VOLA ボラ

ISO 9001

ISO 14001

正式社名
Vola A/S
国名
Denmark

教会用装飾の鋳物メーカーとして1873年に創業。1955年に水栓金具の専門メーカーとしてスタートしたボラ社は、1968年、アルネ・ヤコブセンがデザインしたボラシリーズを発売。時代を超えたデザインが評価され、各国の美術館コレクションに選ばれています。

ブランドについて

水栓・アクセサリーの製造において、北欧を代表するデザインブランドとしてのポジションを確立し、世界中のアーティストやデザイナー、建築家に愛されているボラ社。商品はすべてデンマークのホーセンスにある工場で、伝統的なクラフツマンシップに最先端の技術を融合させて生産されています。


ボラ社では「ボラ」という1シリーズに、組み合わせバリエーションを持たせた商品を製造しています。洗面水栓からキッチン水栓、シャワー・バス水栓、アクセサリーまで、統一性のあるデザインで幅広くラインアップ。無駄をそぎ落としたミニマルなデザインは、主張しすぎずどのような空間にも溶け込みます。

そんなボラシリーズをデザインしたのは建築家のアルネ・ヤコブセン。当時最高のモダンスタイルであると称されたシンプルなフォルムは、50年以上経った今でも色褪せることなく受け継がれています。

普遍的なデザインは50年以上もの間受け継がれている
セラトレーディングでは全15色のカラーを取り扱っている

また、ボラシリーズの一部の水栓は、ハンドル、スパウトなど、それぞれお好みのパーツを選ぶことが可能です。仕上げも、クロムめっきの他にマットブラック、ホワイト、ゴールドなど多数のカラーバリエーションを取り揃えており、お客様のお住まいやライフスタイルに合わせてお選びいただけます。

SDGsへの取り組み

ボラ社が下す全ての意思決定には、環境への配慮がなされているかの視点が軸となっています。
それは商品を設計・デザインする段階にも取り入れられており、ボラシリーズを象徴するタイムレスなデザインが具現化していると言えます。

トレンドを追わないタイムレスなデザイン
故障時にはパーツ交換にも対応

製品の水流をコントロールするだけでなく、製造時に使用する水の量も厳密に管理しています。工場で使用する水はリサイクルシステムを導入し、水資源を大切にしています。


自然を敬い、効率的で美しいデザインを追求するデンマークの伝統に由来する思想をもつボラ社は、循環型社会の実現を目指しています。

すべての水栓金具には鉛を含まない真鍮のみを使用
廃棄物は100%回収・使用済み製品も再利用し新たな商品にリサイクル

HISTORY

1873年に教会装飾の鋳物メーカーとして創業したボラ社。1955年に水栓金具の専門メーカーとしてスタートしました。

北欧デザインの巨匠、アルネ・ヤコブセンがデザインしたボラシリーズの水栓がうみだされたのは1968年。オーナーのベルナー・オーバーガードが、当時デンマーク国立銀行のコンペティションで優勝したヤコブセンに連絡を取り、まったく新しい壁付け水栓を提案したことがきっかけでした。

機能部が壁の中に隠れている画期的な壁付け水栓は、発表後すぐに国際的な賞賛を受けます。今となっては類似品がいくつも見られますが、当時は誰もが発想しえなかった独創的なデザインでした。

1971年のヤコブセン没後も、ボラシリーズは「機能とデザインの両立」のコンセプトを大切にしながら次の世代に引き継がれ、国際的なブランドとしての地位を確立していきます。

同シリーズは、1974年にニューヨークのMoMAのデザインコレクションに選ばれたのを皮切りに、ケルン芸術工芸美術館、シンシナティ美術館などの名だたる美術館コレクションに選出されました。

主張を極限まで抑え、空間のグレード感を高めるボラシリーズは、今後も後世に受け継がれていくでしょう。

ホーセンスにあるVOLA社本社
北欧デザインの巨匠、アルネ・ヤコブセン
1873年
教会装飾の鋳物メーカーとして創業
1955年
水栓金具の専門メーカーとしての事業を開始
1968年
アルネ・ヤコブセンによってボラシリーズ最初の水栓が設計される。 デンマーク国立銀行にて壁付けの水栓が採用される
1970年
オレンジとグレーの水栓の導入に続き、さまざまなカラーを展開
1971年
アルネ・ヤコブセン没後、元アシスタントのテイト・ヴァイラントが製品設計を担当
1974年
ボラがニューヨークMoMAのデザインコレクションに選ばれる
1995年
アムステルダムのコンセルトヘボウにボラ製品が採用される
2006年
リンクアーキテクチャーが製品設計を担当し始める

