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洗面ボウルのタイプと選び方 ~造作洗面台でかなえる、あこがれの洗面スペース

2024/03/14

ライフスタイルが多様化し、住まい方、暮らし方への関心が高まった昨今、リビングのような”居住性の高い”水まわり空間に意識が向けられています。
なかでも洗面スペースのプランニングにおいては、手を洗う機会が増えたことで、エントランスや廊下といった動線上に設けられるなど、大きな変化が見られます。
そこで今回は、造作洗面台で理想をかなえるための洗面ボウルのタイプと選び方について、設置スタイル別にご紹介いたします。

造作洗面台って?

洗面台は、「ユニット」と「造作」の2つに大別することができます。「ユニット」は収納キャビネット、洗面ボウル、ミラーなどがワンセットになったタイプであるのに対し、「造作」は、すべてのアイテムを別々に選んで、オリジナルのコーディネートが楽しめるスタイルです。
お客様の要望や好み、スペースの条件に合わせて、パーソナライズできる造作洗面台は、洗面スペースをより特別な場所に変えてくれるでしょう。

カウンターのプランニング

造作洗面台のアイテム選びの際に考慮しなければならない、カウンター寸法についてふれていきます。

1.カウンターの間口(幅)

ご計画の間取りからカウンター間口を検討します。収納棚や洗濯機、ユーティリティスペースを併設する際は、有効寸法からそれらの幅を差し引いた寸法がカウンターの間口となります。一般的には600mm以上(二人並んで使用する場合は1200mm以上)で検討されます。

2.カウンターの奥行

カウンターの奥行は450~600mmを目安に、洗面ボウルの開口をして強度が保てる奥行に設定します。選んだ洗面ボウルとカウンターの材質によって条件は異なります。また、動線や通路幅を考慮してご計画ください。例えば、身支度をする動線上に洗面スペースを設ける場合は、着替えを収納するチェストや、メイク時に座るスツールを置くことも想定し、800~900mm程度の通路幅を確保できると安心です。

3.洗面ボウルまでの高さ(あふれ面高さ)

床から洗面ボウルまでの高さをあふれ面高さと呼び、顔を洗う動作がしやすい高さに設定します。一般的には身長÷2の高さが適切と言われ、セラトレーディングでは160cmの身長を想定した80cm(800mm)を標準としております。カウンターの高さは、選んだ洗面ボウルのタイプにより異なる点に要注意です!

洗面ボウルのタイプと選び方

間口のイメージがついたら、つづいて洗面ボウルを選びます。ボウルの大きさは、幅400mm以上を目安に、カウンター間口に合わせて計画します。設置タイプごとに特長をご紹介します。

◆アンダーカウンタータイプ

洗面ボウルをカウンタートップの下におさめるタイプで、空間がすっきりとした印象になります。カウンタートップのお手入れがしやすいのもうれしいポイント。洗面ボウルが主張しないので、カウンターの素材やデザイン次第で、家具のような佇まいに仕上げることも可能です。

◆オーバーカウンタータイプ

洗面ボウルをカウンタートップの下におさめながら、縁の部分が上部に露出しているタイプ。カウンター開口が洗面ボウルで覆われているため、水はねしても清掃しやすいのが特長です。

◆ベッセルタイプ

カウンターの上に洗面ボウルを設置するタイプで、置き型、オンボウルとも言われます。器としてのデザインと造形美が空間の主役となり、インテリア性が高いのが特長です。カウンターと洗面ボウルの高低差があるので、カウンター間口が小さい場合は、壁が接近して窮屈な印象になるかもしれません。間口にゆとりのあるプランがおすすめです。また、カウンタートップの高さは、洗面ボウルの高さ分低く設計することになります。

◆ハーフべッセルタイプ

深さの一部をカウンターに埋め込み、洗面ボウルが70~120mm程度上部に出ているタイプ。半埋め込み型とも言われます。ベッセルタイプに比べると、カウンターと洗面ボウルの高低差を抑えられるため、ほどよい存在感で組み合わせる水栓の選択肢も広がります。

◆壁付タイプ

洗面ボウルを壁に固定するタイプ。カウンターを設ける必要がなく、省スペース。カウンターとボウルが一体のため、シームレスでお手入れがしやすいのもポイントです。
※設置する壁には、あらかじめ下地の補強が必要です。

いかがでしたか?
まずはいろいろ見てみたい!という方へ、ウェブサイトにGALLERYをご用意しています。
ぜひご覧になって、イメージを膨らませてください!

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