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2020.07.01
  • 築150年の歴史の継承を強く願うオーナーとともに、伝統の和を表現できるよう細部までこだわった外観デザイン。

蒲田の家

平成の大火に見舞われ、長い月日を経て復興を果たした築150年の古民家の改修。

全体のテーマであった「陰翳礼讃」を表現すべく、障子や格子窓からの光と陰の造形や日本の色にこだわり、統一感を出せるよう設計。

この古民家を再生するにあたり、日本人はもとより世界各国から訪れた人々に日本の伝統建築、伝統工藝の良さを感じてもらえるよう随所で表現した。

  • 日本の古民家の伝統美を表現する玄関土間。
    奥には再生された京絵師による襖絵や書院など、趣のある日本の間へと続く。
  • 自然光が入りこむよう新たに窓を設け、幻想的な空間となるように表現した。
    時とともに移ろう自然光が玄関土間の三和土に多様な表情を与える。
    夜は格子戸の背面に仕込まれた照明からの灯りが土間を映し出すなど、昼夜の陰影も表現した。
  • ダイニングテーブルはカリンの天板を使用し製作。
    この古民家で一部解体した際の地松の梁材を脚として再生させた。歴史を継承したテーブルにCassinaのCABchairを合わせた。床は21㎜厚の無垢のオーク材を使用。歴史ある建物に合わせ古材色を施した。
  • 漆黒のパネルが漆喰塗りの和の空間を引き立たせている、英国製壁掛けガス暖炉。
    伝統の和の空間にふさわしい炎の演出となった。
  • 名栗や漆という伝統工藝を取り入れた造作キッチン。
    伝統工藝とスタイリッシュな水栓・機器とが調和するように仕上げた。
  • 蔵のスペースを改造し、半露天風呂に姿を一新させた。
    木製建具から坪庭を望み、信楽焼の浴槽に浸かりながら四季折々の景色を楽しめる。住宅ではなかなか味わうことのできない空間とした。
  • 古民家の梁をあらわにし、正面の壁とカウンターにはイタリア ラミナム社のタイルを採用。ラミナムの高品位素材に浮遊感のあるVitrAの陶器製洗面ボウルを設えた。
    イタリアタイルが美しく施されたシャワーブースに美しいシャワー水栓を設置し、moooiのスモークシャンデリアで復興を表した。
  • ギャラリーオープンにともない、世界のアーティストを自宅に招くため、世界で活躍するnendoの佐藤オオキ氏がデザインした洗面ボウルを採用した。
    外部の純和風空間に対して、洗面脱衣スペースは近代的な日本デザインで空間に変化をもたらした。

設計事務所

株式会社 TBJインテリアデザイン建築事務所

住所 〒650-0027 兵庫県神戸市中央区中町通4丁目1-15
TEL 078-382-7255
FAX 078-382-7256
代表者様 北村 和康
ご担当者様 北村 和康
URL http://www.tbj-design.jp

建物概要

名称 M邸
所在地 兵庫県姫路市
施主 個人
統括設計 株式会社 TBJインテリアデザイン建築事務所
施工 東播建築工藝株式会社
工事期間 2015年5月~2019年3月
建築用途 住宅