リフォーム

マンション

浴室

トイレ

東京都 南麻布の家

Sデザインファーム株式会社 一級建築士事務所

2021/08/02

隣接する公園の樹木と呼応するように、LDKの天井を吉野杉のルーバー材で作り、公園から樹木が延長しているような雰囲気を目指した。

公園の自然を取り込んだ都心のマンションリノベーション

都内屈指の公園に面し、窓からは隣接する公園の樹木、遠景には東京タワーを望むヴィンテージマンションのリノベーション。都心でありながらここまで自然に囲まれた環境は唯一無二であり、まるで軽井沢の森の中にいる感覚を味わえる立地の良いお住まいだった。そこで公園の風景を各部屋で最大限楽しめる計画とし、インテリア素材は公園の樹木と呼応する素材をちりばめ、室内と屋外が連続するように設計した。

元々2カ所あった浴室は、それぞれ個性が異なる空間となるよう、1方はバスタブのある浴室、もう1方はシャワールームとした。ほとんどの生活を海外拠点や軽井沢で過ごされるお施主様にとって、プライベートホテルのような使い方も想定し、ホテルのような落ち着いた雰囲気になじむセラトレーディングの商品を選定した。

天井のルーバー材が公園の樹木と呼応して、室内に自然が入り込んだ雰囲気を生み出している。
リビングの隣のスタディルーム。木々を眺めながら書斎として活用できる。
天井のルーバー材が公園の樹木と呼応して、室内に自然が入り込んだ雰囲気を生み出している。
リビングの隣のスタディルーム。木々を眺めながら書斎として活用できる。

ベンチに腰掛けてシャワーを浴びることができるシャワールーム。
ディスプレイを楽しめるニッチを設けたトイレ。
ベンチに腰掛けてシャワーを浴びることができるシャワールーム。
ディスプレイを楽しめるニッチを設けたトイレ。

寝室からも公園の樹木が眺められる。ベッドに横たわると樹冠越しに東京の空が一望できる。
3面鏡の内部に収納を確保しつつ、洗面器下はタオルを見せる収納とした。
寝室からも公園の樹木が眺められる。ベッドに横たわると樹冠越しに東京の空が一望できる。
3面鏡の内部に収納を確保しつつ、洗面器下はタオルを見せる収納とした。

洗面室と浴室の境界にガラスを用い、床に同じタイルを張ることで、空間がシームレスにつながり、広々とした印象となった。
建物全体の構造体の柱によって、浴槽を少し奥まった場所に設置することとなったが、浴槽に浸かると包み込まれるようなリラックス感が味わえる。
洗面室と浴室の境界にガラスを用い、床に同じタイルを張ることで、空間がシームレスにつながり、広々とした印象となった。
建物全体の構造体の柱によって、浴槽を少し奥まった場所に設置することとなったが、浴槽に浸かると包み込まれるようなリラックス感が味わえる。

ルーフバルコニーからは六本木ヒルズや東京タワーも見渡すことができ、自然と都会を同時に楽しむことができる。
キッチン部分の小窓からバルコニーのテーブルに料理などを出せるようにした。
ルーフバルコニーからは六本木ヒルズや東京タワーも見渡すことができ、自然と都会を同時に楽しむことができる。
キッチン部分の小窓からバルコニーのテーブルに料理などを出せるようにした。

設計事務所

Sデザインファーム株式会社 一級建築士事務所

住所
〒150-0046 東京都渋谷区松濤1-26-18 園ビルディング1F
TEL
03-6280-7397
代表者様
鹿内 健
ご担当者様
鹿内 健
URL
http://s-designfarm.co.jp

建物概要

名称
南麻布の家
所在地
東京都港区
施主
株式会社 リビタ
統括設計
Sデザインファーム株式会社 一級建築士事務所
施工
株式会社 東急ホームズ
工事期間
2016年8月~2016年12月
建築用途
住宅

