オーストリア

ザ・ゲストハウス・ヴィエナ(オーストリア・ウィーン)

ホテル情報

The Guesthouse Vienna

Add
Führichgasse 10, 1010 Wien
TEL
+43 1 512 13 20
E-Mail
office@theguesthouse.at
URL
http://www.theguesthouse.at

フューリッヒガッセ通りに面したフロントのファサードは全く新しくデザインされ直し、サイズの異なる四角い窓の群がファサードに躍動感やアーバン性を演出する。
“ポップアウト”のキューブの窓は宙に浮く印象も。出窓は“ウンジウィンドー”の機能を果たし、ゲストは窓のベンチでゆったり本を読んだりもできる。中欧を中心に数々のデザインホテルのプロジェクトを成功させているウィーンの建築家、アルカン・ゼイティノグルによる秀逸なデザイン。

ウィーンのデザインホテル第一号だった「トリエスト」に続いて、ロンドンのコンラン & パートナーズがインテリアをデザインしたのが「ザ・ゲストハウス・ヴィエナ」。建物はミッドセンチュリーモダンの建築で、元々は学生寮であった。リフォームに1,900万ユーロが投資され、2013年10月にオープン。アルベルティーナ広場に面し、オペラ座も王宮も目の前とウィーン観光には理想的なロケーションで、マリアテレジア広場やカールス広場のクリスマスマーケットに出掛けるのにも都合がよい。

ホテル併設の「ブラッスリー & ベーカリー」は地元でも人気で、ウィーンのカフェハウスとパリのブラッスリー、ニューヨークのダイナーを混ぜたグローバルカジュアルな空気が漂う。24時間ブレックファストをオーダーできるのも粋な計らい。
玄関口ほどの小さなレセプションから階段室、エレベーターへの通路。デラックスホテルのようなロビーはない。

エレベーターまわり。
地下のパブリックトイレへのサインがかわいい。

ヴォルフガング・ツァイクの強烈なインパクトのある写真がエレベーターにも。
階段室。

観からの印象ではもっと部屋数があってよさそうだけど、一部屋ずつが贅沢に空間を取ってあるから全39室(うちスイート4室)のみなのだ。写真は505号室。ルームナンバーはドア前の足元にさりげなく。
初めての部屋だけど、ウィーンに自分のフラットを持っていて、そこにまた帰ってきた感覚になる。 インテリア(担当Tim Bowder-Ridger)はシンプルだけど、隅々まで上質なデザイン。アンダーステイトメントのコンテンポラリー・ラグジュアリー。このゲストハウスは星のホテル格付けを拒否しているが、5つ星に価する。

バスローブは布団の上に置かれる。
キツツキのライトでユーモラスに。

トップが大理石のナイトテーブル。
枕にはホテルのロゴの刺繍。

部屋で、1908年創業のウィーンの老舗ナーバー・カフェのコーヒーを飲める。ミニバーだけでなく、ワインクーラー内のワインボトルもサービス。
部屋にはミニライブラリーも。寝る前に、ヨゼフ・ロートの『皇帝廟』を手に取った。ウィーンで真鍮製のブックエンドは、伝統あるカール・アウベックの工房で特注生産。

ヴォルフガング・ツァイクのアンダーグラウンド・カルチャーシーンを捉えた写真が、静かなデザインと矛盾すると思うが、その激しいコントラストが空間のテンションをあげる。
部屋のファニチャーの1つ1つも職人の技術の粋を尽くしたものばかり。ソファーはウィーンのデザインデュオ「ソーダ・デザイナーズ」のデザインで、ヴィットマン社で仕上げられた。カーペットはコンランのデザイン。

普通ならバスルームの内側にのみ大理石を使っているが、ここでは部屋側の外面も大理石張り。大理石のマテリアルの美しさを最大限に引き出す使い方はアドルフ・ロースを彷彿させる。
アメニティーはモルトン・ブラウン。使わずにお土産に持って帰りたくなるスカイブルーのパッケージの小さな石鹸。ウィーンのオーガニックな石鹸のマニュファクチャー、ヴォルフガング・レーダーハースとのコラボで特別開発されたオリジナル。

レインシャワー & ハンドシャワー。
ミニマルデザインの排水口。

トイレは左のダークグレーのドアの奥に。

2015/11/02時点の情報です

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