CASE STUDY 納品事例

セラトレーディングの商品をご採用いただいた住宅やホテルなどの事例をご紹介しております。ご自分のスタイルに合う住空間のイメージづくりの参考にぜひお役立てください。

172件

京都府 TSUGU 京都三条 by THE SHARE HOTELS

株式会社 リビタ

2020/07/01

1914年築の登録有形文化財が一部残る建物(旧日本生命京都三条ビル / 設計:辰野・片岡建築事務所)を改修した、THE SHARE HOTELS 6店舗目のホテル。「ローカルへ旅を継ぐ」をコンセプトに、イベントやポップアップショップなどのコンテンツを展開し、宿泊者と地域プレーヤーの新たな出会いを生み出すことを目指している。また動線計画や素材の使い方の工夫により、一部残る文化財の雰囲気や価値を館内全体に波及させ、既存部分と新しい部分の関係性を重視してデザインした。客室の洗面台には、直線的ですっきりとしたデザインかつ、ワイドが450mmで圧迫感のないハーフベッセルタイプの洗面ボウルを採用した。

リフォーム

ホテル

洗面

キッチン

その他

兵庫県 M邸

株式会社 TBJインテリアデザイン建築事務所

2020/07/01

平成の大火に見舞われ、長い月日を経て復興を果たした築150年の古民家の改修。

全体のテーマであった「陰翳礼讃」を表現すべく、障子や格子窓からの光と陰の造形や日本の色にこだわり、統一感を出せるよう設計。

この古民家を再生するにあたり、日本人はもとより世界各国から訪れた人々に日本の伝統建築、伝統工藝の良さを感じてもらえるよう随所で表現した。

リフォーム

戸建

洗面

浴室

キッチン

トイレ

和モダン

その他

神奈川県 葉山の家

八木建築研究所

2020/04/01

多様な人々が集まる場所というイメージがあった。
複数の要素が寄り添ったり積み重ねたりし、外観の形に表している。
それはこの自邸兼仕事場が、時に母や姉妹達の家族も集まる大家族の家でもある為である。

自然との一体感を得たい。
周囲を小高い山で囲まれており、山の緑が庭の緑と繋がり、
それが中庭によって家の懐に入り込ませる。
さらに1階は土間と縁側が中庭に続く構成として、内外部の関係性が混ざり合う空間とした。
中庭は生活空間と仕事空間との緩衝スペースにもなっているほか、
異なる部屋間で相互の気配を感じられる関係性を生み出す。

玄関脇の塔は書庫を兼ねた階段室であるが、
複数の要素をつなぎ留めるシンボルとしてデザインした。

水まわりにはいつものようにセラトレーディングの製品で揃えている。

(八木 正嗣・八木 このみ)

新築

戸建

洗面

浴室

キッチン

トイレ

ナチュラル

兵庫県 風棲家

T-Square Design Associates

2020/03/02

自然風を使い、エアコンに頼らない生活をするための家。そんなコンセプトにピッタリなのが、2つの川に挟まれて、三方が道路に面している、この計画地である。しかし、真夏の暑さの中、エアコンなしで生活するには、色々な工夫が必要である。そこで、周囲の緑と風を取り込む(借景)仕掛けとして、開口部廻りを工夫する必要がある。開口部を3方向で出来るだけ広く確保するために、構造壁は最小限に留め、本来の室内⇔ガラス戸⇔網戸の関係性を見直し、ガラス戸と網戸(実際は網入り格子戸)の間に距離を持たせ、そこを影が生まれる中間領域とし、格子戸(網戸)越しに、京都の千本格子のように涼しい風を作り出す仕掛けとした。この網入り格子戸は、季節や時間帯ごとに光と影をコントロールし、影絵のように木陰を映し出し、室内の表情を変化させる。それによって、日々室内環境が変化する建築は、まるで生き物のようであり、「もの」とは対極にある存在となる。建築はそもそも人々に寄り添う生き物のような存在ではなかったか。「もの」と化した建築に、生命は感じられない。人は齢を重ねるごとに味わいが出てくるが、「もの」にはそれがない。ただ古びるだけである。昔、建築は古美なければならないと教わった。綺麗な建築よりも美しい建築がよい。光や影の移ろいを楽しめる建築は詩的で美しいと思う。つまり、この家は「綺麗なもの」で溢れかえる芦屋の住環境に対するシニカルなメッセージでもある。そして、昨今の日本の住宅は、様々な機械設備に頼らなければ住まいとして成立しないことを、各地の自然災害が証明しているが、本当にそれで良いのだろうか?昔ながらの住まいは、多様な機能を持った建具で仕切られ、開け放つとまるでピロティ―のように、涼しい風が流れていた。風がない日には、団扇や風鈴、打ち水等、随所に生活の工夫が見られたが、それが生活の知恵である。この、ほぼ屋外のような家で暮らすには、日々生活の知恵が必要であるが、それこそが人間らしい生活ではないかと思っている。

新築

戸建

キッチン

ナチュラル

兵庫県 淡路島の住宅

SUEP.

