海外展示会

ミラノサローネ 2010 第七回

2010/07/15

2010ミラノサローネ、第七回目はDURAVIT社とHANSGROHE社のご紹介です。

DURAVIT社は洗面器などの衛生陶器、HANSGROHE社は水栓と、扱う商品は異なりますが、両社でコラボレーションしたシリーズを発売するなど、メーカーを超えたプロジェクトを行っています。

では、DURAVIT社からご紹介します。
フィエラ本会場では、洗面器はDURAVIT社、水栓はHANSGROHE社が担当するコラボレートシリーズ、プラビダが大きく展示されていました。
昨年発表されたこのシリーズ、器具に角ばったデザインを持たせず、やわらかいデザインにしたところと、洗面器やバスタブに合わせて、水栓もコーディネートできるところが、このシリーズの特長です。

主要メーカーが集まる一角で展示を行ったDURAVIT社のブース。

プラビダシリーズ。ミニマルにもオーガニックになりすぎないデザインは、フェニックスデザインによるもの。

新商品のVeroBlack。主力商品であるVeroを黒く色変え。空間がきりっと引き締まります。

スタルクがデザインした陶器製のキッチンシンクのスタルクKシリーズも黒が展示されていました。
右側の深いシンクと左側の浅いシンク、どちらもまな板をのせてワークトップにできるシンクです。

DURAVIT社はミラノ市内にショールームをオープンさせ、そちらの見学もしてきましたので、
その様子もご紹介します。

ミラノの街並み。高層の建物がなく、空が広く感じます。

そのミラノに今年オープンさせたショールーム。DURAVIT社の数多くの商品を見ることができます。

弊社でも取り扱いのセカンドフロアシリーズを、アイランドキッチンならぬ、アイランド洗面のように設置。
壁でさえぎらないので空間が広く見えます。(DURAVIT社プレス画像)

洗面カウンターの裏側には収納が。ミラーも両面ミラーになっています。

変わって、HANSGROHE社の紹介です。
昨年発表されたアクサーウルキオラシリーズが展示されていました。

アクサーウルキオラシリーズ。ベンチのようなテーブルに洗面を置いています。
洗面というと、どうしてもキャビネットやカウンターのイメージですが、このような自由な発想で水まわりを考えても楽しいなと思いました。

ディスプレイに鳥かごやグリーンを置き、デザイナーのパトリシア・ウルキオラの女性らしいデザインセンスが感じられる空間。

そして今回のもう一つの目玉といえるのが、先ごろリデザインを行った
アクサーチッテリオシリーズです。
今年のサローネでも多くのインテリアプロダクトを発表していたアントニオ・チッテリオですが、
左下のメーカーによるイメージ画像などを見ると、やはり建築家なんだな、と実感させられます。

2003年に登場したこのシリーズは、男性的な骨太なデザインが特長でしたが、
最近のデザイントレンドにあわせて薄く繊細にリデザインされた洗面水栓等が
追加ラインナップされていました。

アクサーチッテリオシリーズのイメージバスルーム。
室内と屋外、フローリングと黒・白の大理石、直線を多様した部屋に丸いミラーを使うなど、対比を考えてつくられた空間になっています。

追加ラインナップの洗面水栓。吐水口が高いシングルレバーにするため、ハンドルを横にセット。
アクサーチッテリオシリーズの特長である、直線のラインとジョイスティックハンドルはそのまま継続されています。

本記事で紹介されている商品

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