CASE STUDY 納品事例

戸建住宅・ホテルなど、実際に当社の商品が納入された事例をご紹介しております。ご自分のスタイルに合う住空間のイメージづくりにお役立てください。

MORE

2024/12/02

東京都 House ZPK

自然が残され、ていねいに歴史が重ねられたコミュニティに築75年の家があった。都市にひっそりと佇む古民家の改修プロジェクトである。

当該建築を含む数軒から構成されるこの街区は、約100年前の宅地整理以降変わらぬ姿を残している。3世代にわたり住み継がれ、住民同士は、幼稚園から中学校まで同窓の間柄である。土地の魅力に惹かれ、ここでの生活を大切にしていることがうかがわれる。一方で、世代交代とともに都市中心部への移住が進み、当該街区が抱える法的制限による建築的循環の起こり難さから“都市部における過疎化”が進行している。

既存建築の歴史を塗り替える“住み替え”ではなく、未来の住人が見る先人の記憶としての改修計画を目指した。途切れることのないこの土地と建築の歴史の中で本計画がかかわる時間はほんの一瞬である。建築、周辺環境、コミュニティなど様々な“時の経過”が並存する未来への建築である。

当該建築がある小さなコミュニティにとって東に隣接する公園や、西側を通る小道は愛着を持った大切な存在である。一方で、既存建築は前庭にのみ開口部を持ち、公園や小道に対しては開口部のない壁や高い生垣により明確な境界が作られていた。本改修では東立面に新たに大開口とリビングから連続する土間テラスを設け、田の字の細かな間仕切壁をやめ一体空間としている。これにより、公園、内部空間、前庭、小道までが一体となり、周囲で起こる時間の経過を感じられる計画とした。

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戸建

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ヴィンテージ

2024/11/01

東京都 Y様邸

4人家族で住まうためのマンションリノベーション。
L字型の平面の中に個室を設けず、ワンルームとしてデザインされ、石、木、真鍮、コンクリートといった素材を各所にバランスよく配置した。
それらの素材のボリュームによって生み出される隙間やコーナーに、住空間に必要な機能を組み込んでいる。
明確に「〇〇の部屋」として区切るのではなく、空間を緩やかにつなげることで、家のどこにいても家族全体の気配を感じながら生活できる住まいとなっている。

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2024/10/01

長野県 ホテル ドゥ ラルパージュ

蓼科のオーベルジュ、ホテル ドゥ ラルパージュ。豊かな自然に囲まれ、フランスの邸宅が持つ繊細で温かみのある質感と上質な時間を満喫できる。
ラルパージュとは、フランスのアルプス地方の方言で、「夏の高原の牧草地」 を意味する。
このホテルは、幼少期からフランスの本物の生活空間に触れてきたオーナーの、フランスの邸宅が醸し出す「上質な日常がもたらす心地よい”普通”」を過ごせるホテルにしたいという熱い思いの下、プロジェクトチーム一丸となって作りあげられた。スタッフとゲストの距離感も近く、会話が弾むのもまた邸宅風に設えられたホテルの魅力の一つとなっている。

トップライトや天井までのびる縦型の窓から積極的に自然光を取り入れているのが大きな特徴であり、まるで個人邸に招かれたかのような心地よさが味わえる。日中の自然に抱かれたような雰囲気、ドラマチックな光に包まれる夜と、時間帯によってざまざまな楽しみ方もできる。そこに厳選された素材や塗料の色・艶、ヨーロッパより輸入された家具、水まわりの設え、スイッチ等、細部へのこだわりが添えられ、ホテル全体の魅力を作り上げている。
館内には、買い付けられた絵画やシャンデリア、アンティーク家具、装飾備品など歴史や時間を感じさせるものと輸入された家具等の新しいデザインとが混在する。それぞれの存在感を大切にしながら、一つ一つが個別に主張するのではなく、施設全体の調和と心地よさに配慮されたデザインを大切にしている。水まわり機器の選定にあたっては、必要な機能を丁寧に確認しながらもなるべくシンプルで柔らかみのあるフォルムのものを選定しており、風通しの良い明るく快適な空間を構成している。