2020/02/03

淡路島の北端に位置し、海岸からほど近く、明石海峡大橋を望む眺望のよい高台に建つZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)。

環境シミュレーションを使ったデジタル技術と地元の淡路瓦職人とのコラボレーションによる、特注瓦ルーバーで覆われた豊かな半屋外空間を持つ環境住宅。

地中熱や太陽熱、海風、プール水など、周辺に潜在する様々なエネルギーを調査し、それらを最大限利用することでゼロエネルギーを実現した。

新築

戸建

洗面

浴室

ナチュラル

神奈川県 中田の自邸

川辺直哉建築設計事務所

2020/01/06

敷地は変形した5角形の角地で、周辺の敷地分割線はさまざまな角度となり、周囲は住宅に囲まれていた。そこで周囲の住宅の角度を観察し、それらと異なる角度を取り入れ、開口同士の視線の干渉や、壁面の近接を防ぎながら、隣家や街に小さな緩衝スペースを複数つくり出そうと考えた。

室内は折れ曲がる壁で緩やかに分節され、高さの異なる3つの床レベルを繋ぐ中央に配置された階段の螺旋運動に伴い、開口を通した風景が壁によって見え隠れしながら重なり、さまざまな方向に視線が展開する。3つの長方形を組み合わせた単純な平面形状ながら、見える風景や奥行きが場所によって変化し、時間帯や季節によっても表情の異なる居場所が生まれている。

この家では、洗面器を脱衣場ではなく天井の高いホールに設置したいと考えていたため、単体で美しく、モノを置くなどの使い勝手も両立できる洗面器を探していたところ、セラトレーディングの製品にたどり着いた。

新築

戸建

洗面

キッチン

東京都 H邸

ラブアーキテクチャー一級建築士事務所

2019/12/02

約70年前、著名な日本史学者が本駒込の地に建てた母屋と書斎。夏目漱石研究等で知られる比較文学者である息子の代に、建築家の故黒沢隆氏の手によって、2回リノベーションされた。さらにその住宅が3代目に渡る段階で、私が3回目のリノベーションをすることになった。

元々母屋と書斎は、庭に対して出来るだけ南面させるためか、それぞれ敷地に対して傾いて建っていた。黒沢隆氏が1972年に増築により書斎を2世帯住宅に、さらに同氏が1989年に母屋を撤去した。その跡地に集合住宅を建設した時点で、残されたこの住宅は敷地に対する傾きの根拠を完全に失った。施主の要望は、つぎはぎの結果出来てしまった家の周りに複数あるこの僅かな隙間を活かすこと、家と庭の親和性を回復することの2点であった。学者の家系である故か、不合理なことが気になるらしい。そこで、北西の隙間は、玄関を敷地境界まで突き出すことで、アプローチから玄関のガラスを通して見える坪庭に、LDKとセットで回遊できる廊下の位置は、巡る過程において坪庭化した隙間をガラス越しに必ず捉えるように計画し、奥様の書斎や浴室は隙間とセットになって美しい眺望や光で満たされるようにした。それだけでなく「勾配を与える」以外に意味を持たない小屋裏の大きなデッドスペースを子供部屋のロフトベッドにし、自然光を効果的に取り入れる採光装置にした。機能を持たない各部の隙間は、機能で満たしていくことで反転、もはやこの住まいの質を決定付ける重要な要素になっている。最大の隙間である鬱蒼とした庭は、この家と集合住宅の隙間をスタート地点として、奥様の書斎まで幅を変えながら、緩やかに円弧を描く緑に囲まれた居場所に変えた。その結果、三和土を挟んで分節する緑は、リビングから見た時に心地良い奥行きをつくってくれる。この家の象徴でもある泰山木は2階のどの子供部屋からもよく見える。

