新築

緑溢れる土地の購入からドリームハウスが完成するまで​ Vol.3

2015/10/01

~男性目線での住まいづくり~

誰もが夢見る自分の家。
しかもその立地が海の近くで緑も溢れる場所であり、比較的庭も広く既に数多くの植物も育っている場所なので気合が入ります。まさに一世一代の大仕事としては、限られた予算や制約の中でも集中して幾つかの場所にこだわりました。通常リビングや個室に集中しがちですが、夫としてこだわった場所が「水まわり」と「通常何の変哲もなくなってしまう場所」でした。昔建築を学び、今でも大学で建築を教え、普段の仕事がデザインに絡んだ仕事をしていることもあり、毎日使う家の場所としてどのように快適であるか、またデザイン性にユニークさがあり飽きが来ないかを考えてみました。

まずは「水まわり」。
洗面所やバスルーム、トイレは毎日必ず1度は使う場所です。だからこそ、バスルームは絶対にユニットバスは嫌で、重厚感がある仕様にしたかったので、ユニットバスは最初から選択肢の中から除外し、その場所だからこそ出来るバスルームにしました。セラトレーディングのショールームに伺って夢見るバスルームを沢山想像しました。チョイスとして、シンプルなバスタブと上から浴びられるオーバーヘッドシャワーを選び、洗面器は尊敬するスタルクがデザインしたものにしました。言うまでもなくここを使うのが毎日の楽しみでもあります。通勤は大変ですが、出張以外一度足りとも家に帰らなかったことのないモチベーションは、家族とこの場所と言っても言い過ぎではないです。

Philippe Starck フィリップ・スタルク セラトレーディング ショールーム

次にこだわったのが「通常何の変哲もない玄関ポーチのタイル」です。
普通であれば同類のタイルを敷き詰めるだけなのですが、せっかくタイルを貼るなら少しでもユニークにしたいと思い、グラフィティのインベーダーアートの様に3色のタイルを組み合わせてゲームキャラクターを3体描いて見ました。ストーリーは「3人の家族が今日も無事に家に帰ってくることを願う」ことにし、毎日使う玄関もこれで楽しくなりました。

自分の家を建てることは客観的にデザインする仕事とはだいぶ違います。自分が毎日使うから、この家が子供の代まで引き継がれるからこそ想像すべき小さな事が大事だとつくづく思いました。これから家を計画される方は是非小さなディティールに自分の思いを馳せてみて、少しでもカタログや既成概念にとらわれない考え方をした方がいつまでも愛せる家ができあがるとつくづく思います。

こちらのお住まいは、納品事例でもご紹介しております。

大木と寄り添う住まい

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