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エレガンス

2024/09/02

東京都 武蔵村山の住宅・改修

東京の郊外、武蔵村山市の緑豊かな谷あいに建つ、築50年の丁寧につくられた和風の平屋住宅。造園家の若い家族がこの古き良さを活かしながら自分達らしい暮らしを楽しむための改修。

■建物の性能(構造、設備、断熱、遮熱)を見直す。
安全に関わる構造の見直しは、平屋でシンプルな矩形ということもありフラット35リノベ耐震評価基準をもとに整えた。給排水設備は老朽化のため、水まわり全て交換した。また、当時の仕様なのか、床下・壁内・天井裏、どこにも断熱材が入っていなかったため、室内工事の内容を検討し、可能な限り取り付けることにした。この家のほとんどがシングルガラスのアルミサッシだったが、幸い内側に障子を設けてあり、このつくり方が断熱・遮熱効果として期待できると考え、このまま生かすことにした。

■新しい暮らしを支える建築空間を考える。
改修前は、当時主流だった北側に位置する狭くて暗い閉鎖的な台所・食堂と、南側に広く明るい居間がある古典的な間取り。そのふたつの空間をうまく繋げ、全体的に広く明るく楽しい空間にすることが若い家族には必要と考えた。ソファ付のリビングとして考えている南側の空間は、本格的な和の空間。既存建築をリスペクトして、うまく整え繋ぐことが私の仕事だ。連続する天井材を注意深く選定して、和の建築に洋の生活が混在できる新しい空間をつくり上げた。外構工事はこれから、造園家のご主人にバトンを渡し、コツコツとつくり込んでいく。これからの建築は、古いものを活かし新しいものへと繋げることが、強く求められる時代になるような気がしている。

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ナチュラル

2024/08/01

東京都 S様邸

土地を取得して住まいの新築を計画したお施主様。コロナ禍を経て新たな暮らしが求められる中、家族が楽しい時間を過ごせる住まいにしたいと考えていた。車好きなご自身のためのゆったりとしたビルトインガレージ゙はもちろん、トレーニングルーム、ゴルフレンジ、ホームシアターも計画。さらに最も力を入れたのは、お施主様がこよなく愛するポルトローナ・フラウをはじめとする、イタリアンモダンデザインの家具や照明などを取り入れながら、美しくコーディネートされたLDKをつくりあげることだった。またLDKから続くアウトドアリビングも配置し、自宅にいながらリゾート気分を満喫できる空間が誕生した。そんなリゾートのような暮らしを実現するために、洗面所やトイレの水まわり設備は、セラトレーディングが取り扱う世界のブランドアイテムの中から選定した。

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アーバン

2024/05/07

広島県 厳島いろは

宮島フェリー乗り場から徒歩5分、表参道商店街に入ってすぐ、厳島神社まで徒歩7分という好立地に位置する厳島いろは。大鳥居を望む海側と弥山へとつながる山側の自然豊かな景色が、街と宿と海をつないでいる。1階はロビーに使われていた場所をレストランに改修し観光地の喧騒から離れたフレンチベースのジャンルレス料理が味わえる場所へと生まれ変わった。天井は瀬戸内の海に見立てた左官で仕上げている。中庭とホテルレストランの間に新設したバーのカウンターは、厚み60mm 長さ8mにもおよぶウェンジ材の一枚板で製作。切石で積まれた庵治石を背に料理人が調理をする様を堪能できる。鈍く光る庵治石と一枚板のカウンターが料理を引き立たせる、居心地の良い空間になった。

2階はラウンジと客室を改修した。3室ある客室は露地を持つ和室へと生まれ変わった。3、4階の客室は既存を残しつつ水まわりを改修。それぞれ違う色の施釉タイルを使い静寂に包み込まれるような浴室となった。

また4階では、海側と山側の客室を1部屋ずつ滅築し、ゆったりと過ごせるスイートルームにリノベーションした。

「スイート 海」からは大鳥居を眺めることができ、水平に連続する窓からは沈んでゆく夕陽を望む。この黄昏の光は黄金色に輝き、室内は一瞬にして光影に包み込まれ静寂な海と向き合う。そして非日常の世界へと引き込まれる。