と或る4月の昼下がり、ご主人はデッキテラスから庭の三和土にテーブルと椅子を移動してお茶を飲み、お嬢様は奥様の書斎で寝転がり読書をし、奥様はご主人の書斎でパソコンをする等、各人が心地良い場所を見つけて寛いでいる。まるで、絡まった糸を解し編み直すような、そんな設計作業だった。

リフォーム

戸建

洗面

浴室

キッチン

ナチュラル

東京都 TSUKI

虎尾+謝建築設計

2019/11/01

築地一丁目の小さなホテル計画。
このまちは現代的なオフィスビルが建ち並ぶ一方、職人と町人の文化が根付き、懐かしくもゆったりとした雰囲気が残っている。
そこで我々は、周辺の風景に合わせ、ホテルとしての記号を排除した抽象的な立面とし、温かで柔らかなファサードをデザインした。
また、小ささを逆手に取り、近隣の人々や資源のネットワークを構築しながら完成するプログラムをデザインし、ホテルの中に閉じた世界観をつくり込むのではなく、場所に根ざし、その場所ならではの滞在体験ができるホテルづくりを目指した。
ひとつひとつの空間は小さくとも、まちと連続し、その土地のもつ肌理を感じてもらうことで、豊かな体験を与えることができるのではないだろうか。
またそれが、小さな都市型ホテルが提供できる最大のホスピタリティではないかと考えている。

新築

ホテル

洗面

和モダン

千葉県 bollard

駒田建築設計事務所

2019/10/01

前面道路の拡幅にともない建て替えられた「bollard」*は、建主と母と娘、3人家族のための住宅である。敷地手前で緩くカーブするこの道は、直近で国道につながり生活道路と呼ぶには交通量が多く、学校の登下校時には多くの生徒たちが行き交う。このような周辺環境に対して、硬い壁で視線をはね返すように内部を守るという選択肢もあったのかもしれない。しかし、不特定多数の人々の交通と視線に晒される環境であっても、やはりここは住宅地である。考えるべきは硬い壁ではなく生活の場を柔らかく、確かに包み込む住宅のあり方であろう。拡幅される道路によって削られた50㎡弱の敷地に、建ぺい率を使いきり、高さ制限や斜線、日影規制をかいくぐるほぼ最大のボリュームを建ちあげている。歪んだ5角形平面は隣地との正対関係を避け、わずかではあるが3つの小さな庭を生み出した。それを立ち上げた頂部は4面の屋根で構成され、全体としてマッスというよりは、紙ふうせんのように、薄いエンベロープを膨らまして内部が外へ押し出されるような感覚を意識している。小さな吹き抜けによって家のどこにいても、このエンベロープに包まれていることが感じられ、延べ床面積25坪とは思えない大きさと広がりがある。膨らみの圧力で内部から飛び出したような大小の出窓は、敷地内の小さな庭、隣家の庭木、向かいにある建主の母校の正門、道路の緩くカーブした先、校庭のヒマラヤスギの大木等々に向けられている。内部からの視線はこの出窓を通して、周囲の近景、中景、遠景へと自然に導かれ、日々の風景が家族の記憶としてつなぎとめられていく。一方、このガルバリウム鋼板の多面体は、道行く人々の視線を真正面から受けることなく、それを微妙にいなしながら絡め取っていく。それはまるで、船がbollardに係留されるように、とりとめのない街の姿が、固有の風景として人々の記憶につなぎとめられていくようである。 洗面室やキッチンの水栓や洗面器は実直で簡素なインテリアとの相性を考え、オーソドックスでありながら、姿の美しいセラトレーディングの器具を採用した。

*船舶を係留するために桟橋や埠頭に設けられる係船柱

新築

戸建

洗面

キッチン

ナチュラル

東京都 House I

Ailey Architects

2019/08/01

敷地は東京でありながら自然豊かな緑が見えるロケーションである。その眺望を最大限に活かすことを一番に考えて、出来る限り大きい開口部を設ける計画となった。外観は、軒天を木張りとして外に張り出したバルコニーが、片流れ屋根のシンプルな家のアクセントとなっている。室内は、部屋や収納の扉をすべて引戸とし、全体が吹き抜けで繋がる大きなワンルームの開放的な空間となっている。内外共に白色の漆喰壁と木材で自然素材を使用した構成となっており、外はインターフォンカバー、内は照明や引戸の取っ手、タオルバーなどは経年変化も楽しめる真鍮を用いてアクセントとしている。朝陽と緑を望む洗面空間は、造作のカウンター、DURAVITの洗面ボウル、HANSGROHEの水栓により、ミニマルながらも品良く存在感がある。建具や手すりは友人の職人に製作してもらい、作図と塗装は自ら行った。庭には季節感のある植栽を植えて、隣接する土地の木々と合わせて季節による自然の移ろいを楽しんでいる。

