CASE STUDY 納品事例

セラトレーディングの商品をご採用いただいた住宅やホテルなどの事例をご紹介しております。ご自分のスタイルに合う住空間のイメージづくりの参考にぜひお役立てください。

169件

柏市 pisopiso

architects atelier ryo abe

2010/05/31

密集した住宅街に建つ若い夫婦と幼い兄妹のための住宅である。プライバシーを確保しつつ精神的な開放感を獲得すること、趣味を飾るための大小様々な棚を作ること、光と風を取り入れることが施主の要望として挙げられた。そこで、1階ホールは「庭」と感じられるがらんどうのような空間にし、そのまわりに生活のためのフロアーを螺旋状に配置した。ホールの壁の棚は趣味を展示する小さなギャラリーであり、家族の成長と共に棚は増え、ギャラリーの中が刻々と変化することで、生活風景にも変化が生じる。また、各フロアーを仕切る壁は迫り出すように傾いていて、その間をすり抜けるように階段を昇り降りすると、日常風景に動きが感じられる。そして、四隅には窓から差し込む自然光が朝、昼、夕と空間の表情を刻々と変化させている。家中に仕掛けられたたくさんの変化と動きが、「部屋」「家」「建築」という領域の感覚を曖昧にしながら、心の中に新鮮さと開放感を作り出すものと思っている。

新築

戸建

洗面

浴室

キッチン

トイレ

ナチュラル

渋谷区 Sakura flat

株式会社 若松均建築設計事務所

2010/04/28

場所は築35年ほどの5階建て雑居ビルの最上階。
他の階ではオフィスや住戸が各階4戸入る平面に、共用廊下も含むワンフロアすべての改修である。
テラスも含めると180m²もあるワンルームとなる。

住む場所としてのスケール、プロポーションを脱した空間と柱梁の構造体——この「少しばかりの非日常」に対して、それらに現実的な扉、収納家具、棚などの具体的な機能や日常の「もの」、そして建築の部位も同じように扱い、それらを点在させる。
既存の未完成感や肌理の粗さ、古さに、引き寄せられた「もの」が拡散している状態。
家事や仕事、休息など住む行為は、それぞれが身体的で小さな場所での出来事だが、ふと目を移すと急に世界が変化する。
日常と非日常とが同居していながら、日々の暮らしで切り替わりが繰り返される。

この段階でできたそうしたラフな状況に住み始め、住みながら日用品や雑多な「もの」を足していったり、変えてみたりする行為が全体で建築として成り立つと、生活がとても自由なものになるのではないかと感じている。

リフォーム

マンション

洗面

浴室

ヴィンテージ

須賀川市 KKC 【路地のある家】

no.555一級建築士事務所

2010/02/26

敷地は、隆起を繰り返す自然の形態が残る森林に囲まれた住宅地である。両親が住むこの土地に、若い夫婦が敷地を分け合うように住むこととなった。敷地の奥にある母屋には良く管理された庭があり、その庭をできる限りいじめずに、更に等価の外部空間を建物に取り込むことで、新築によって削られる「幼い頃の庭の思い出」を修復しようと考えた。 建物は地面から浮かし、フットプリントを極小とすることで、庭として復旧させている。平面的に個室棟とリビング棟に分節された建物の中央には、路地を配置し、母屋側へ一筆書きにつながっていく。 その中央の路地(センターアレイ)は、施主が子供の頃に走り回った周囲の記憶を呼び起こすよう不規則な隆起をし、路地という存在にとどまらず、母屋との関係・建物の有効な余白といった大きな役割を担っている。2棟に分節された建物は、個室棟をあえて道路に面して設け、高さを抑え、リビング棟へ光を届けている。外部に閉鎖的に処理された個室棟とリビング棟は、センターアレイ側に開くことでオープンな奥行きのある空間を確保できている。ある1つの土地に新たな世帯が参加するにあたって、既存の庭を中心とした良い距離感・関係性が保てることを願っている。

新築

戸建

洗面

浴室

キッチン

アーバン

港区 m house

REPRO(渡辺建設株式会社 リフォーム事業部)

