リフォーム

マンション

キッチン

トイレ

シンプル

港区 AZABU SKY

TATO DESIGN 株式会社

2010/08/31

オープンキッチン。シンクの陶器と天板の無垢フローリング材の質感の相性も良い。
メゾネット下階。ナチュラル色のオーク材の壁と、上質なブラウン色のカーペットが心地良い。
オープンキッチン。シンクの陶器と天板の無垢フローリング材の質感の相性も良い。
メゾネット下階。ナチュラル色のオーク材の壁と、上質なブラウン色のカーペットが心地良い。

優しく無骨なメゾネット賃貸

港区南麻布に佇む5階建てマンションの3-4階部分の改修。
メゾネット下階は、天然木のナチュラルな素材感と、上質なブラウンカーペットの優しい感触から女性的な印象を受ける。
フローリング張りの床、同色の突板貼りの壁のトンネル(階段)を登り、メゾネットの上階に上がると、ラフに仕上げられた無骨なコンクリートの床が広がり、一転して男性的な強い印象の空間となる。

本物件はSOHO又は事務所利用を想定した賃貸マンションである為、入居者を限定する華美な設備・仕上材は避け、比較的ベーシックなものを使用した。
その中で空間における素材・色の配置・量をバランスコントロールし、メリハリの効いた空間を実現している。

また、事務所利用を想定している為、作業スペースを如何に大きく感じさせるかが重要であった。
そこで水まわり空間を極力省スペースにする目的から、オープンキッチンを採用した。
賃貸物件の場合、多くは施工時に入居者は決定していない。
そこでポイントとなるのは、入居者にインパクトと想像力を与える事とデザインしすぎない事である。
本物件は7割を完璧にデザインし、入居者に3割の想像の余地を残す事を心掛けた。

Before

リノベーション以前のメゾネット下階。無機質な印象を与え、他物件との優位性に乏しい内装。
閉鎖的なキッチン空間。以前はオープンキッチンではなく、水まわりスペースに納まっていた(Before図面参照)
リノベーション以前のメゾネット下階。無機質な印象を与え、他物件との優位性に乏しい内装。
閉鎖的なキッチン空間。以前はオープンキッチンではなく、水まわりスペースに納まっていた(Before図面参照)

メゾネット上階。空間にメリハリの感じられない仕上材。
メゾネット上階。空間にメリハリの感じられない仕上材。

After

木の温もりとカーペットの優しい雰囲気から女性的な印象を受ける、リノベーション後のメゾネット下階。
木の温もりとカーペットの優しい雰囲気から女性的な印象を受ける、リノベーション後のメゾネット下階。

スポットライトで演出されたナチュラル色の突板貼りの壁が印象的。
スポットライトで演出されたナチュラル色の突板貼りの壁が印象的。

シンクがキッチンと洗面の中間的な可能性を感じさせる。
シンクがキッチンと洗面の中間的な可能性を感じさせる。

清潔感の感じられる、コンパクトなサニタリー空間。
清潔感の感じられる、コンパクトなサニタリー空間。

木の温もりで包み込まれた様な印象の階段。
使い込まれた雰囲気の無骨なコンクリートの床から男性的な印象を受ける、メゾネット上階。
木の温もりで包み込まれた様な印象の階段。
使い込まれた雰囲気の無骨なコンクリートの床から男性的な印象を受ける、メゾネット上階。

Before

After

設計事務所

TATO DESIGN 株式会社

住所
〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南1-18-6 第7スカイビル504
TEL
03-5929-9262
FAX
03-5929-9263
e-mail
tato-design@rice.ocn.ne.jp
代表者
大山 啓
担当者
大山 啓

建物概要

名称
AZABU SKY
所在地
東京都港区
施主(事業主体)
法人
設計(監理)
TATO DESIGN 株式会社
施工
株式会社 田口工務店
工事期間
2010年6月〜2010年7月
建築用途
マンション(リフォーム)

