奈良県 富雄の家

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2019.01.07
  • 和室からの眺め。朝は土間に日が差し込み、とても気持ちの良い光景が広がる。好みの家具やアウトドア用品を並べたり、リビングよりも少しラフに使ったりすることができる。上がり框の段差に腰かけて、本を読むことも。

好きなものに囲まれる暮らし

築38年のマンション一室の改修。
設計者の自邸である。

和室と繋がるラフに仕上げた大きな玄関土間と、南側に位置するすっきりとした印象のLDKは、時間帯や気分に合わせて居場所を変えることができるように二面性を持たせている。
以前から所有している家具や工芸品に使われている、楢、栗、チーク、栂、白樺、シナ、ラワン、和紙、磁器、陶器、真鍮、銅など、様々な異素材を、家具を配置するように一定のルールを持って空間に点在させていくことで、異なる表情をもった空間を繋いでいく役割を持たせた。

障子越しに感じる朝日、日中暖かくうたた寝してしまう南側のリビング、北側の少しひんやりとした空間で飲む夜の温かいコーヒー。
一日を感じながら、ゆったりとした、好きなものに囲まれる生活が始まった。

  • 玄関土間から和室を見る。腰掛けることが出来る高さに和室のレベルを設定することで、縁側のような使い方が出来る。床を上げることで、和室の床下は大容量の収納スペースとなっている。
  • 洗面スペースに隣接して、トイレや浴室を配置している。WIC~洗面スペース~トイレ・浴室と動線に配慮することで、朝の準備がスムーズに。
  • 大きな窓のある南側に面したLDKは、一日中明るい光が入る。
  • リビングから、ダイニング、キッチンを見る。
  • 洗面スペースはインテリアの一部となるように計画。オリジナルの洗面台にデザイン面でも美しいセラトレーディングの洗面器と水栓を合わせる。大きな丸鏡もアクセントとなっている。
  • 洗面スペースの側面は飾り棚、背面は冷蔵庫スペース、フリー収納と、楢の突板で造作された収納コアとなっている。

建物概要

名称 富雄の家
所在地 奈良県奈良市
施主 個人
設計+監理 藏本 恭之
施工 ディライトハウス株式会社
工事期間 2018年4月~2018年6月
建築用途 住宅