2009/12/25

数年前にこの部屋にはいった瞬間、窓から見える緑に一目惚れし、その緑を借景とした『和風住宅を造りたい』という思いから計画がスタート。

都心にあるマンションの1室とは思えない、本格的な数寄屋住宅が完成した。

元の間取りは、一般的な3LDK+Sという間取り。マンションであるがゆえの制約をクリアーしながら、間取りを一新した。

メインである広間を中心に配置し、第2のメインの小間(茶室)、寝室、エントランスホール、カウンターを備え付けた料亭さながらのキッチンスペース、ウォークインクローゼット、トイレ2か所、浴室の間取りとなっている。

広間は開放感を保つため中間に柱を設けず、5m50cmの長押を特注で造作し、間接照明をその長押へ仕込んだ。開口部も大きく、外の緑が入り込みとても気持ちの良い空間となっている。キッチンカウンターは和の風合いに調和するよう、ミズメの拭き漆塗りで仕上げた。

広間と併設する小間は、室内であるにも関わらず、露地を計画した。広間と小間の空間を区切る役割とともに、俗世間から別世界への境界線としての役割も担う。ほの暗さの光りの演出をするため、明るさは低めに設定し、光源が直接見えないよう煤竹と和紙をあしらった特注照明となっている。

エントランスには、R形状にした壁に紅朱の漆塗り和紙を貼り、月をイメージした障子を正面に造作。非日常的な空間を醸し出している。

材に至っては、戦前から銘木店で保管されていた吉野の面皮杉、天然の絞り丸太や薩摩杉などの銘木の数々、木曽の拭き漆のミズメカウンター、京都の襖や障子、滋賀の竹、備後の畳表などと一流と言われる産地の材を随所に採用した。施主自らが各産地へ足を運び決定するほど、材の選定にはこだわりぬいた。

施主の数寄屋への大きな夢、素材や細部に至るまでのこだわりを現実のものへとする想いと、設計と施工に関わる全ての人々が、それぞれの力を100%発揮して完成した住宅である。

リフォーム

マンション

トイレ

和モダン

鎌倉市 極楽寺の家

向山建築設計事務所

2009/11/30

海まで歩ける距離でありながら山深い、鎌倉ならではの環境。南側隣地の庭には桜が咲く絶好の敷地である。狭小な住宅でありながらも周辺の環境をとり込むように、木の窓の位置と大きさを丁寧に配置した。緑と広い空など、豊かな環境を普段の生活の中でたっぷり味わえる住まいを実現させた。

新築

戸建

洗面

浴室

キッチン

トイレ

ナチュラル

シンプル

横浜市 SHUHALLY

MINIMA

2009/11/30

若い茶人のための茶室である。

茶道の根本とは、自然体のままで季節感を大切にし、「もてなし」と「しつらえ」を基本とした生活文化にある。四季を感じられる日本の気候風土に根ざした伝統文化であり、「衣食住」「立居振舞」を学ぶことができる文化でありながら、敷居が高いと思われがちな「茶」の文化を若い世代にも触れてもらいたいと始めたのが、『SHUHALLY』というプロジェクトである。

プロジェクトのコンセプトである『SHUHALLY』とは、千利休が茶道の心得として説いたといわれる「守・破・離」に由来する。基本を守り、創意工夫を加え、独自のスタイルを確立するという、物事を習得する過程での精神である。 「茶」の文化を通して、日本の生活文化を見直し、現代のライフスタイルに合わせた再生・提案をしていくことが『SHUHALLY』の目的であり、そのひとつのかたちがこの茶室、『文彩庵』である。

場所は、横浜市・関内。駅徒歩3分という都市の喧噪の中に存在するオフィス住居併用ビルの5階にある。また、この茶室の区画はもともと賃貸住宅として計画されていたため、階高が低く、大きなコンクリートの梁型をもつスケルトンであった。その環境の中に、既存の構造体に影響されない自由な空間を創り出すこと、そして「市中の山居」と呼ばれる茶室の静寂さを生み出すことが求められた。

玄関から続く各部屋は、玄関の壁面から連続する一繋がりの天井をもつ空間であり、必要に応じて建具で仕切る構成とした。外部空間の要素を室内に取り入れることを意図して、素材は「竹」とした。その結果、連続する天井面とそこから漏れる光により、竹林のような静けさと伸びやかな空間となっている。

