リビングに集う家族の空間
結婚をきっかけに家づくりを始められたご夫婦のリノベーションの住宅である。
「家族の時間を大切にしたい」との希望があり、個室の面積を必要最低限に抑えてLDKを広く取り、家族のみんなが集える空間を目指した。
面積を抑えた寝室は少しでも広く感じさせる工夫として内窓を設け、リビングとのつながりを持たせた。
また、寝室の床を上げて、床下に収納スペースを設置。フラットでスペースが限られるマンションでも、十分な収納量を確保している。
内装はご夫婦の要望で、ミッドセンチュリーから70年代を意識したテイストとした。
タイルや照明器具、建具やスイッチプレートなど細部にまでこだわった、ご夫婦ならではの時間を刻んでいく部屋となった。