CASE STUDY 納品事例

戸建住宅・ホテルなど、実際に当社の商品が納入された事例をご紹介しております。ご自分のスタイルに合う住空間のイメージづくりにお役立てください。

MORE

2023/11/01

山梨県 F邸別荘

富士山を臨む大自然に佇むキャビン・ログハウス風の別荘を、木やメタル素材を使いながら、インダストリアルでモダンなインテリアへリノベーションした。既存の間取りでは10畳あった和室部分を6畳の小上がり畳スペースへ縮小し、拡張したLDKの一角には、庭や富士山が見える窓辺にワークスペースを設けた。外の景色を眺めながらのんびり料理を愉しめるように、キッチンのレイアウトを変更。奥まった場所にあった壁付けのキッチンを、対面式のL型へ造り替えた。また、モールテックスで仕上げ、重厚感のあるキッチンとした。ダイニング側のリビング収納は扉寸法を工夫して、アクセントウォールにもなるよう設計した。廊下からLDKにつながる建具をガラスにし、天井をひとつづきに見せることで抜け感を演出。前オーナーから引き継いだ暖炉は、使い込まれたアンティーク感とレンガの風合いが希望のインテリアに馴染みそうだったため、そのまま活かすことに。暖炉もまだまだ現役として使用でき、設備としても戦力となった。洗面台もキッチン同様モールテックス仕上げにし、シンプルでスタイリッシュな雰囲気に合うセラトレーディングの洗面器を選定。この別荘で施主は、リモートオフィスとして活用したり、週末は家族や犬とのんびり余暇を過す。暖炉に薪をくべたり、景色を眺めながらじっくりと低温調理に向き合ったり。都会の喧騒から離れ、ワイングラスを傾けながらゆっくり過ごす。スローライフを愉しむ大人たちの隠れ家だ。

リフォーム

戸建

洗面

その他

2023/01/10

東京都 AO house

ビルのオーナー住戸部分を両親から子世帯が受け継ぎ、子育て世代のライフスタイルに合わせた全面リノベーション。
間取りはリノベーション前と同じ3LDK。ご実家でもあり、これまで住んでいて不便に感じていたことや有効利用できていない部分を見直し、各部屋の面積配分や動線を修正していった。
リビングダイニングは、家族が集いやすいように、できるだけ広いスペースを確保し、その窓際に家族共有の書斎コーナーを併設した。
キッチンは、食材の搬出入をしやすいように玄関とダイニングからの動線に配慮した。また、家事をしながら子供の勉強を見ることができるように、ダイニング側のカウンターを広くして、家族が集まりやすいダイニングキッチンとなるように計画をした。
オープンキッチンからダイニング、リビングへと一室空間となるため、キッチンとカウンター収納などの造作家具は統一したデザインとなるよう、置き家具も色のトーンを合わせてコーディネートしている。ダイニングテーブルは色味や大きさがなかなか合うものがなく、今回のプロジェクトのためにデザイン製作をした。
洗面スペースは、個室とはせず廊下の一角に設けることで、複数人で同時に手洗いや身だしなみを整えることができるようになった。
トイレにはしっかりと手洗いができるように、大きめでフォルムにデザインが感じられる手洗いボウルを設置した。

リフォーム

マンション

洗面

アーバン

2022/11/01

兵庫県 新在家の家

中庭を中心として南に平屋、北に2階建ての棟がある。2つの棟は渡り廊下でつながっており、平面図で見るとH型になっている。

道路に面している平屋の棟にはコンクリート打ち放しの塀を設け、中庭は平屋の棟によって、プライバシーが確保されている。

平屋と2階建ての棟をつなぐ渡り廊下は、中庭を2つに分かち、それぞれ趣の異なる外部空間としている。一つはリビングに面しており、季節の移り変わりを感じられる庭、もう一つはプライバシー性の高い活動的な庭となっている。

