級建築士事務所
2011/05/09
東京都品川区に建つ集合住宅のリフォーム。
当初の閉鎖的な「3LDK」の間仕切り壁をすべて撤去し、外部の「コンクリート壁」のみを残し デザインをスタートさせた。
まずは、「コンクリート壁」に沿う様にして その内側に一筆書きの「リボン」の様にうねる新しい間仕切り壁を設置、それによって囲われたoneroom空間を作る。
「リボン」の内側に、柔らかな境界によって諸室が生まれてくる。
尚、「リボン」は所々その素材が変えられることで、空間に変化を与える“装置”となる。
例えば
「パンチングメタル+偏光シート」=光のあやを作り出す
「丸モザイクタイル」=角度によって移ろう表情
「ステンレス」=風景を反射し 奥行きを与える
といったように「リボン」は空間に多様な風景を作り出す。
ここには時と共に変化し続ける風景の中、日々新しい世界の発見がある。
リフォーム
マンション
洗面
浴室
キッチン
トイレ
シンプル
アーバン
鎌倉市 森を臨む家
株式会社 加賀妻工務店
2010/07/01
東と北面を森に囲まれた静かな環境に建つ鎌倉の住まいである。森を生かしたモダンな住宅が求められ、設計にあたっては、森と住まいとの距離感について考えた。まず、森を切り取るような開口をつくり、この開口を背景に吹き抜けと階段の動線空間を設けた。これにより、日常的な階段の上下の動線に森の様子をうかがうような楽しみを加えられたと思う。1階は擁壁がみえるので、森側にご主人の趣味であるカメラの暗室や壁一面の造作家具とした。2階は洗面や寝室を森側に配置し、目覚めから森林浴ができるようなプランとした。森を背景にした環境で、常に森と語り合える良い距離感の住まいが生まれたと思っている。
新築
戸建
洗面
キッチン
シンプル
横須賀市 久里浜の家
藤森仁之建築設計事務所
2008/07/01
久里浜の小高い丘の一番高台に位置するこの住宅には、周囲の豊富な緑を見渡せ、晴れた日は遠くに富士山を望むことのできる絶好の景観が与えられていた。
ここに建てる住まいについて、お施主様からの要望は、友人がたくさん来たときに皆で賑やかに過ごせるような土間のある和室続きの古民家のような空間が、一方でプライベートな部分は機能的な北米のコンドミニアムのような空間がほしい、ということであった。
素晴らしいロケーションと、建物に対する異なる2つの要望。
これらを融合するために、まず空間を断面で、1階は土間のある昔の民家のイメージ、2階はパイン材板張りの北米のコンドミニアムのイメージ、というように階ごとに潔く分けることにした。
平面では、1階なら下屋、2階ならウッドデッキ、という半屋外の空間を設けている。あるときは屋外的な利用が、あるときは屋内的な利用ができる —— 昔ながらの日本の民家というのは、こういう空間がとてもうまく機能していたように感じ、その良さを取り入れた。
ウッドデッキは建物の内部と外の緑とを緩やかに繋げ、富士山の望める浴室とともに、素晴らしい景色を十分に取り込む。
内装では、お施主様が好きな備前焼に囲まれて楽しく過ごしていただけるよう、それに合った空間や素材感を求め、素材吟味からお施主様と綿密に関わって作り上げられた。
新築
戸建
洗面
浴室
トイレ
ナチュラル
和モダン
リバーリトリート雅樂倶 ANNEX
株式会社 内藤廣建築設計事務所
2007/06/06
このホテルの立地する富山県内陸部の神通峡春日温泉は、周辺に集客力の高い観光スポット等も少なく、残念ながら全国的な知名度はそれほど高いとは言えない。そこで、2000年に誕生した「リバーリトリート雅樂倶」は、「河畔の癒し」をテーマに掲げ、神通川に面した抜群のロケーションを生かし、また温泉以外の付加価値を充実させることで、滞在すること自体が最大のセールスポイントとなる「大人の隠れ家」としての魅力を磨き続けてきた。 そして2005年、そのテーマをさらに深化させるため、建物を拡張する形で新たに「ANNEX」をオープンするに至った。
このホテルのオーナーは建築やインテリア、アート等にたいへん造詣の深い方で、今回この「ANNEX」を手掛けるにあたり、たいへんしっかりしたイメージを持たれていた。 よって、この建物のコンセプトづくりは、設計サイドからの一方的な提案ではなく、オーナーとの綿密なコミュニケーションを通してじっくりと練り上げられていく形で進められた。
