福島県 A邸

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2018.05.07
  • 敷地は東に下るひな壇状の住宅地にある。巾12mの南側道路に面しており、周辺は2階建ての家屋が建ち並んでいる。3台分の駐車場と前庭を設け、建物は道路側にゲストルーム、奥に生活空間を配置した平屋である。

庭を囲んで コンパクトに住まう家

お子様たちが独立し、地域や人との関わりを大切に暮らすご夫婦のお住まい。ご主人はプライベートで少年サッカーのコーチをつとめ、奥様は幼稚園の仕事をされている。休日には、おうちのごはんが大好きなお子様達が帰ってきて、奥様の料理を手伝う。ご夫婦の希望は、友人や家族3世代が集い、宿泊できる広い和室(ゲストルーム)があること。

平面計画では、ゲストルームを独立させて、生活の場はコンパクトに設計している。バスルーム・トイレは、もてなす気持ちが込められた特別なスペース。過ごす時間は少なくても上質なものにこだわり、特に身体に触れる機器類は厳選されたセラトレーディングの商品で設えている。家族にとってもリラックスした就寝と気持ちの良い朝をアシストしてくれる場所である。

東側に開かれた庭を中心に据え、バスコートや物干コートを設け、視線に広がりを与えると共に光や風を通すよう工夫している。独立性が高いそれぞれの部屋は、庭を介してつながっており、開放的でありながら、ごくプライベートな空間となっている。日々の営みと、友人や家族と過ごす時間を、時には密に、時には緩やかに、過ごし、感じることができる家である。

  • 主室(リビングダイニング・キッチン)からゲストルームを見る。プラン上では生活空間と分けている。10帖の畳敷き、10組の寝具が収まる押入れを備える。大型の木製ガラス框戸はオリジナル。奥の障子を開けると主室からも前庭を望む事ができる。
  • 中庭から主室と物干コートを見る。シンボルツリーは、家のどこからでも眺められる。
  • この家で最も天井の高い主室。奥のキッチンとパントリー・冷蔵庫スペースは存在を意識させないデザイン。右側の壁面には仏壇の収納と書斎コーナーがある。正面の引き戸により寝室・水まわりへつながる。壁は自然素材100%の塗装下地壁紙を使用。
  • キッチンはオリジナル。混合栓はコンパクトなキッチンとバランスの良い小さめのVolaを選択。レバーが下に位置し、手元に近くて使い易いと、奥様に喜ばれている。雲形の天井内に隠ぺい式ダクトエアコンを設置している。
  • 天井高は2,100mm。障子上部をオープンとし、天井の連続性とダークブラウンの色により、広がりを感じさせながら落ち着いた雰囲気をつくっている。障子の向こうは廊下、そして庭へとつながる。左、奥の引き戸からキッチン・リビングダイニングへ続き、廊下とは別の裏動線となっている。
  • 寝室から、洗面・バスルーム・バスコートを見る。天井、床ともにフラットにつながる。右壁面はクローゼットと化粧コーナー。寝室とバスルームを仕切る引き戸には姿見を貼っている。
  • 床・壁ともに大判のタイル仕上げ。正面バスコートの木の壁は、バスタブから空が見える高さに設定。向こう側は駐車スペース。シャワーは4段切替、どのような方にも優しいヘッドの高さが調整できるウォールバーを使用。
  • 床・壁・天井ともにバスルームと同じ仕上げ。ミラーは周りに間接照明を施し、タイルと同面に納めている。Veroの壁掛け洗面器と調和したシンプルなデザイン。バスルーム・トイレは床暖房により寒い朝も快適に使用されているとの事。
  • バスコートに面したトイレ。床・壁共、バスルームと同じ大判のタイル仕上げ。一部自然素材100%の塗装下地壁紙。通気性や透湿性が良く結露やカビの発生を抑えてくれる。

設計事務所

奥山淳一建築設計室

住所 〒178-0062 東京都練馬区大泉町3-23-39
TEL 03-3867-4427
FAX 03-3867-4429
代表者様 奥山 淳一・奥山 千津
ご担当者様 奥山 千津
URL http://www.hilltopgallery.jp

建物概要

名称 A邸
所在地 福島県いわき市
施主 個人
設計+監理 奥山淳一建築設計室
施工 株式会社 佐藤建築研究室
工事期間 2013年7月~2014年4月
建築用途 住宅