新築

戸建

洗面

ナチュラル

シンプル

神奈川県 a OISO La

アーオ建築事務所

2019/07/01

緑に囲まれた高台、相模湾が一望できるロケーションに一目惚れ。約70m²の木造住宅の構造フレームを活かしつつ、耐震・断熱性能等の基本性能を十分に上げるべくフルリノベーションを行った。
都心での慌ただしい日常からリセットできる場所として、非日常を感じることができるよう、海側に面した大開口に向けて、伸びやかなキッチンを配置。キッチンを中心として、部屋の間仕切りをつくらない開放的なプランとした。水まわりも同様、洗面、トイレ、浴室間の仕切りを設けず、ミニマルな洗面ボウル、スタンディングバスタブを採用。水まわり面積を贅沢に確保し、足を踏み入れた瞬間、はっとするような白い空間を実現した。
仕事柄、常に新しいものに触れる機会が多いため、逆に自邸では、既製のものではない、ひとつひとつ手間と時間をかけてつくり上げた温かさや、完璧でないものの心地よさを取り入れたいと考えた。友人30人で焼き上げた焼杉の外壁や、ワークショップを開催し、たくさんの友人の力を借りて完成させたポーターズペイントの内装壁など、完成までの過程が伝わってくるような、味わい深く温もりある建物となった。
木々に囲まれたこちらの住まいは、木漏れ日の柔らかな光が心地よく、その光の陰影が美しく見えるよう、内装は徹底してマットなテクスチャーと自然由来の色を追求。キッチンのカウンタートップは、Arttexという耐水性の左官仕上げとし、そのマットな風合いに馴染むものとして、水栓はステンレスでミニマルなデザインのKWCを採用した。
ここは高台に位置するため、夏でもエアコンが必要ない。窓廻りにはあえてカーテンも設けず、鳥のさえずりと朝の爽やかな光で目覚め、清々しい風を感じながら休日を楽しむ。室内にいながらも、自然の息遣いの感じられるコンパクトな平屋はとても居心地の良い場所。外構は、これからゆっくり時間をかけて仕上げていく。自邸ならではの余白を残した未完成さも、また今後の楽しみのひとつである。

リフォーム

戸建

キッチン

シンプル

大阪府 ナインアワーズなんば駅

成瀬・猪熊建築設計事務所

2019/06/03

都心における機能的かつ高品質なトランジットサービスという独自のカテゴリーを目指す「ナインアワーズ」は、ホテル滞在中の「シャワー」+「睡眠」+「身支度」という3つの基本行動に特化し、それぞれの機能性と品質を徹底追求する考えで開発した。また、部屋という空間概念を捨てて身軽に使いこなすことで街とダイレクトにつながり、都心ならではの宿泊・トランジットスタイルを提案している。このため、宿泊に限らず、24時間お客様の都合に合わせて仮眠やシャワーのみでご利用できる。

「ナインアワーズなんば駅」の空間設計は、成瀬・猪熊設計事務所が担当した。
シャワー・睡眠・身支度という、都市の宿泊に求められる機能を一つ一つのスペースに置き換えて特化・洗練させてきた「ナインアワーズ」のフォーマットを解体し、機能のレイアウトや組み合わせ、導線を再構築することで、快適性や効率性を更に向上させた。具体的には、水まわりと身支度のエリアを連続させ、その中にラウンジ機能を加えることで、シャワー後睡眠に向かうまでの少しの時間や、身支度から外出するまでの時間をストレスなくつなぐことが可能となる。また、これまでは全体を同じトーンでデザインすることが通常だったが、場所の役割に応じて、最適な色やマテリアルの選定を行い、より機能的に研ぎ澄まされた空間を追求している。

アルネ・ヤコブセンが手がけたVOLAシリーズは、ミニマルで合理的なデザインが、ナインアワーズのフィロソフィーとマッチしており「ナインアワーズなんば駅」の他にも、2009年にオープンした1号店である「ナインアワーズ京都」をはじめ、多くの店舗で導入している。
ほか、利用者の使用頻度の高い洗面スペースなどにも、セラトレーディングの商品を導入している。

リフォーム

ホテル

洗面

シンプル

172件

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よくあるご質問

水まわり商品に関して、よくいただく質問をまとめています。

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