広間、小間と呼ばれる2つの間は、それぞれ異なったアプローチで光と素材を取り入れた。広間は自然光を重視し、茶室で伝統的に使用される「杉」「竹」といった自然素材で構成、小間は人工光を積極的に取り入れ「ガラス」「ステンレス」という現代を代表する人工素材で構成する空間とした。
建築はその時代の技術、環境によって変化していくものであり、中でも茶室は光とそれにより生み出される陰影や、様々な対象の肌理が作り出す情景によって成立する空間である。時代と共に移り変わっていく「光」「素材」の扱い方を2つの空間で表現し、共存させることで互いに補完し合う関係を創り出すことを目指した。

この空間を訪れる人々にとって「SHUHALLY」の精神を養う場所となることを期待している。

新築

その他

トイレ

和モダン

その他

世田谷区 Roji-house

エアスケープ建築設計事務所

2009/10/30

奥行きのある敷地は間口が狭く、奥で広がる形状をしている。また、都心の住宅地で隣家は近接し、側面を大きく開放することが難しい敷地条件である。道路側アプローチから敷地の奥まで直線状に空が見える路地のような通路(ROJI)を配置した。そしてROJIのまわりに諸室と中庭を交互に並べた。上から光が注ぐ明るいROJIは家の軸となり、各スペースをつなぎ、家族の気配を感じさせてくれる。光を取り入れるとともに、季節の移ろいを感じさせる中庭はDKとリビングの間、バスルーム横に設けた。バスルーム横の中庭は隣地から見えないようにし、プライベートを配慮した庭となっている。

新築

戸建

洗面

浴室

キッチン

トイレ

アーバン

ニセコノーザンリゾート・アンヌプリ

一級建築士事務所 株式会社 観光企画設計社

2009/09/30

世界でもトップクラスのパウダースノーゲレンデを持つニセコスキーエリア。
そのスキーエリアを擁するニセコ積丹小樽海岸国定公園内に1985年開業したホテルを改装し、「ニセコノーザンリゾート・アンヌプリ」は、2007年にオープンした。

今回の改装工事は開業以来の大規模なもので、20年前の内装を現代的な内装に変更することが大きなテーマであった。

その中で内装のデザインコンセプトに挙がったのが「Scandinavian Chic」。

冬の夜が長い北欧・スカンジナビアでは、多くの時間を室内で過ごしても苦にならないよう配慮され、空間が非常に洗練されたものとなっている。

北海道と共通したファクターを持つこともあり、機能美、永く愛される質の高いデザイン - 北欧デザインの大きな特徴であるそれらに、インプレッシブな要素を加えたものをホテルのデザインコンセプトとした。

ただ温かみを感じさせるだけではなく、力強さを調和させた、落ち着いた大人のリゾートである。

リフォーム

ホテル

洗面

浴室

トイレ

エレガンス

その他

長野市 TYM(ヘアサロン)

no.555一級建築士事務所

2009/08/31

近隣は未計画の土地が並んでいる商業地域。将来的には高層の建築が立ち並ぶ事が想定でき、前面道路も32m幅員の賑やかな道路が予定されているこの場所で、ヘアサロン付きの住宅を計画することとなった。まず、周囲の環境条件から素直にガードし(4方の壁で囲う)、外部の喧噪から内部を守ることとした。次に、居住空間を豊かにする為、上層階(住宅部分)である3・4階まで深く入り込む大きなヴォイドを設け、採光・通風を確保した。 4方には、遠くに見える山並みを切り取り、採光を促すスリット窓を合理的に設けている。内部の間仕切り壁を腰までの高さとしているが、内部からはどの位置からでもスリットを通して切り取った景色が見渡せる計画とした。必然的に店舗部分も閉鎖的ファサードなっているが、オーナーがターゲットとするミドル層確保という意味で、「この時間を大切に包みこむ」というブランディング形成ともなっている。本計画では、住宅としての快適性と店舗としてのブランディング形成を偏ることなく形態とすることを目標とし、また将来的な周辺の環境変化に対し、埋没することなく耐えきれる建築であることを目的としている。

新築

戸建

商業施設

洗面

浴室

キッチン

アーバン

板橋区 桜川の家

伊佐ホームズ株式会社

2009/08/30

素敵な家が欲しい…。それが終始一貫したお施主様からの要望だった。与えられた敷地は防火地域のため、木造では延べ床面積100m²まで、高さは7m以上という制限があり、背の高い隣家が迫って建っている環境だった。その環境下で、外部からの視線をかわしつつ、日々の暮らしの中で光の移ろいが様々に楽しめる空間を目指し設計を行った。外観は箱を組み合わせたようなデザインで陰影を、内部は効果的にガラスを使うことで空間の繋がりを出し、100m²に感じない広がりを表現。モダンな外観でありながら、離れ風の和室、クリーンでリッチな水まわり、明るく広がりのあるLDK、ポップな子供部屋といった要素を、ひとつの建物として違和感無く感じられるよう、様々な‘白色’とプラス1色で表現した。竣工後、アパレル出身のお目が高いお施主様も「想像以上の出来栄え」と、素敵な笑顔を見せていただけた。

