3階LDK。全面に広がる窓からの光につつまれたシンプルな空間美。 2階のバスルーム。洗面室にトイレも併設されている。浴室とのガラスの仕切りや、白で統一感を出した壁と機器により、開放感のある空間となっている。
外に対して美しく閉じる。内に対して心地よく開く。
ゲートのような入り口から中へ入ると、低層の住まいが並ぶ小さな街並みのような風景が現れる。そこにあるのは、中世ヨーロッパの城郭都市のように、外界から守られた安らぎの世界である。
中庭(COURT)をつつむ16戸の住戸は、それぞれがトリプレックス(3層構造)のこだわり空間。1階には吹き抜けの玄関・ガレージ・プライベートコート(坪庭)を、独立性の高い2階には寝室とバスルームを配し、空に開かれた開放感のある3階は2方向をすべてガラスの開口部としたLDKとそれに続く大きなテラスを設けるなど、それぞれのフロアのメリットを一つに集めた住まいとなっている。
外に閉じているからこそ、内側では一面ガラス張りのリビング・ダイニングルームやテラスなど「開いた」空間を実現した。大人の自由時間を心から楽しめる、美しく個性的な空間の提案である。
建物外周には、常緑樹や落葉樹などの季節感のある樹木を植栽し、四季を感じる安らぎのある住環境を作り出している。
インナーコートにつながる入口のゲート。 トリプレックス(3層構造)の各住戸が並ぶ。
統一感のある美しい建物の間をぬける路地のようなインナーコート。 シンボルツリーがライトアップされるインナーコート夕景。
3階。専用のテラスと坪庭に面した開口で、プライベート感を堪能できる。 デザイン性の高いSieMatic社製のシステムキッチン。
3階からの光が階段越しに玄関まで広がる。 2階の主寝室は、自分だけの時間を深める独立性の高い空間となっている。
2階浴室。ハンス・グローエ社製のシャワー水栓を採用している。 洗面器・水栓はフィリップ・スタルクのデザイン。ペデスタル付きで、スタイリッシュに洗面室を演出する。 1階にも寝室があり、プライベートコートに面している。
1階トイレにもフィリップ・スタルクのデザインによる洗面器を設置。
壁で切り取られた自分だけの空が見えるプライベートコート。