フランス

ロイヤル・リヴィエラ(フランス・サン・ジャン・カップ・フェラ)

ホテル情報

Royal-Riviera

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3 avenue Jean Monnet 06230 Saint-Jean-Cap-Frerrat
TEL
+33(0)493763100
FAX
+33(0)493012307
E-Mail
info@royal-riviera.com
URL
http://www.royal-riviera.com/
庭園側からの本館全景。

前々回のジャン・コクトーの軌跡を辿るコートダジュールの旅の続きで、コクトーがクリエートした比類ない総合芸術の住空間「サント・ソスピール荘」見学のために泊まったのが、このラグジュアリーホテル「ロイヤル・リヴィエラ」だった。地中海に突き出る半島で、景勝地のサン・ジャン・カップ・フェラへのエントランスといえる位置に建つ。ベルエポックの残り香を漂わせる建物は、1904年の開業当時に「パノラマパレス」と呼ばれ、150室全室バスルーム付きで、テニスコートやボートハウスも付帯という、他のホテルにはないモダンで贅沢な設備で有名だった。ロシアの作曲家プロコフィエフもここに滞在したことがある。2つの戦争も経て、経営者が変わる度にホテルも余計な変化を余儀なくされるが、21世紀開幕とともにやっと新オーナーが眠れる地中海の美女的なホテルを蘇生させるべく大手術に取りかかった。才腕ホテル・プロデューサーと定評ある香港出身のグレース・レオ女史をコンサルタントに迎え、その頃ラルフ・ローレンのアートディレクターでもあったナイ・バシャムもデザインチームに加わり、華やかなりし時代を継承しながら、今日の新しいアイデンティティとリヴィエラスタイルを探究し、全面改装に挑んだのだった。

表通りの玄関。夜はイルミネーションされるヤシの木。
エントランス&レセプションホール。古代ギリシャの美を現代に昇華させた「ヴィラ・ケリロス」邸(ホテルから徒歩圏内)のインテリアのディテールが引用される。テラコッタ風のフレスコ天井画。

ロビーから客室階へのエレガントな階段。
グランドサロン。ホテル利用者のリビングルーム。

中央のサロンの右手にバー。アフリカに憧れ、民芸品やゼブラの毛皮などアフリカからのコレクションを誇る人の部屋のようでもある。
中央のサロンの左手がエレガントなレストラン「ラ・タブレ・ド・ロワイヤル」。

レストラン奥の朝食ルーム。

地中海ビューのテラス席が人気。滞在したのが真冬だったので寂しそうだが、シーズンにはもちろんテーブルも素敵にセッティングされる。

広大な庭園は、この土地を愛する著名なフランスの造園家ジャン・ミュが芸術的に造形した。「私はどんなことにでも抵抗できるが、誘惑にだけは逆らえない」というオスカー・ワイルドの名言がデザインコンセプトの基盤にあるという。エキゾチックな植物も組み込み、デリケートで詩情あふれる庭園。

冬でもアウトドアの温水プールで泳げる。夏は人工浜のプライベートビーチで海水浴。夏はプールサイドに地中海ビューの「ジャスミングリル&ラウンジ」もオープン。

プールサイドのテラス席からの眺め。ボーリュ・シュル・メールのヴィラ・ケリロス邸が対岸に。

客室はスイートも含め全94室。うち16室がプロヴァンス風のヴィラ「ロランジェリー」に。こちらは本館の部屋。茄子紺色がテーマカラー。部屋の壁を飾るのはアートでなく、古代ギリシャの壷を描いた布なのがとても独創的だ。

部屋の窓を開けての眺め。
お土産に、ホテルの素敵な写真の絵葉書がたくさんあって嬉しい。

暖かい土、砂のトーンのクラシックなバスルーム。アメニティはブルガリ。

ジャン・コクトーがヴェスヴェレール夫人の招待を受け、滞在したサン・ジャン・カップ・フェラの別荘「サント・ソスピール荘」。比類ない総合芸術空間に、コクトーの手で仕上げられたインテリア。

ホテルのデザインとも関係する「ヴィラ・ケリロス」のインテリア。フランスの考古学者テオドール・ライーナッハが古代ギリシャの建築美に魅了され、20世紀初めに建築家エマニュエル・ポントレモリとのコラボレーションで、古代ギリシャの邸宅を再現する。

水まわりのデザインがとても興味深い。

庭園から対岸にロイヤル・リヴィエラが見える。

2018/08/01時点の情報です

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