CASE STUDY 納品事例

戸建住宅・ホテルなど、実際に当社の商品が納入された事例をご紹介しております。ご自分のスタイルに合う住空間のイメージづくりにお役立てください。

MORE

2023/11/01

山梨県 F邸別荘

富士山を臨む大自然に佇むキャビン・ログハウス風の別荘を、木やメタル素材を使いながら、インダストリアルでモダンなインテリアへリノベーションした。既存の間取りでは10畳あった和室部分を6畳の小上がり畳スペースへ縮小し、拡張したLDKの一角には、庭や富士山が見える窓辺にワークスペースを設けた。外の景色を眺めながらのんびり料理を愉しめるように、キッチンのレイアウトを変更。奥まった場所にあった壁付けのキッチンを、対面式のL型へ造り替えた。また、モールテックスで仕上げ、重厚感のあるキッチンとした。ダイニング側のリビング収納は扉寸法を工夫して、アクセントウォールにもなるよう設計した。廊下からLDKにつながる建具をガラスにし、天井をひとつづきに見せることで抜け感を演出。前オーナーから引き継いだ暖炉は、使い込まれたアンティーク感とレンガの風合いが希望のインテリアに馴染みそうだったため、そのまま活かすことに。暖炉もまだまだ現役として使用でき、設備としても戦力となった。洗面台もキッチン同様モールテックス仕上げにし、シンプルでスタイリッシュな雰囲気に合うセラトレーディングの洗面器を選定。この別荘で施主は、リモートオフィスとして活用したり、週末は家族や犬とのんびり余暇を過す。暖炉に薪をくべたり、景色を眺めながらじっくりと低温調理に向き合ったり。都会の喧騒から離れ、ワイングラスを傾けながらゆっくり過ごす。スローライフを愉しむ大人たちの隠れ家だ。

リフォーム

戸建

洗面

その他

2023/01/10

東京都 AO house

ビルのオーナー住戸部分を両親から子世帯が受け継ぎ、子育て世代のライフスタイルに合わせた全面リノベーション。
間取りはリノベーション前と同じ3LDK。ご実家でもあり、これまで住んでいて不便に感じていたことや有効利用できていない部分を見直し、各部屋の面積配分や動線を修正していった。
リビングダイニングは、家族が集いやすいように、できるだけ広いスペースを確保し、その窓際に家族共有の書斎コーナーを併設した。
キッチンは、食材の搬出入をしやすいように玄関とダイニングからの動線に配慮した。また、家事をしながら子供の勉強を見ることができるように、ダイニング側のカウンターを広くして、家族が集まりやすいダイニングキッチンとなるように計画をした。
オープンキッチンからダイニング、リビングへと一室空間となるため、キッチンとカウンター収納などの造作家具は統一したデザインとなるよう、置き家具も色のトーンを合わせてコーディネートしている。ダイニングテーブルは色味や大きさがなかなか合うものがなく、今回のプロジェクトのためにデザイン製作をした。
洗面スペースは、個室とはせず廊下の一角に設けることで、複数人で同時に手洗いや身だしなみを整えることができるようになった。
トイレにはしっかりと手洗いができるように、大きめでフォルムにデザインが感じられる手洗いボウルを設置した。

リフォーム

マンション

洗面

アーバン

2022/10/03

長野県 FOREST BASKET

軽井沢の手つかずの雑木林が残る別荘地に建つ、都心から離れて家族でゆっくりと過ごせる週末住宅。

森の木々から光と風を包み込むように、高さ6mの天井から三角形の深い庇が伸びてテラスを覆う。
庭とテラスに面するガラスの一面大開口を背にして、中央に位置するストーブから放射状に、それぞれオープンキッチン、ダイニング、リビングを構成。
リビングのソファは床より45cm下げることで、落ち着きのあるカンバセーションピットとなっている。
​また、オーナーからの要望でテラスの一部は網戸で囲えるようにし、虫などに悩まされることなく屋外で過ごせる工夫をした。
奇しくも竣工後すぐにワーケーションで長期滞在することになり、食事の場所としても仕事場としてもこの屋外空間を、大変気に入られたようだ。
セラトレーディングは海外輸入衛生機器の代理店として長い歴史と実績があるため、品質含めて安心感がある。
実際に、20年前に取り付けた廃番となった商品の不具合にも、資料を探してくれたり親身に対応してくれた。                            

