NYのアパートメントの雰囲気のある暮らし
ともに建築に携わる旅好きの夫婦が、築18年、木造戸建住宅の1階部分を自らの設計でリノベーションした事例である。
以前訪れたニューヨークのSOHOをイメージし、古い空間の中に新しいものが混在する空間を目指した。
光の反射をうまく取り入れ、味のある空間をつくり出すヘリンボーンの無垢床材。
落ち着いた空間と、陰影のメリハリをつけるために採用した濃紺の壁紙。 祖父から受け継いだアンティークなサイドボードの色味に合わせ、アート作品や写真を展示するスペースを設けた。
リビングダイニングは、時代感とモダンな雰囲気をミックスし、バランスのよい空間にしている。
パウダールームとバスルームの機器は、シンプルかつ洗練されたデザインのものを採用するため、海外製にこだわった。
採用した製品は、狭いスペースにも合う程良いサイズで使い勝手も良い。
間取りはほぼ変更せずに、素材や機器にこだわることで雰囲気ある空間を作りだすことができた。