デザイナーのためのヨーロッパホテルガイド 〜水まわり編〜 Vol.67

ルレー・ヴェネツィア(イタリア・ヴェネツィア)

2009.08.01

Relais Venezia

Add: Castello 5285 - 30122 Venezia
Tel: +39 041 5212327
Fax: +39 041 2413991
E-mail:
info@relaisvenezia.com
URL:
www.relaisvenezia.com
今回併せて御紹介する「ルレー・ヴェネツィア」は隠れ家的なロマンチック・ホテル。サン・マルコ寺院まで歩いて3分とサンマルコ広場に近く観光に便利なロケーション。15世紀のパラッツォをリニューアルして2005年にオープン。
サンマルコ広場から歩いてほんの3分、驚くほどの細道に面したプチホテル「ルレー・ヴェネツィア」。


カステロ地区ハウスナンバー5285のエントランス。15世紀のパラッツォが2005年にブティックホテルに改造された。
床石にもホテルのロゴマークが刻まれる。


小さなエントランスホールは鏡張りのトリックでヴェネツィアンガラスのブラケットランプも倍増し空間全体も広がって感じられる。


モダンなガラスのエレベーター脇に造化のブーケをアレンジ。

エントランスからレセプションへの階段。



2階にあるレセプションホール。カウンターはガラス張り。ブルーとシルバーでまとめたサロン家具、無色透明なガラスのシャンデリアが空間に気品を与える。ルームサービスの朝食を好まない人はこのサロンで朝食となる。

レセプションホールから上階の部屋へは細い階段を上って。

踊り場には銀の額縁の鏡とシルクフラワーをセンスよくアレンジ。

更にクリーム色の光のトンネルのような、階段を昇り部屋へ向かう。


今回泊まったのは「ゴールドの部屋」。ヴェネツィアの職人の技になる木彫に金箔のベッドヘッドでゴージャスな気分に。
淡い光を通すオーガンジーのカーテンはたっぷりとドレープをとって。


壁にはムラノガラスの花のようなランプ、梁のある天井にはハロゲンで照らす。


ベッドにもなるソファとクローゼットの間がバスルームへのドア。

ガラスキューブの什器の取っ手、ディティールにも凝っている。


ベッドカバーやスツール、ソファ、クッションのファブリックもヴェネツィアならでは。
ホテルには10室あるが、このゴールドの部屋は窓からの眺めが最高の部屋。サンマルコ広場の塔鐘も絵葉書のように見える。
ルームサービスの朝食はステキなお盆で届けられる。

部屋の木の床からバスルームの石の床へ。

バスルームのドアを開けた瞬間。

バスルームの天井までオリジナルの古い梁。
洗面ボウル(洗面器)はFlaminia。水栓はZucchetti。


同じ石素材でもモザイク風とタイル風にサイズを変化させて使っている。バスタブはIdeal Standard。


便器、ビデはPozzi-Ginori。

バスルームのカーテンも部屋同様のデザイン。


部屋からホテルを出るまでの階段を下りる道のりがとても楽しい。

上る時とはまた光の具合が違う。

窓からは古い建物のファサードが手に取るように見える。