「スイート 山」は太古から残された弥山の原始林と宮島の発展と共に歩んできた商いのにぎやかさを重ねながら楽しむことができる、宮島の自然と文化を感じる客室となった。

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和モダン

2024/01/09

千葉県 金谷の別荘

広葉樹と針葉樹がバランスよく織りなす自然あふれる山々を借景に、正面には金谷の海と大きな富士の山が望める高台という手つかずの別荘地との出会いから、このプロジェクトが始まった。

広大な自然の景色の中では多少の不便ささえも楽しめる、という遊び心ある施主のリクエストから、各室を分離した4棟建てで構成されたセカンドハウスが完成した。シンプルな外観はリゾートホテルのヴィラを彷彿とさせる佇まいとなった。

8帖のユニット空間を基本モジュールとして各棟を設計し、離れのような非日常感を演出。大きなテラスにプールを設えたメイン棟のLDKは26帖の吹き抜け大空間とすることで迫力のある借景を取り込む。
メイン棟と16帖のピロティを挟んで、プライベートな空間としてのゲストルーム棟は、大人がゆったりとくつろぐ場所としてホテルライクにデザインした。
絶景を余すことなく取り入れるよう、トイレ棟と浴室棟は建物のレベルを下げて眺望を確保している。

TIMBER YARDが提案する上質な素材を使用したオーダーメイドのオリジナルデザイン、国内外からセレクトされた一流の設備やインテリアが融合したラグジュアリーなセカンドハウスが完成した。

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2023/12/01

東京都 まちと公園を纏う家

旗竿地における、周辺環境に接続する建ち方

計画地は都内有数の大きな公園を抜けた先にある、建蔽率40%、容積率80%の低密な住宅地。邸宅の生垣や庭木の緑豊かな景観が連続し、時折小さなカフェやギャラリーが入り混じる。自邸を計画していた私たち夫婦は、都内でありながら緑に恵まれ、ゆったりとした時間が流れる辺りの空気感を気に入り、まちと公園の気配を内から感じ取れるような住まいをつくりたいと考えた。
巡り合った土地は、北東向きの旗竿地。初めて計画地を訪れた際、長手方向に並列する隣地南庭の緑と、満開に咲き誇る寒梅が輝いていた。活用のし難さから敬遠されがちな敷地条件であるが、ゆったりとした周辺環境を活かす構成を採ることで、20mという敷地の奥行きも相乗し、敷地面積以上に広がりのある豊かな居住空間を獲得できると考えた。
公園側からのアプローチを迎え入れるよう、敷地の奥にL型のヴォリュームを配置。
生活に必要な機能を有する5層の矩形スラブを半階ずらしたスキップフロアとし、視線や光、風の抜けを確保した。
L型スキップフロアが囲む三角形のコモンスペース「さんかくコモン」は、ポーチ、ダイニング、ルーフテラスから成り、接道面に対し50度回転し斜めに構える東向き立面とした。接道面からの立面はBIMを用いて定点検証しスタディを進め、来訪者をかしこまらずに迎え入れる構えがこの旗竿地に建つ建築のふるまいとしてしっくりときた。今後、まちに「参画」する場として、小さな演奏会やマルシェなど友人知人が集う場に育てていきたい。
木製の大開口を通し、四季折々に変化する庭木の借景や朝陽を内部空間に取り込み、隣接する住宅との正対した見合いを避けている。
「さんかくコモン」が公と私の空間に介在する余白としてあることで、周辺環境との繋がりや光環境が異なる小さな居場所が5層の各所に生まれている。

コロナ禍を経て、働く、集うなど住まいの機能は以前より多様化した。時に応じ移り変わる使い方に合わせ、周辺環境を含む住まいの内外で最適な居場所を選択する毎日が、私たちはとても楽しい。