新築

戸建

浴室

ナチュラル

2022/09/01

東京都 h37s

東京・目黒区にある築20年のマンションの一室に、猫2匹と暮らす50代のSさん。ご自身で薬膳料理を作ったり、器を集めたり、遠方まで気になる照明器具や家具を見に行ったりと、「食」を中心に、丁寧で豊かな生活を楽しんでいる。今回のリノベーションでは、将来、自宅で料理教室を開くために「調理のデモンストレーションもできる大きなキッチン」がテーマに。

リノベーション前の間取りは62㎡・2LDK。細切れになった個室とそれらをつなぐ廊下で構成され、有効に利用できていないスペースや倉庫と化した部屋など、広がりや繋がりを感じにくい間取りだった。それらを刷新し必要なスペースを再構築する上で、既存のパイプスペースや配管上の制約から大きく移動できない水まわりを住戸の一方に寄せ、残りは廊下のない大きな1LDK空間とした。これまで間仕切壁で切れ切れになっていた連続窓が一堂に会されたことで、外部への視覚的な広がりも得られるようになった。

空間を広くとるため既存の天井は解体。コンクリート打放しを生かし、床はコンクリートのようなテクスチャーの大判タイル、壁は木の繊維をセメント成分で固めた木毛セメント板の仕上げとした。グレー系のハードな質感に対して、家具や間仕切り壁の木の質感をバランス良く配置することで、上質で飽きのこない大人のリノベーションを実現。

料理教室のための大きなキッチンカウンターは、玄関の正面に配置しパブリック性を持たせ、家の顔となるべく、ekreaのオーダーキッチンで存在感のあるデザインに。キッチンにも、収納家具や間仕切り壁と同じ框フレームやラタン張りのディテールを採用することで、空間に全体的な統一感を持たせている。

リフォーム

マンション

洗面

ナチュラル

2022/03/01

沖縄県 BLUE STEAK WONDER CHATAN(沖縄北谷)

2020年12月24日開業の『BLUE STEAK WONDER CHATAN(沖縄北谷)』は、海を見ながら暮らすように滞在するというコンセプトのもと、どこか異国を訪れているような、旅の情緒感を大切にした唯一無二の存在感を持つホテル。
世界・日本各地を旅した沖縄県在住画家の梅原龍氏が監修。

~ゲストに提供しているものは「寝るためのベッド」ではなく、「かけがえのない旅」そのもの~

ゲストが旅の仲間(大切な家族や友人など)と暖かな団欒をし、『また、ここに来たいね』という思いを持ち帰ることができるような、豊かな時間を過ごす居心地の良い宿を想像して造り上げている。

優しく手と心に馴染むオーダーメイド家具
家族や友人同士で時間を忘れて団欒できるリビングダイニング
どの時間に見ても美しい自然光を採り入れるガラスブロック(明け方、直射日光、晴れの日、雨の日、月明かり・・・)
日常の境界をなくす使い勝手の良いキッチンは、海を見ながら料理が出来るホテルの共通コンセプト
すっきりして表情のある壁と天井
目に映る風景と景色・インテリアの魅せ方を設計し、ナチュラルな空間で、落ち着いた雰囲気を作っている。カーテンや照明、家電から食器に至る全てをコーディネートすることで、快適で感性に訴えかけるデザインとなっている。どこにいても居心地が良く、『ずっとここに居たい』と思える客室。
白で統一した開放感のあるバスルームには、セラトレーディングのペデスタルタイプの洗面ボウルを採用。デザインが完結しており、一体型のカウンターには物を置くこともできる。