新築

戸建

キッチン

トイレ

シンプル

豊島区 S Project

有限会社 デザインオフィスオポジッション

2009/07/31

JR大塚駅徒歩10分、商店街を抜け、ひとつ中の通りに面した3階建S造の改装プロジェクト。1階2階は賃貸アパート、3階はペントハウスとしてご夫妻の居住空間を全面リフォーム。建物本体と3階スペース内装は比較的新しいが、クライアントの今のライフスタイルに合わず、改装に踏み切ることになった。リフォーム前の間取りは、部屋が細かく区切られ、広がりを感じられない窮屈な間取りであった。

常にリフォームの計画において共通した課題として挙げられる点は、下記の3点。

限られた空間の中で如何に広がり(予感)を演出できるか
窓の位置の変更が難しい為、どのように光を空間全体に廻り込ませるか
生活動線の簡素化、収納スペースの確保
このプロジェクトにおいても、同じ課題が挙げられた。

解決策として、既存3階の部分を可能な限りオープンにし、一体的な生活の場として開放できる方法を考えることから、このプロジェクトが始まった。最終的に落ち着いたのは、3つのガラスの箱をフロアーに点在させることだった。既存の平面の形に箱を必要に応じて配置し、箱と箱の間に生活の空間が生まれ、閉じたり/開いたりすることにより、実際よりも更に奥行きを感じられる生活空間を作り上げた。3つのガラスの箱はトイレ・キッチン・洗面浴室の水回りをただ単純に外壁へ寄せるだけでなく、室内側に点在させることで、広がり・光・動線を同時に解決する手立てとなる。生活機能を内包した箱は、その周辺に出来る余白の空間を住まい手に開放してくれる玉手箱である。

ガラスの素材は多様な可能性を秘め、透明、半透明、不透明の表情の違いがある。半透明でもどの程度の半透明さを表現するかは、フィルムの使用により繊細な壁面仕上の表現が可能となる。ガラスも平板だけでなく、溝型ガラス+平板ガラス、溝型ガラス+複合板、木壁+平板ガラスというように、構成要素を複数にすることで様々なインテリアのテクスチャー表現が可能となった。

ガラスの壁を住宅規模でこれだけ使用した例は殆ど無いと思われる。ガラスは扱いにくく危険な素材などと一般的に思われがちだが、透過性、壁厚、音、熱、などの問題点の解決方法の手がかりとして、外部のみならず内部使用の可能性を多く秘めている素材であるという思いを、このプロジェクトを通じて強くした。同時に、このガラスの提案を快く受け入れて頂いた、クライアントの前向きな姿勢があった上でのプロジェクトだったことを痛感する。

リフォーム

マンション

洗面

浴室

キッチン

シンプル

江東区 ブリリアマーレ有明

東京建物株式会社

2009/06/30

ホテルが持つラグジュアリーと、日常の暮らしが持つスタンダード。
ブリリアマーレ有明は、ふたつの魅力を持つマンションだ。

異なる2者を結びつけるのは、最上階である33階に用意された「THE33」。
バー・プール・スパの他、ホテルのスイートルームのようなオーナーズスイートまでをも擁した「THE33」は、このマンションに住む全ての人が使用でき、ホテルで味わう高揚感やラグジュアリー感を日常で感じることができる空間になっている。
「ホテルライク」な暮らしではなく、「ホテルそのもの」の魅力を持つ暮らしを提案したこのフロアは、世界のホテルを手がけるスーパーポテトがデザインを担当した。

32階のプレミアム住戸は、輝くばかりの白で構成された邸宅である。
あふれる光を独り占めできる眺望、開放感あふれる高い天井、そして数々の贅沢な設備。圧倒的な存在感を放つそれらは、最上級の部屋にふさわしい空間を作り上げている。

新築

マンション

洗面

キッチン

トイレ

エレガンス

その他

169件

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