リビングの奥にはスケルトンの階段がある。

その上部のコーナーにトップライトがあり、北側の空間に明るさをもたらす。

新築

戸建

キッチン

ナチュラル

2022/09/01

東京都 h37s

東京・目黒区にある築20年のマンションの一室に、猫2匹と暮らす50代のSさん。ご自身で薬膳料理を作ったり、器を集めたり、遠方まで気になる照明器具や家具を見に行ったりと、「食」を中心に、丁寧で豊かな生活を楽しんでいる。今回のリノベーションでは、将来、自宅で料理教室を開くために「調理のデモンストレーションもできる大きなキッチン」がテーマに。

リノベーション前の間取りは62㎡・2LDK。細切れになった個室とそれらをつなぐ廊下で構成され、有効に利用できていないスペースや倉庫と化した部屋など、広がりや繋がりを感じにくい間取りだった。それらを刷新し必要なスペースを再構築する上で、既存のパイプスペースや配管上の制約から大きく移動できない水まわりを住戸の一方に寄せ、残りは廊下のない大きな1LDK空間とした。これまで間仕切壁で切れ切れになっていた連続窓が一堂に会されたことで、外部への視覚的な広がりも得られるようになった。

空間を広くとるため既存の天井は解体。コンクリート打放しを生かし、床はコンクリートのようなテクスチャーの大判タイル、壁は木の繊維をセメント成分で固めた木毛セメント板の仕上げとした。グレー系のハードな質感に対して、家具や間仕切り壁の木の質感をバランス良く配置することで、上質で飽きのこない大人のリノベーションを実現。

料理教室のための大きなキッチンカウンターは、玄関の正面に配置しパブリック性を持たせ、家の顔となるべく、ekreaのオーダーキッチンで存在感のあるデザインに。キッチンにも、収納家具や間仕切り壁と同じ框フレームやラタン張りのディテールを採用することで、空間に全体的な統一感を持たせている。

リフォーム

マンション

洗面

ナチュラル

2022/03/01

沖縄県 BLUE STEAK WONDER CHATAN(沖縄北谷)

2020年12月24日開業の『BLUE STEAK WONDER CHATAN(沖縄北谷)』は、海を見ながら暮らすように滞在するというコンセプトのもと、どこか異国を訪れているような、旅の情緒感を大切にした唯一無二の存在感を持つホテル。
世界・日本各地を旅した沖縄県在住画家の梅原龍氏が監修。

~ゲストに提供しているものは「寝るためのベッド」ではなく、「かけがえのない旅」そのもの~

ゲストが旅の仲間(大切な家族や友人など)と暖かな団欒をし、『また、ここに来たいね』という思いを持ち帰ることができるような、豊かな時間を過ごす居心地の良い宿を想像して造り上げている。

優しく手と心に馴染むオーダーメイド家具
家族や友人同士で時間を忘れて団欒できるリビングダイニング
どの時間に見ても美しい自然光を採り入れるガラスブロック(明け方、直射日光、晴れの日、雨の日、月明かり・・・)
日常の境界をなくす使い勝手の良いキッチンは、海を見ながら料理が出来るホテルの共通コンセプト
すっきりして表情のある壁と天井
目に映る風景と景色・インテリアの魅せ方を設計し、ナチュラルな空間で、落ち着いた雰囲気を作っている。カーテンや照明、家電から食器に至る全てをコーディネートすることで、快適で感性に訴えかけるデザインとなっている。どこにいても居心地が良く、『ずっとここに居たい』と思える客室。
白で統一した開放感のあるバスルームには、セラトレーディングのペデスタルタイプの洗面ボウルを採用。デザインが完結しており、一体型のカウンターには物を置くこともできる。

リフォーム

ホテル

洗面

シンプル

2022/02/01

東京都 KAI house

子供たちが独立後、お母様が一人で住んでいた住居に再び子世帯家族が一緒に暮らすことになり、ビルのワンフロアを二世帯住宅へリノベーションした計画。

既存の間取りはいわゆるnLDK型のプランで、個室ごとにRC造の躯体で覆われており、生活の変化に対応しにくい構造だった。これから再び共に暮らす家族がプライバシーを保つ場所を確保しつつ、お互いの気配を感じられるような住まいの在り方を考えた結果、刷新した空間にアップデートするのではなく、家族の成長に応じて思い出をつなぎながら、住み継がれていく住まいとなるよう痕跡を残してデザインを再構築した。

