東京都 東西の庭を借景する階段中心の家

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2016.04.01
  • 密集地ながら、建ぺい率・容積率に余裕のある敷地の特徴を活かし、2階のLDKに大きな容積を持たせた木造3階建ての住まい。
  • 約24畳のLDKは、中央にスケルトン状の階段室を置き、大きなワンルームを緩やかに分節。開口はプライバシーに配慮しつつ、東西2方向にある緑豊かな庭を借景する配置となっている。

東西の庭を借景する階段中心の家

24坪の土地を購入し、家族5人のために建てた木造3階建ての住宅である。商業系と住居系の用途地域の境にある住宅密集地だが、隣地の松の借景を取り込むなどして都市部でも開放的に住まえるよう考えた5層の立体的な住まいとなっている。建物の真ん中に階段を配置することで動線をコンパクトにし、家族が集まる内部は自然素材で仕上げ、光や太陽熱、風など自然エネルギーをなるべく取り込んだ。また、眺望や日当たりが良い2階東南側には家具屋さんに設えてもらった無垢の木のキッチンをおき、朝食程度は食べられるようにとカウンターの一部を丸く広くしている。実際に暮らしてみると想像以上にこのキッチンが居心地がよく、自然と家族がキッチンに集まり、食事はいつもこの丸いカウンターで食べるようになった。子ども達の目の前で調理をするので食育にも役立ち、改めて想定外のことが起こりうる住宅設計は楽しいと実感している。

  • 玄関ホールは段差を設けず、広めの土間として多目的に使用できる。床下に空気経路を設け、ガスファンヒーターを利用した簡易な床暖房を採用。
  • 3階建てながら一部スキップフロアの採用で5層の屋内空間。スケルトン状の階段は、光や風を落とし上下階を繋ぐ役割もある。
  • 鍵のないワーロン紙の障子で仕切る3階の子ども室の様子。無垢の床板、珪藻土など自然素材で仕上げている。
  • 3階のウッドデッキに西日よけのオーニングテントと夏はプールを設置。
  • 2階のトイレ兼洗面脱衣室。背面に収納を設置し、洗面台はスッキリなデザインで掃除のしやすいものを選んだ。
  • ハーフユニットバスを採用しサワラの木の板を張った浴室。ちょっとした坪庭が見える。

設計事務所

TAU設計工房一級建築士事務所

住所 〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町2-17-1 吉祥寺マンション701
TEL 0422-21-6395
FAX 0422-21-1919
URL http://www.tau-s.com
代表者 小宮 歩
ご担当者様 小宮 歩

建物概要

名称 東西の庭を借景する階段中心の家
所在地 東京都
設計 + 監理 TAU設計工房一級建築士事務所
施工 株式会社 小林
工事期間 2014年8月~2015年2月
建築用途 住宅