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2023/11/01

山梨県 F邸別荘

富士山を臨む大自然に佇むキャビン・ログハウス風の別荘を、木やメタル素材を使いながら、インダストリアルでモダンなインテリアへリノベーションした。既存の間取りでは10畳あった和室部分を6畳の小上がり畳スペースへ縮小し、拡張したLDKの一角には、庭や富士山が見える窓辺にワークスペースを設けた。外の景色を眺めながらのんびり料理を愉しめるように、キッチンのレイアウトを変更。奥まった場所にあった壁付けのキッチンを、対面式のL型へ造り替えた。また、モールテックスで仕上げ、重厚感のあるキッチンとした。ダイニング側のリビング収納は扉寸法を工夫して、アクセントウォールにもなるよう設計した。廊下からLDKにつながる建具をガラスにし、天井をひとつづきに見せることで抜け感を演出。前オーナーから引き継いだ暖炉は、使い込まれたアンティーク感とレンガの風合いが希望のインテリアに馴染みそうだったため、そのまま活かすことに。暖炉もまだまだ現役として使用でき、設備としても戦力となった。洗面台もキッチン同様モールテックス仕上げにし、シンプルでスタイリッシュな雰囲気に合うセラトレーディングの洗面器を選定。この別荘で施主は、リモートオフィスとして活用したり、週末は家族や犬とのんびり余暇を過す。暖炉に薪をくべたり、景色を眺めながらじっくりと低温調理に向き合ったり。都会の喧騒から離れ、ワイングラスを傾けながらゆっくり過ごす。スローライフを愉しむ大人たちの隠れ家だ。

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その他

2023/10/02

栃木県 House in Tochigi

区画整理された郊外の住宅街の角地に建つこの住宅は、求められた床面積に対して敷地が十分にあった。
また、クライアントからの要望は唯一「重厚感があって、非日常を味わえる建物」にして欲しいとのことだった。

まず、敷地の大きさを考え、建築と庭が一対の関係である『庭付きの住宅』とは違い、建築や外構と、敷地の余白の関係性が豊かになる住宅にしようと考えた。
そこで建物は、部屋の特性や近隣との見合いを考慮して配置を始めた。建物の輪郭が生まれると同時に浮かび上がってくる余白のスペースと豊かな関係を築けるよう綱引きをし、変則的なH型平面に着地した。
そこで生まれた大小さまざまなスペースが庭となり、それぞれ違う性格が与えられた。

また、要望にあった「重厚感」や「非日常」に対しては、どっしりと構えた中に、どこか歪められた設えを用いたいと考えた。
例えば、庭の大きな円弧のアプローチを歩いて行った先にある、高さ3mを超える玄関扉、暗いホールの先にある階段の上から、陽の光が燦燦と降り注ぐトップライトなど。
重さや軽さ、住宅のスケールや明暗に、歪みや強弱を与えるような仕掛けを散りばめた。

この住宅は、性格の違った庭や周辺の山々の景色を存分に取り込み、部屋を移動するたびに別世界のごとく感じ、それと同時に存在する、少し歪められた非日常の設えの連続が、新たな日常へと誘ってくれる。

新築

戸建

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ナチュラル

REFERENCE 参考事例ー海外編ー

あの有名ホテルにも!「ボラ」の水まわり商品は
世界各国で採用されています。
ご旅行やご出張の際には、
水まわりにも注目してみませんか?

ホテル アレックス レイク チューリッヒ(スイス)
Hotel Alex Lake Zürich

ホテル アレックス レイク チューリッヒ(チューリッヒ,スイス)

The Park Hyatt Seoul

ザ パーク ハイアット ソウル(ソウル,大韓民国)

Armani Hotel Dubai

アルマーニ ホテル ドバイ(ドバイ,アラブ首長国連邦)

ブランド紹介動画

DESIGNERS このブランドに関連する
デザイナー

Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)

建築家やデザイナーとしてハンス・ウェグナーやフィン・ユールと共にデンマークのデザインを世界中に広めた代表的人物。優れたデザインの家具や建築物を創造し、数多くの賞やメダルを受賞。ヤコブセンの代表的な作品には、スワンチェア、セブンチェア、3300シリーズ、その他多数の金字塔とも呼ぶべき、優れたデザインの家具があります。

ショールームのご案内

海外の水まわりデザインに触れて感じていただけるショールームです。

カタログ

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よくあるご質問

水まわり商品に関して、よくいただく質問をまとめています。

こだわりの品質

「DESIGN」「QUALITY」「AFTER SERVICE」の3つを柱に、上質な生活空間を彩る商品をご提供します。