例えば、今は亡きお父様が新築当時に要望した広々としたホールや幅広の廊下は、各空間と家族をつなぐターミナルとして回遊させ、使い方や状況によって各部屋と一体になったり、個別にしたりと使い分けができるようにした。新築当時の思い出が残るステンドグラスの窓下には子供が遊べるベンチコーナー、そこに面して書斎スペース、その様子をリビングから望むなど各居場所が緩やかに連続し、共に暮らす家族の関係性や空間の多様性を包括するおおらかな空間となった。
親世代から子世代、また次の世代へ。今後も家族の成長に応じて住まいとしての環境の変化を期待している。

リフォーム

戸建

洗面

ナチュラル

2022/01/05

富山県 消滅集落のオーベルジュ「Cuisine régionale L’évo」

人口わずか500人の富山県南砺市利賀村に、かつて存在した集落である「田之島」。一度は消滅したこの集落を、まるごとホスピタリティの空間としてデザインした、究極の地産地消を目指したオーベルジュ。地域に根差した文化や建築様式を読み取りデザインすることで、この場所ならではの新しい風景をつくった。

素材を大切にするこの施設では、食材はもちろん、水にまでこだわっている。周辺の山間から集められた澤水によって活動が成り立つこの施設において、衛生器具は、ここでの体験を演出する重要な役割を担う。土着的な建築デザインの趣に馴染みながらも、ラグジュアリーな宿泊空間を演出できる器具を模索する中で、洗練されたフォルムのグレー色の陶器に辿り着いた。施設の空間を象徴するデザインのひとつとなった。

リフォーム

ホテル

洗面

2021/12/01

福岡県 東峰村 古民家ヴィラ「あんたげ」

福岡県東峰村で2018年に開催されたこのコンペは、古民家を宿泊施設にリノベーションし、高齢化による農地(棚田)や景観の保全をしながら、竹地区に新しい仕事を創出しようという試みであった。

東峰村・竹地区の棚田は、日本棚田100選に選ばれる風光明媚なところ。既存の古民家は、その棚田の中で増改築を繰り返していた。我々は、この古民家を本来の姿に戻し、床のおおよそ1/3にあたる部分に、上下の棚田を繋ぐ土間空間を挿入することを提案した。

土間空間は既存の天井を抜き、梁レベルにロの字型の水平補強を施し、古民家が本来内包している小屋裏空間を大きな吹き抜け空間として表出させた。
古民家特有の勾配屋根のもと、利用者は太く大きな丸太梁が飛び交うダイナミックな空間に包まれる。土間空間の南北の壁は、内部からも石垣が見えるよう開放し、棚田の中にいることを身体で感じることができるようにした。
土間には大きなキッチンを置き、宿泊者はもちろん、宿泊者以外の人も料理教室や食事会などのイベントに参加ができる。
この土間空間を挟んで、棚田側には八女長野石を使った浴室などの水まわり空間、道路側には既存の古民家の部屋割りを利用して、和室と寝室を計画した。

どこにいても棚田を感じられるこの建築に対し、上品にさりげなく必要な機能を叶えてくれる、セラトレーディングの製品を採用した。

リフォーム

ホテル

洗面

和モダン

ショールームのご案内

海外の水まわりデザインに触れて感じていただけるショールームです。

カタログ

カタログのご請求、デジタルカタログを閲覧いただけます。

よくあるご質問

水まわり商品に関して、よくいただく質問をまとめています。

こだわりの品質

「DESIGN」「QUALITY」「AFTER SERVICE」の3つを柱に、上質な生活空間を彩る商品をご提供します。