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2021.05.10
  • ライトグレーの壁をベースにダークグレーとウォルナット、ブロンズガラスのパーテーションを空間のアクセントにして、全体的に透明感のあるモダンな空間とした。リビングダイニングからベッドルームへ続く天井には、照明器具や設備機器を極力設置せず、広がりのある空間を演出した

二人のスケールに描きなおす

廊下と個室でつないだ一方通行の行き止まり感がある3LDKプランを、二人が生活して心地よい距離感とゆとりのあるスケール感に組み変え直した計画である。

リビングダイニング・寝室・洗面室・クローク・エントランスホールをスムーズにつなげることで回遊動線を確保し、若干窮屈だった玄関、廊下は幅を広げてゆとりのあるエントランスホールとなり、2つの個室は一体化してクロークとした。さらに廊下と洗面室につながりを持たせ、洗面室・ユーティリティ・クロークをひとつながりの空間とすることで、お施主様の要望であったモダンでホテルライクなデザインとなった。

キッチン、トイレ、浴室などの水まわりは、築年数の割に比較的きれいであったため、新しくデザインされた部分と取り合いがあるところに手を入れる程度にとどめ、解体工事の範囲も一部床・壁の下地やフローリングは既存利用するなど、コストを抑えつつ新たなデザインを組み込む工夫をしている。

  • エントランスホール。両面収納にするため、既存の通路幅より1.5倍ほど広くし、左手収納扉を鏡張りにすることで視覚的にもゆとりが感じられる。
    また右手のシューズクローゼットの扉は既存の扉を再利用し、壁面も同系のシート貼りにすることで、連続性かつ統一感のある空間となった。
  • 各エリアとの間仕切りはブロンズガラスを入れたスライド式パーテーションを採用しており、オープンにすると大きなワンルームとして使用できる。既存のフローリングを再利用し、新しいタイルの部分はかつての間仕切壁・ウォークインクローゼットを取り払った跡である。
  • 洗面・脱衣・ランドリーなどのユーティリティとクロークをひとつながりの空間に変化させ、ベッドルームからエントランスもホールからも直接アクセスできるような動線を設計。
    洗面カウンターは、耐水性に優れており高硬度で表情も天然大理石によく似ているセラミックストーンを採用。洗面カウンターワイドは約2.3mあり、二人で同時使用してもゆとりのある空間となった。
  • 洗面・脱衣・ランドリーも、天井面には照明器具や設備機器を極力設置せず、各部調光可能な間接照明を配することで、シーンによって演出可能な空間を設計。
    モダンな空間には、シンプルな形状のセラトレーディングの洗面ボウル(VB51338L)が良く馴染んでいる。

設計事務所

株式会社 ハクアーキテクツスタジオ

住所 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-1-3 千駄ヶ谷パークマンション501
TEL 03-5341-4817
FAX 03-5341-4827
代表者様 後藤 典子
ご担当者様 関 正信、後藤 典子
URL https://hakuarchi.jp/

建物概要

名称 SUG house
所在地 東京都品川区
施主 個人
統括設計 株式会社 ハクアーキテクツスタジオ
施工 ティーアールサポート
工事期間 2019年10月~2019年12月
建築用途 住宅