デザイナーのためのヨーロッパホテルガイド 〜水まわり編〜 Vol.77

ハイアット リージェンシー デュッセルドルフ (ドイツ・デュッセルドルフ)

2011.04.01

Hyatt Regency Düsseldorf

Add: Speditionstraße 19, Düsseldorf, 40221
Tel: +49 211 9134 1234
Fax: +49 211 9134 1235
E-mail: dusseldorf.regency@hyatt.com
URL: http://www.dusseldorf.
regency.hyatt.com/hyatt/hotels/
2Fに485m²のエレガントな「リヴ スパ」。夏はガーデンテラスにも出られる。
2Fのスパやシャンパンラウンジのテラスに通じるコンクリートの階段がホテルビルの両サイドにある。
対で建設されたオフィスビルとの間の広い階段をのぼると大きな広場に出る。160m²の水を張ったガラスの池は、よく見るとイベントルームに自然光を入れる天井だった。
ホテルの従業員用でセルフサービスの「カフェD」。ビビッドな色のファニチャー、乳白色に光るガラステーブルととてもカジュアル。一般のゲストも従業員と一緒に気軽に利用できるのが嬉しい。


客室階のエレベーター周り。ライン河に飛び込みするかの彫刻に出迎えらえる。

エレベーターの中。

廊下のカーペットにも水辺の植物のモチーフ。
客室は全290室&13室のスイート。客室のフロアは扉に向かい右にトイレ、左にバスルームと別々に配置。


水面のイメージから光を反射する表面のマテリアルをパブリックエリアでも使っているが、部屋でもシルバーにピカピカ輝く小さなコーヒーテーブルが印象的。花文様のベネツィア風の織物の長椅子と異色のコンビネーション。ベッド上の壁の絵画だけはどうも趣味がよいとは言えない。
可愛い蝶々の柄のコーヒーカップのセットが用意される。リンゴやトスカーナ地方の最高級チョコレートがサービス。
天井から床までの大きな窓からは港の風景が見える。
トイレ。便器はこれまでも多くのホテルでこの便器に出会った記憶があるが、デュラビット社のもの。手洗いがないので、いちいちフロアの向こうのバスルームにいくのがちょっと億劫になる。







リビングの雰囲気をバスルームに追求したデザイン。黒い石のカウンターにハンマーで叩いた跡が水面の輝きを再現するかの洗面器。歯磨き用グラスのコースターが珍しくレザー素材。フローラルなパターンの砂色のタイルが空間に優しさを与える。シャワーを浴びるとガラスの扉と床の間の隙間から水が漏れて、洗面コーナーの床までびちょびちょになることがあるが、ここでもやっぱりシャワーの水が扉の向こうに溢れ出て、またしても水ふき作業となった。タオルバーはエムコ社。レインシャワーや水栓金具はグローエ社。
ホテルのあるライン河岸のメディエンハーフェン地区は、デュッセルドルフの新しい観光スポット。フランク・ゲーリーや著名な建築家が設計したビルが並び、評判のシェフのレストランやトレンディなバーやショップも集まる。以前は寂れた古い港だったのが信じられないくらいの魅力に満ちた街に変貌している。
CERA SPECIAL MEMBERSHIPにご登録いただくと、海外ホテル水まわり情報や国内納入事例などタイムリーな情報をお届けいたします。