この建物でまず印象的なのは、特殊な形状のPCブロックにより組み上げられた圧倒的な迫力を持つメインロビーの大空間である。 川に面した側を2層吹抜けの天井まで届く全面開口部とし、川と建物の境界をあいまいにするためにテラスに水盤を配した。それにより、ロビーからの視界を遮る手摺りの設置は省略され、神通川河畔の雄大かつ静寂な風景を余すところ無く取り入れることが可能となった。
このホテルには何度訪れても新たな発見があるようにと、すべての客室にはそれぞれ全く異なったテーマが与えられており、一つとして同じ仕様の空間は存在しない。 今回新たに「ANNEX」に設定された全8室のスイートルームについても同様で、「木」や「土」、「金属」等といったテーマの下、それぞれが個性的でありながら落ち着いた空間に仕立てられている。
各部屋にセットされたインテリアは、オーナー自らがそれぞれのテーマに沿って吟味したものでコーディネートされており、家具や美術品、テキスタイル、照明等の電化機器からバス洗面空間の水まわり機器、細かいところでは特注仕上げの障子戸や畳、ドアノブに至るまで、そのこだわりは徹底されている。
これらのスイートルームには、150m²~90m²という並みのマンションを凌駕するゆとりを持った室内空間が与えられている。そして、すべての部屋のリビングとバスルームは神通川に面して設定されているため、雄大な景色を眺めながらゆったりとした「癒し」の時間を自室で堪能することができる。
また、各スイートは玄関を開けるとすぐ、そこには上下階層共用ではあるが専用の中庭が配置されている。ここに泊まるゲストたちは入退室の度、必ず一度屋外に出ることとなり、まるで貸切りの「離れ」にでも宿泊するかのようなプライベート感が演出されている。 これらの中庭にはそれぞれ、県内外の4人の芸術家の手による現代アートが設置されており、ここに面したベッドルームや和室からそれを感じることで、河畔の風景とはまた一味違った趣を楽しむことができる。
新築
ホテル
洗面
浴室
トイレ
アーバン
その他
江東区 FKHouse
KMA/今野政彦建築設計事務所
2007/04/23
場所の持つ力をじっくりと観察し、通りからの流れを向こうの桜並木へ透過させ、内側からも「外」への長い距離を獲得しています。街にある小さな家としては贅沢な距離です。
建物の内側は壁的なものがない、床を積み重ねただけのオールインワンスペースになっています。
でも、家族がそれぞれ気配を感じながらも、一人であることも感じられるように床を工夫して積み重ね、切り取っています。小さな建物ですが心地よい距離感を持っています。
デザインと素材の選択は小さな建物なのでシンプルな、潔よさを心がけました。
新築
戸建
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トイレ
ヴィンテージ
国立市 W邸
一級建築士事務所 株式会社 Hale Design
2007/04/23
ある部分が突出して自己主張するのではなく、建物のどこにいても「上質さ」を感じられる。そんな普遍的な価値観を実現するために、雑然とした日常風景を排除し、外観から細部に至るまで妥協のないこだわりを徹底した。
道路側に面した玄関ホールのある棟と、中庭を挟んだ敷地奥側のリビング・ダイニングのあるメイン棟の間をガラス張りの通路で接続。その通路の玄関から向かって左側の中庭は「枯山水」、右側はコンクリートと芝生の組み合せにアクセントとして姫シャラを配したシンプルな構成でまとめ、日常的な導線の中に「四季折々で変化する対照的な2つの風景」といった要素を盛り込んだ。また、中庭は高い壁面で囲われており、建物の開口のほとんどはその中庭に面している。それにより、玄関に入った瞬間から周囲の雑踏からは完全に切り離され、そこに住まう家族だけの落ち着きのある生活空間をつくり出している。
内部のインテリアは、重厚なコンクリートの質感に軽快なホワイトを組み合わせ、さらにワンポイントとしてのシルバー色と、チーク材等の落ち着いた中間色の木目を配置。開放的で暖かみのある空間を実現した。居住空間が落ち着きのある統一されたイメージであるのに対し、浴室や洗面所等の水まわり空間では金属板やガラス素材、モザイクタイル等を使用。空間ごとに若干の変化を与えたことで上質な中にもゆとりとあそび心を演出した。
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8件