リフォーム

ホテル

洗面

シンプル

2022/02/01

東京都 KAI house

子供たちが独立後、お母様が一人で住んでいた住居に再び子世帯家族が一緒に暮らすことになり、ビルのワンフロアを二世帯住宅へリノベーションした計画。

既存の間取りはいわゆるnLDK型のプランで、個室ごとにRC造の躯体で覆われており、生活の変化に対応しにくい構造だった。これから再び共に暮らす家族がプライバシーを保つ場所を確保しつつ、お互いの気配を感じられるような住まいの在り方を考えた結果、刷新した空間にアップデートするのではなく、家族の成長に応じて思い出をつなぎながら、住み継がれていく住まいとなるよう痕跡を残してデザインを再構築した。

例えば、今は亡きお父様が新築当時に要望した広々としたホールや幅広の廊下は、各空間と家族をつなぐターミナルとして回遊させ、使い方や状況によって各部屋と一体になったり、個別にしたりと使い分けができるようにした。新築当時の思い出が残るステンドグラスの窓下には子供が遊べるベンチコーナー、そこに面して書斎スペース、その様子をリビングから望むなど各居場所が緩やかに連続し、共に暮らす家族の関係性や空間の多様性を包括するおおらかな空間となった。
親世代から子世代、また次の世代へ。今後も家族の成長に応じて住まいとしての環境の変化を期待している。

リフォーム

戸建

洗面

ナチュラル

2022/01/05

富山県 消滅集落のオーベルジュ「Cuisine régionale L’évo」

人口わずか500人の富山県南砺市利賀村に、かつて存在した集落である「田之島」。一度は消滅したこの集落を、まるごとホスピタリティの空間としてデザインした、究極の地産地消を目指したオーベルジュ。地域に根差した文化や建築様式を読み取りデザインすることで、この場所ならではの新しい風景をつくった。

素材を大切にするこの施設では、食材はもちろん、水にまでこだわっている。周辺の山間から集められた澤水によって活動が成り立つこの施設において、衛生器具は、ここでの体験を演出する重要な役割を担う。土着的な建築デザインの趣に馴染みながらも、ラグジュアリーな宿泊空間を演出できる器具を模索する中で、洗練されたフォルムのグレー色の陶器に辿り着いた。施設の空間を象徴するデザインのひとつとなった。

リフォーム

ホテル

洗面

2021/12/01

福岡県 東峰村 古民家ヴィラ「あんたげ」

福岡県東峰村で2018年に開催されたこのコンペは、古民家を宿泊施設にリノベーションし、高齢化による農地(棚田)や景観の保全をしながら、竹地区に新しい仕事を創出しようという試みであった。

東峰村・竹地区の棚田は、日本棚田100選に選ばれる風光明媚なところ。既存の古民家は、その棚田の中で増改築を繰り返していた。我々は、この古民家を本来の姿に戻し、床のおおよそ1/3にあたる部分に、上下の棚田を繋ぐ土間空間を挿入することを提案した。

土間空間は既存の天井を抜き、梁レベルにロの字型の水平補強を施し、古民家が本来内包している小屋裏空間を大きな吹き抜け空間として表出させた。
古民家特有の勾配屋根のもと、利用者は太く大きな丸太梁が飛び交うダイナミックな空間に包まれる。土間空間の南北の壁は、内部からも石垣が見えるよう開放し、棚田の中にいることを身体で感じることができるようにした。
土間には大きなキッチンを置き、宿泊者はもちろん、宿泊者以外の人も料理教室や食事会などのイベントに参加ができる。
この土間空間を挟んで、棚田側には八女長野石を使った浴室などの水まわり空間、道路側には既存の古民家の部屋割りを利用して、和室と寝室を計画した。

どこにいても棚田を感じられるこの建築に対し、上品にさりげなく必要な機能を叶えてくれる、セラトレーディングの製品を採用した。

リフォーム

ホテル

洗面

和モダン

ショールームのご案内

海外の水まわりデザインに触れて感じていただけるショールームです。

カタログ

カタログのご請求、デジタルカタログを閲覧いただけます。

よくあるご質問

水まわり商品に関して、よくいただく質問をまとめています。

こだわりの品質

「DESIGN」「QUALITY」「AFTER SERVICE」の3つを柱に、上質な生活空間を彩る商品をご提供します。